2022年12月11日より、SBI証券はクレカ積立のポイント付与率を現行の最大2.0%から最大5.0%に引き上げすることが決まりました(※1)。
この記事では、5.0%のポイント付与の対象カードやカードの年会費を払ってでも元を取れるのかなど、詳しく解説しています。
※1 毎月の積立額の上限は5万円。三井住友カードつみたて投資のご利用金額はプラチナプリファードの新規入会&利用特典、継続特典の付与条件であるご利用金額の集計対象とはなりません。
今回の改定により、クレカ積立で年間最大30,000円相当のポイント付与を受けられることになります。
SBI証券でつみたて投資を行なっている方、すでにクレカ積立を利用している方はこの記事を読んで改定内容を確認してください。
期間:2024/4/22〜2024/6/30
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おむこ
SBI証券クレカ積立ポイント付与率変更内容
2022年12月11日よりSBI証券のクレカ積立のポイント付与率が一部改定することが決まりました。
三井住友カード プラチナプリファードのクレカ積立ポイント付与率が従来の2.0%から5.0%に引き上げされます。
毎月の投資信託の積立金額に対して5.0%のポイントが付与されるため、かなり魅力的な条件といえます(※1)。
他のクレカ積立対象カードの条件は?
今回、ポイント付与率の改定対象は「三井住友カード プラチナプリファード」に限ります。
その他のカードのポイント付与率は以下の通りです。
三井住友カード プラチナプリファード | 三井住友カード ゴールド(NL) | 三井住友カード (NL) | |
年会費 | 33,000円(税込) | 5,500円(税込) (※2) | 年会費永年無料 |
従来 ポイント付与率 | 2.0% | 1.0% | 0.5% |
2023年1月〜 ポイント付与率 (※1) | 5.0% | 1.0% | 0.5% |
※2 年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料。年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は三井住友カードのホームページを必ずご確認ください
クレカ積立で貯まるポイント額や年会費を踏まえたおすすめのカードについては、後半で詳しく紹介します。
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クレカ積立のポイント5.0%付与の対象カードは?
クレカ積立のポイント付与率5.0%の対象カードは、三井住友カード プラチナプリファードのみになります。
三井住友カード プラチナプリファードとは?
今回クレカ積立のポイント付与率が5.0%に改定となる「三井住友カード プラチナプリファード」とはどのようなカードなのでしょうか。
三井住友カードの紹介文では下記のように表現されています。
サービスはシンプル、リワードはリッチに。
日常も非日常も、この1枚で身軽にスマートに過ごせるポイント特化型の新しいステイタスカード
三井住友カード公式サイト
プラチナプリファード 特典内容
三井住友カード プラチナプリファードは、プラチナカードに付帯されることの多い「旅行」や「食事」のサービス、「コンシェルジュサービス」などを削ぎ落としたシンプルなステイタスカードと言えます。
買い物で貯まるポイントは、通常のプラチナカードと同等で100円につき1ポイントが貯まる仕組みになっています。
さらに、プリファードストアといわれる特約店での利用の場合は、最大15%のポイント還元を受けることができます。
対象のコンビニ・飲食店でのスマホのタッチ決済でポイント最大7%還元(※4)となっています。
ちなみに、年会費は他のプラチナカードよりも割安となっています。
同じく三井住友カードが発行する三井住友カードプラチナの年会費が55,000円(税込)なのに対し、プラチナプリファードカードの年会費は33,000円(税込)となっています。
ポイントはしっかり貯めたいけれど過度なサービスは不要!という方向けの
ステイタスカードです
プラチナプリファード 基本情報
三井住友カード プラチナプリファード | |
お申し込み 対象 | 原則として、満20歳以上で、 ご本人に安定継続収入のある方 |
年会費 | 33,000円(税込) |
家族カード 年会費 | 無料 |
旅行 傷害保険 | 最高5,000万円の海外・国内旅行傷害保険 (利用付帯) |
ショッピング 補償 | 年間500万円までのお買物安心保険 |
ポイント サービス | 【通常のカード利用】 ご利用金額100円(税込)につき1ポイント 【SBI証券クレカ積立】 積立金額に対して5.0% 【プリファードストア(特約店)】 ご利用金額100円(税込)ごとに プラス1〜14ポイントをプレゼント 他 |
国際ブランド | Visa |
SBI証券のクレカ積立で得られるポイント額
クレカ積立で得られるポイント額は?
今回のクレカ積立のポイント付与率の改定で得られるポイント額を投資金額ごとにまとめると以下の通りです。
年間ポイント付与額(1P=1円で計算)
三井住友カード プラチナプリファード 5.0% | 三井住友カード ゴールド(NL) 1.0% | 三井住友カード (NL) 0.5% | |
積立金額 月50,000円 (年間60万円) | 30,000円 | 6,000円 | 3,000円 |
積立金額 月33,333円 (年間40万円) | 20,000円 | 4,000円 | 2,000円 |
積立金額 月10,000円 (年間12万円) | 6,000円 | 1,200円 | 600円 |
SBI証券のクレカ積立は、ポイント付与の積立上限金額が月50,000円が上限のため、最大で年間30,000円のポイント付与を受けることができる計算になります。
三井住友カード ゴールド(NL)や三井住友カード(NL)のポイント付与額と比較すると、年間で得られるポイント差は歴然です。
NISAもポイント付与の対象なのか?
クレカ積立は、NISAの積立投資枠での買付も対象となっています。
また、NISAの成長投資枠を使ってのクレカ積立の場合もポイント付与の対象となっています。
現状、クレカ積立の積立可能金額は、月5万円までとなっているので、その点だけは注意が必要です。
クレカ積立で貯まったポイントの使い道は?
クレカ積立で貯まるVポイントは、1ポイント=1円としてカードの請求額の支払いに充てたり、買い物時に利用することができます。
また、SBI証券でVポイントを投資を行うこともできます。
貯まったポイントを1円から無駄なく使えるのもVポイントのメリットといえます。
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プラチナプリファードでクレカ積立を利用するメリットはあるのか
年会費を払ってプラチナプリファードで
クレカ積立を利用するメリットはあるの?
クレカ積立のポイント付与率が5.0%とはいえ、年会費が33,000円(税込)の「三井住友カード プラチナプリファード」でクレカ積立を行うメリットはあるのでしょうか(※1)。
三井住友カード プラチナプリファードでクレカ積立を行なった場合、得られるポイント額は年間最大30,000円相当です。
クレカ積立で得られるポイント額よりも年会費の方が上回るため、三井住友カード プラチナプリファードを保有するメリットはないように思う方も多いのではないでしょうか。
しかし、三井住友カード プラチナプリファードの新規入会特典や通常のカード還元率などを勘案すると、クレカ積立を利用する人であればプラチナプリファードのメリットを十分享受できる計算になります。
新規入会特典で最大62,600円相当のポイント獲得のチャンス
現在、三井住友カード プラチナプリファードは新規入会キャンペーンを実施しています。
新規入会 & カード利用 & SBI証券の口座開設+対象取引で最大62,600円相当のポイントを獲得することができます。
最大ポイントの獲得条件は以下の通りです。
カード取引だけの場合でも最大50,000円相当のポイントを獲得することができるため、2年分の年会費を十分取り返せる特典内容になっています。
【特典①】
40万円以上のカード利用 40,000ポイント付与
【特典②】
新規入会&スマホのタッチ決済3回ご利用 最大10,000ポイント付与
(2024年4月21日〜2024年6月30日)
【特典③】
SBI新規口座開設+取引キャンペーン 最大12,600ポイント付与
(2024年1月1日〜)
カード利用に関する条件を達成し、さらにSBI証券の口座開設、クレカ積立の設定、対象の証券取引を行えば、最大62,600円相当のポイントを獲得することができます。
まだSBI証券の口座を保有していない方は、三井住友カード プラチナプリファードを先に申し込み、カードのキャンペーン特典を利用してSBI証券の口座開設を行うようにしましょう。
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クレカ積立+カード利用で年間10万円相当のポイント獲得も可能
新規入会キャンペーンを利用して三井住友カード プラチナプリファードに入会した場合の初年度のポイント還元額の目安は以下の通りです。
通常のカードの利用とクレカ積立のポイントを合算すると、年間数十万円のポイント還元を受けることも夢ではありません。
年間ポイント還元額目安
新規入会キャンペーン利用(50,000P付与)+カード継続時のボーナスポイント適用(100万円につき10,000P)
カード利用額 年50万円 (月約4.2万円) | カード利用額 年100万円 (月約8.3万円) | カード利用額 年150万円 (月約12.5万円) | カード利用額 年200万円 (月約16.6万円) | |
クレカ積立 なし | 69,825P | 91,650P | 85,475P | 125,300P |
クレカ積立 年12万円 (月1万円) | 75,825P | 97,650P | 91,475P | 131,300P |
クレカ積立 年40万円 (月3.3万円) | 89,825P | 103,650P | 113,475P | 145,300P |
クレカ積立 年60万円 (月5万円) | 99,825P | 113,650P | 123,475P | 155,300P |
家族カードの申し込みでさらにポイント還元額アップ
三井住友カード プラチナプリファードは、無料で家族カードを作ることができます。
家族カードではクレカ積立の申込みはできませんが、カードの利用額に応じて付与されるポイント還元は家族カードでも同様の条件になっています。
家族のカード利用をプラチナプリファードカードに集約することで、大きなポイント還元を受けることも夢ではありません。
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プラチナプリファードでクレカ積立を利用する方法
最後に三井住友カード プラチナプリファードでSBI証券のクレカ積立を行う方法について紹介します。
ステップ① 三井住友カード プラチナプリファードカード入会
SBI証券のクレカ積立のポイント付与率が最も高い『三井住友カード プラチナプリファード』の新規申し込みの手順を紹介します。
三井住友カード プラチナプリファードは、クレカ積立対象の三井住友カードのなかで、唯一、クレカ積立のポイント付与率が5.0%のカードになります。申し込みの流れは、以下の通りです。
支払い口座の設定が必要になるため、お手元に銀行の口座番号などを用意して申し込みしましょう。
現在、三井住友カード プラチナプリファードはカードの新規入会&40万円以上の利用で、50,000円相当のポイント付与を受けることができます。
かなりお得なチャンスですので、ぜひこの機会を逃さず新規入会を行いましょう。
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ステップ② SBI証券口座開設
SBI証券の証券口座を保有していない場合は、SBI証券の口座開設が必要です。
SBI証券の口座は、年会費や口座管理料などの費用は一切かかりませんので、気軽に口座開設できるのが魅力です。
スマートフォンまたはPCと本人確認書類(免許証、マイナンバーカード等)を手元に用意しておけば、どこからでもすぐに口座開設を行うことができます。
下記ステップに沿って手続きを行えば、最短5分で口座開設が可能です。
現在、プラチナプリファードを新規入会後、三井住友カードのサイト経由でSBI証券の取引を行えば最大15,100円相当のポイントを獲得することができます。
プラチナプリファードの新規入会手続きが完了後、エントリーを行いSBI証券での取引を始めるようにしましょう。
ステップ③ クレカ積立設定
SBI証券の口座と三井住友カード プラチナプリファードが揃ったら、いよいよクレカ積立の設定です。
「クレジットカードの登録→クレカ積立の設定」という流れで手続きを進めます。
クレジットカードの登録
SBI証券公式サイトにログインし、クレジットカードの登録を行います。
「SBI証券WEBサイト>取引>投資信託>投信(積立買付)>クレジットカード>登録する」からクレジットカード登録画面へ移動。
▼
VpassID・パスワードでログインし、本人確認を行う。
▼
本人確認ができたカード番号、有効期限、セキュリティコードを入力して完了。
クレカ積立の設定方法
クレジットカードの登録が完了したら、クレカ積立の設定に移ります。
「当社WEBサイト>投信>銘柄検索・取扱一覧」などからクレカ積立したいファンドを選択。
▼
NISA預り、特定預り、一般預りで積み立てる場合は「積立買付」、つみたてNISA預りで積み立てる場合は「つみたてNISA買付」を選択。
▼
決済方法は「クレジットカード」を選択し、預り区分の選択、毎月の積立金額等を入力し、登録を完了。
上記の通り順番に進めていただければ、クレカ積立の登録は完了します。
一度、クレカ積立の設定を行なってしまえば、毎月、自動的にクレカ積立で投資が行われるので、余計な手間も発生しません。
クレカ積立を利用するだけで、年間最大30,000円相当のポイント付与を受けることができるので、利用しない他ありません。
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【まとめ】クレカ積立を利用するならプラチナプリファードは価値あり
今回のSBI証券のクレカ積立のポイント付与率の改定で、三井住友カード プラチナプリファードでの積立を検討される方は間違いなく増えるでしょう。
三井住友カード プラチナプリファードはクレカ積立のポイント付与率が5.0%と高いものの、年会費が33,000円(税込)かかるため、そこがネックといえます(※1)。
とはいえ、新規入会特典やカードのポイント還元の条件が良いため、クレカ積立を利用する方であれば、三井住友カード プラチナプリファードを保有する価値はあると思います。
年間ポイント還元額目安
新規入会キャンペーン特典 50,000P付与含む
カード利用額 年50万円 (月約4.2万円) | カード利用額 年100万円 (月約8.3万円) | カード利用額 年150万円 (月約12.5万円) | カード利用額 年200万円 (月約16.6万円) | |
クレカ積立 なし | 74,500P | 101,000P | 117,500P | 144,000P |
クレカ積立 年12万円 (月1万円) | 89,500P | 107,000P | 123,500P | 150,000P |
クレカ積立 年40万円 (月3.3万円) | 94,500P | 121,000P | 137,500P | 164,000P |
クレカ積立 年60万円 (月5万円) | 104,500P | 131,000P | 147,500P | 174,000P |
三井住友カード プラチナプリファードの新規入会特典を利用すれば、カード利用だけでも50,000円相当のポイント付与を受けることができます。
さらに、三井住友カード プラチナプリファードの新規入会後、SBI証券の新規口座開設を行う場合、最大62,600円相当のポイントを獲得することができます。(新規入会特典50,000円相当+SBI特典最大12,600円相当)
新規入会特典を活用して、お得に三井住友カード プラチナプリファードでクレカ積立を始めましょう!
【特典①】
40万円以上のカード利用 40,000ポイント付与
【特典②】
新規入会&スマホのタッチ決済3回ご利用 最大10,000ポイント付与
(2024年4月21日〜2024年6月30日)
【特典③】
SBI新規口座開設+取引キャンペーン 最大12,600ポイント付与
(2024年1月1日〜)
期間:2024/4/22〜2024/6/30
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ちなみに、クレカ積立での投資額が少なかったり、カードの利用頻度が少ない方は、いくらポイント付与額が大きいとは言え、三井住友カード プラチナプリファードを保有するメリットは少ないでしょう。
ステイタスカードが不要な方や積立金額が少ない方は、年会費永年無料の三井住友カード(NL)でのクレカ積立で十分でしょう。
お考えにあったクレジットカードを選んで、お得にクレカ積立を行いましょう。
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