Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードの損益分岐点は本当に200万円?
Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードって、
ポイント還元率が高いから上手く使えば、もっと損益分岐点は低くないの?
この記事では、Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードの実際の損益分岐点を解説します。
他サイトをみると、通常利用の1%と100万円利用ごとのボーナスポイント(+10,000円分)を考慮し、獲得ポイントが合計40,000円分となる「利用額200万円」を損益分岐点と紹介するサイトが多いです。
さらに、多くが「1年間だけでの損益分岐点」の試算になっていることが多くあまり参考にならないと思います。
そこで、この記事では単年での損益分岐点に加えて、3年間利用した際の損益分岐点を「クレカ積立利用額別」「ポイント還元率別」の計8条件で解説します。
Olive プラチナプリファードを持つからには、クレカ積立など含めて、数年間の利用を考えている方も多いと思います。
この記事を書いている人
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- 名前 :おむこ 30代
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- 職業 :現役大手銀行員 総合職10年以上
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- 業務 :個人の資産運用・保険・投資信託・税金対策などのコンサル業務
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- 資格 :FP1級、宅建など多くの金融系資格を保有
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- カード:Oliveフレキシブルペイ ゴールド、など
※ 損益分岐点の試算は、2024/1/1~2024/4/21までのキャンペーンを考慮した値となります
※ クレカ積立の毎月の積立額の上限は5万円。クレカ積立での投資金額はプラチナプリファードの新規入会&利用特典、継続特典の付与条件であるご利用金額の集計対象とはなりません。
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※最大29,600円相当は最上位クレジットカードでのお取引が対象になります ※2025/2/2まで
Olive プラチナプリファードの損益分岐点|まとめ表
Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードの損益分岐点は以下の通りになります。
➡︎ Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードの公式サイト
33,000円(税込)の年会費が必要となります。そこを考慮して、3年間利用した時のOlive プラチナプリファードの損益分岐点は、以下の表のとおりです。おおよそ100万円以下となりそうです。
* 損益分岐点まとめ表|Oliveプラチナプリファードを3年間使用時
[万円/年] | 実質還元率 1.5% | 実質還元率 2.0% | 実質還元率 2.5% | 実質還元率 3.0% |
---|---|---|---|---|
クレカ積立 0万円/月 | 100 | 〜80 | 〜70 | 〜60 |
クレカ積立 1万円/月 | 〜70 | 〜50 | 〜40 | 〜35 |
クレカ積立 3万円/月 | 17 | 17 | 16 | 〜16 |
クレカ積立 5万円/月 | 0 | 0 | 0 | 0 |
※ 実質還元率:通常利用(1%還元)+特約店(+1%~14%還元)+対象のコンビニ・飲食店(最大20%還元)の平均値
「クレカ積立を利用しているか」「特約店や対象のコンビニ・飲食店の利用頻度・金額」でどこまで損益分岐点を下げることができるかが重要です。
それでも、著者実績ベースで試算すると、3年間所有した場合のOlive プラチナプリファードの損益分岐点は「100万円以下」となります。
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【著者実績】プラチナプリファードの実質ポイント還元率
では、プラチナプリファードの実質ポイント還元率を著者実績で紹介します。
実質のポイント還元率とは、「特約店(+1%~14%還元)、対象のコンビニ・飲食店(最大20%)、通常利用(1%)」でトータル平均したらどれぐらいの還元率なのかになります。
※ 対象のサービスのご利用状況に応じて、対象のコンビニ・飲食店でのご利用時に、通常のポイント分を含んだ最大20%ポイントが還元されます。
※ 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※ ポイント還元率の合算は、複数のVポイントアッププログラムの条件を達成した場合、20%を超える事がございますが、景品表示法の定めに基づき、実際にポイントアップされる還元率の上限は20%までとなります。
※ ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
プラチナプリファードを1年間使用した著者実績
私は、三井住友カード プラチナプリファードを利用しています。特約店などの還元率は、Olive プラチナプリファードでも変わりませんので、私が実際にプラチナプリファード使用した際の実績を紹介します。
結論、わたしが1年間使用した結果、プラチナプリファードの実質ポイント還元率は「3.48%」となりました。
※ 著者は三井住友カード プラチナプリファードとOliveフレキシブルペイ一般を所有しており、三井住友カード プラチナプリファードにもOliveフレキシブルペイと同じ対象のコンビニ・飲食店の還元率が適用されています(11%)
これは、キャンペーンやクレカ積立は含まれません。
ちなみに、キャンペーンやクレカ積立のポイントを含めると「6.425%」となりました。※ 三井住友カード プラチナプリファード使用実績なので特典内容が異なります
単純に200万円が損益分岐点じゃない
他サイトをみると、通常利用の1%と100万円利用ごとのボーナスポイント(+10,000円分)を考慮し、獲得ポイントが合計40,000円分となる「利用額200万円」をプラチナプリファードの損益分岐点と紹介するサイトが多いです。
しかし、この値は実際の利用状況とは少し異なった試算となっています。
Olive プラチナプリファードは、特約店や対象のコンビニ・飲食店でのポイント還元率が高いため、実質のポイント還元率は1%を超えます。
著者実績からメインカードとして利用した場合、低く見積もっても2-3%程度のポイント還元率になると思います。(著者実績では3.48%+クレカ積立&特典での付与ポイント)
それを考慮すると、年間100万円の利用だとしても「3万円-4万円程度分」のポイントを獲得できる計算になるので、Olive プラチナプリファードの実際の損益分岐点はもっと低い金額になります。
➡︎ Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードの公式サイト
以降、各条件での損益分岐点を解説していきます。ご自身の利用状況に近い条件で確認してみてください。
- 損益分岐点②|クレカ積立無し(3年間使用した場合)
- 損益分岐点④|クレカ積立1万円/月(3年間使用した場合)
- 損益分岐点⑥|クレカ積立3万円/月(3年間使用した場合)
- 損益分岐点⑧|クレカ積立5万円/月(3年間使用した場合)
損益分岐点①|クレカ積立無し(3年間使用した場合)
Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードですが、3年間使用すると、2年目・3年目にはもちろん年会費33,000円(税込)が必要となってきます。
単純に66,000円を支払うことになりますが、もちろん損益分岐点には大きく影響します。
その場合の3年間でのトータルの損益分岐点を確認します。クレカ積立はなしです。
この場合、2年間での年会費66,000円分を取り返すには、おおよそ100万円の年間利用が必要となります。
仮に、特約店・通常利用などのトータルのポイント還元率を低めの「1.5%」と設定した場合、年間99万円の利用では3年間でマイナスとなりますが、100万円の利用があればボーナスポイント(+10,000円分)のおかげでプラスに転ずることが可能です。
* 損益分岐点②|クレカ積立無し(3年間利用)
獲得 ポイント数 | 実質還元率 1.5% | 実質還元率 2.0% | 実質還元率 2.5% | 実質還元率 3.0% |
---|---|---|---|---|
年間利用額 1万円 | -65,550 | -65,400 | -65,250 | -65,100 |
年間利用額 17万円 | -38,350 | -35,800 | -33,250 | -30,700 |
年間利用額 40万円 | -28,000 | -22,000 | -16,000 | -10,000 |
年間利用額 99万円 | -1,450 | 13,400 | 28,250 | 43,100 |
年間利用額 100万円 | 29,000 | 44,000 | 59,000 | 74,000 |
年間利用額 200万円 | 104,000 | 134,000 | 164,000 | 194,000 |
年間利用額 400万円 | 354,000 | 314,000 | 374,000 | 434,000 |
特約店などをうまく利用し、還元率が2.0%以上となれば、50-80万円/年程度の利用でも元を取れますが、プラスとなる額はそれほど大きくありません。
なので、クレカ積立を利用しない方でOlive プラチナプリファードの利用を検討している方は損益分岐点を「年間100万円」を一つの基準と考えると良いでしょう。
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損益分岐点②|クレカ積立1万円/月(3年間使用した場合)
年会費分を取り返すには、おおよそ60-70万円の年間利用が損益分岐点となります(トータルのポイント還元率が1.5%の場合)。還元率をもっと高めることができれば、損益分岐点も下がってきます。
* 損益分岐点④|クレカ積立1万円(3年間利用)
獲得 ポイント数 | 実質還元率 1.5% | 実質還元率 2.0% | 実質還元率 2.5% | 実質還元率 3.0% |
---|---|---|---|---|
年間利用額 1万円 | -47,550 | -47,400 | -47,250 | -47,100 |
年間利用額 17万円 | -20,350 | -17,800 | -15,250 | -12,700 |
年間利用額 40万円 | -10,000 | -4,000 | 2,000 | 8,000 |
年間利用額 99万円 | 16,500 | 31,400 | 46,250 | 61,100 |
年間利用額 100万円 | 47,000 | 62,000 | 77,000 | 92,000 |
年間利用額 200万円 | 122,000 | 152,000 | 182,000 | 212,000 |
年間利用額 400万円 | 272,000 | 332,000 | 392,000 | 452,000 |
もし特約店などをうまく利用し、還元率が2.0%以上となれば、30-60万円/年程度の利用でも元を取れますが、プラスとなる額はそれほど大きくありません。
クレカ積立1万円の場合、年60万円(月5万円)の利用でおおよそ1-2万円分程度のプラスになるという結果になります。年間利用がもっと多くなればなるほど、プラス額は大きくなっていきます。
クレカ積立1万円を検討している方は、プラチナプリファードの利用を検討している方は損益分岐点を「年間60万円(月5万)」を一つの基準と考えると良いでしょう。
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損益分岐点⑥|クレカ積立3万円/月(3年間使用した場合)
クレカ積立3万円を予定していて、3年間利用した場合を確認します。年会費を取り返すには、おおよそ20万円の年間利用が必要となります。
* 損益分岐点⑥|クレカ積立3万円(3年間利用)
獲得 ポイント数 | 実質還元率 1.5% | 実質還元率 2.0% | 実質還元率 2.5% | 実質還元率 3.0% |
---|---|---|---|---|
年間利用額 1万円 | -11,550 | -11,400 | -11,250 | -11,100 |
年間利用額 17万円 | 15,650 | 18,200 | 20,750 | 23,300 |
年間利用額 40万円 | 26,000 | 32,000 | 38,000 | 44,000 |
年間利用額 99万円 | 52,550 | 67,400 | 82,250 | 97,100 |
年間利用額 100万円 | 83,000 | 98,000 | 113,000 | 128,000 |
年間利用額 200万円 | 158,000 | 188,000 | 218,000 | 248,000 |
年間利用額 400万円 | 308,000 | 368,000 | 428,000 | 488,000 |
クレカ積立3万円の場合、それだけで年間獲得ポイントが18,000円分になり、3年間で54,000円分となります。そこに、初年度に17万円以上の利用で20,000円分獲得の特典があるので、それだけで、損益的にはプラスとなります。
つまり、Olive プラチナプリファードでクレカ積立3万円の利用予定がある方は、初年度に入会特典をきっちり獲得できれば、元を取れる計算になります。
毎月の利用額でいうと、次年度以降も「1-2万円/月」の利用+クレカ積立3万円で損益分岐点を超えることが可能となります。
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損益分岐点⑧|クレカ積立5万円/月(3年間使用した場合)
最後に、クレカ積立5万円を予定していて、3年間利用した場合を確認します。この場合、クレカ積立で獲得できるポイントだけで、年会費を取り返すことが可能です。
* 損益分岐点⑧|クレカ積立5万円/月(3年間利用)
獲得 ポイント数 | 実質還元率 1.5% | 実質還元率 2.0% | 実質還元率 2.5% | 実質還元率 3.0% |
---|---|---|---|---|
年間利用額 1万円 | 24,450 | 24,600 | 24,750 | 24,900 |
年間利用額 17万円 | 51,650 | 54,200 | 56,750 | 59,300 |
年間利用額 40万円 | 62,000 | 68,000 | 74,000 | 80,000 |
年間利用額 99万円 | 88,550 | 103,400 | 118,250 | 133,100 |
年間利用額 100万円 | 119,000 | 134,000 | 149,000 | 164,000 |
年間利用額 200万円 | 194,000 | 224,000 | 254,000 | 284,000 |
年間利用額 400万円 | 344,000 | 404,000 | 464,000 | 524,000 |
つまり、クレカ積立5万円/月だけで損益分岐点はクリアとなり、毎月の利用額はゼロでも問題ないということになります。。
もし日常の買い物や、特約店・対象のコンビニ・飲食店などを利用していくと、その分プラス額はどんどん大きくなります。
仮に、クレカ積立5万円に加えて、月の利用額5-10万円あると、3年間でのプラス分は8-15万円となり、1年平均でも2-5万円分お得に利用することが可能となります。
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Olive プラチナプリファードの損益分岐点の比較
Olive プラチナプリファードの損益分岐点をここまで解説しましたが、三井住友カード プラチナプリファードの損益分岐点とは差があるのでしょうか。
* クレカ積立3万円/月|損益分岐点
※ 実際の利用状況に応じて変化するので参考値
これを見ると、あまり差はないことがわかります。
詳しくは、Olive プラチナプリファードと三井住友カード プラチナプリファードの比較記事にまとめているので、気になる方はそちらを参考にしてみてください。
Olive プラチナプリファードの入会方法・キャンペーン
Olive プラチナプリファードの損益分岐点は思っていたほど高くないことがわかりました。特にクレカ積立を利用すればするほど、損益分岐点は下がってきます。
もしクレカ積立を前向きに検討していた方は、ぜひOliveフレキシブルペイ プラチナプリファードを利用してみましょう。
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※ 対象のサービスのご利用状況に応じて、対象のコンビニ・飲食店でのご利用時に、通常のポイント分を含んだ最大20%ポイントが還元されます。
※ 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※ ポイント還元率の合算は、複数のVポイントアッププログラムの条件を達成した場合、20%を超える事がございますが、景品表示法の定めに基づき、実際にポイントアップされる還元率の上限は20%までとなります。
※ ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
新規入会&利用特典は、条件を満たせば、17万円の利用で20,000円分のポイントを獲得することが可能なので、ぜひこの機会を逃さないようにしましょう。
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Olive プラチナプリファードの新規入会&利用特典
Oliveフレキシブルペイプラチナプリファードの新規入会特典は、3つの項目があり全て達成した場合は最大29,600円相当のポイント付与を受けることができます。
新規入会特典で29,600円相当のポイントを獲得するためには、SBI証券の新規口座開設、株式購入、クレカ積立なども必要になります。こちらの29,600円相当の入会特典に加えて、入会後3ヶ月後末までに40万円以上の利用でさらに40,000円相当のポイントを獲得することができます。
カード利用だけの場合、付与されるポイントは最大53,000円相当となります。(Olive入金特典+スマホタッチ決済利用特典+40万円利用特典)
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まとめ|Olive プラチナプリファードの損益分岐点は意外に低い
Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードの損益分岐点を計8条件で解説しました。
* 損益分岐点まとめ表|Oliveプラチナプリファードを3年間使用時
[万円/年] | 実質還元率 1.5% | 実質還元率 2.0% | 実質還元率 2.5% | 実質還元率 3.0% |
---|---|---|---|---|
クレカ積立 0万円/月 | 100 | 〜80 | 〜70 | 〜60 |
クレカ積立 1万円/月 | 〜70 | 〜50 | 〜40 | 〜35 |
クレカ積立 3万円/月 | 17 | 17 | 16 | 〜16 |
クレカ積立 5万円/月 | 0 | 0 | 0 | 0 |
➡︎ Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードの公式サイト
一般的に、200万円前後と解説されることが多いOlive プラチナプリファードの損益分岐点ですが、詳細を詰めていくと、思っていたほど損益分岐点は高くないことが分かります。
クレカ積立を行えば損益分岐点は年間数十万円、クレカ積立を最大限の5万円/月行えば、日々の利用がなくても3年間はプラスで保有することが可能です。
現在、Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードでは最大69,600円相当の新規入会&利用キャンペーンが開催されています。
損益分岐点以上の利用予定がある方は、この機会に、Olive プラチナプリファードを利用してみてはいかがでしょうか。
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※最大29,600円相当は最上位クレジットカードでのお取引が対象になります ※2025/2/2まで