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【ポイント還元最強】プラチナプリファードカードの損益分岐点は?年会費の元は取れるのか検証

この記事では、「プラチナプリファードカード」は本当にポイント面で優秀なカードなのか徹底検証しています。

プラチナプリファードカードは、通常の買い物時のポイント付与率が高いことに加えて、クレカ積立のポイント付与率5%ふるさと納税のポイント還元率5%など魅力的なポイントサービスを有するカードです。

とはいえ、年会費が33,000円かかるカードのため、年会費を上回るメリットがあるカードなのか気になっている方も多いと思います。

そこで、この記事では年間どれくらいの利用額であれば、ポイント面でメリットがあるのかシミュレーションを交えて紹介いたします。

この記事を読んでわかること
  • プラチナプリファードのポイント還元率
  • ポイント還元の特典がある特約店はどこなのか
  • プラチナプリファードで得られる年間ポイント額
  • プラチナプリファードは年間いくらの利用で元が取れるのか

この記事を書いている人
  • 31歳 大手金融機関総合職10年目
  • 個人顧客への資産運用、税金対策等のコンサルティング業務を担当
  • FP1級、宅建保有
  • 投資歴10年、保有資産は米国インデックス中心

プラチナプリファードカードとは

三井住友カード公式サイトより

三井住友カードが発行する「プラチナプリファードカード」はどのようなカードなのでしょうか。

公式サイトでは『ポイント特化型のプラチナカード』と紹介されています。

プラチナプリファードカードは、プラチナカードに付帯されることの多い「旅行」や「食事」のサービス、「コンシェルジュサービス」などを削ぎ落としたシンプルなステイタスカードと言えます。

肝心のカード利用時のポイント還元率は通常のプラチナクラスのカードを上回る内容となっています。

サービス内容が厳選されている分、プラチナプリファードの年会費は他のプラチナカードよりも割安となっています。

同じく三井住友カードが発行する三井住友カードプラチナの年会費が55,000円(税込)なのに対し、プラチナプリファードカードの年会費は33,000円(税込)となっています。

三井住友カード
プラチナプリファード
三井住友カード
プラチナカード
年会費33,000円55,000円
還元率1〜9%0.5〜5%
詳細はこちら詳細はこちら

プラチナプリファードのポイント還元率

プラチナプリファードカードのポイントサービスについて紹介します。

ポイント特化型のプラチナカード』と評されているだけあり、魅力的なポイント還元率のカードといえます。

プラチナプリファード ポイントサービス内容
  • カード利用時のポイント還元率1%
  • プリファードストア(特約店)での利用で最大10%のポイント還元
  • ポイントアップモール経由での買い物で最大+9.5%のポイント還元
  • クレカ積立のポイント還元率5%
  • ふるさと納税のポイント還元率5%
  • カード継続で最大40,000円相当のポイント付与あり
  • 当サイトからの新規入会特典で最大50,000相当ポイント付与あり

ちなみに、貯まったポイントは、1P=1円として買い物時に利用したり、カードの請求代金に充てることができます。

気軽に貯まったポイントを利用することができる点もプラチナプリファードカードの魅力です。

カード利用時のポイント還元率1%

プラチナプリファードのポイント還元率は1%となっています。

シルバーやゴールドクラスのカードの場合、ポイント還元率は0.5%程度というものが多いですが、プラチナクラスのカードということもあり1%という高還元のカードとなっています。

とはいえ、ポイント還元率が1%のカードは他でも存在するので、通常利用時のポイント還元1%だけでは、そこまで大きなアドバンテージとはいえません。

この後、紹介するプリファードストアの利用時のポイント上乗せを活用することで、他カードに比べて大きくポイントを積み上げることができる仕組みになっています。

プリファードストア(特約店)での利用で最大10%のポイント還元

プラチナプリファードカードの場合、プリファードストアと呼ばれる特約店でのカード利用時にポイント還元率の上乗せがあります。

プリファードストアでの利用であれば、最大で10%のポイント還元を受けることができます。

日頃、利用頻度の高いコンビニやドラックストア、カフェやファストフード店などのポイント還元率が高く設定されているため、うまく使いこなせば他のカードの倍以上のペースでポイントを貯めることができます

また、旅行予約や高速道路のETCの支払いなどのポイント還元率が高い点もプラチナプリファードの魅力です。

プリファードストア(特約店)一覧

通常還元率の1%に上乗せ

旅行予約サイト

一休ExpediaHotels.comYahoo!トラベル
+6%+9%+9%+2%

交通

ANAETCタクシーアプリ「GO」
+1%+2%+4%

コンビニエンスストア

セブンイレブンローソンセイコーマートポプラ
+4%+4%+4%+4%

他2店舗

カフェ・ファストフード

マクドナルドドトールコーヒーすき家エクセルシオールカフェ
+4%+4%+4%+4%
スターバックスモスバーガーファーストキッチンプロント
+1%+1%+1%+1%

他1店舗

ファミリーレストラン

サイゼリヤココスはま寿司かっぱ寿司
+4%+4%+4%+4%
ガストバーミヤンしゃぶ葉ジョナサン
+4%+4%+4%+4%

他12店舗

ドラッグストア

マツモトキヨシココカラファインクスリのアオキ
+1%+1%+1%

他6店舗

百貨店

阪急百貨店阪神百貨店
+2%+2%

ライフスタイル

蔦屋書店GDOゴルフダイジェスト
+2%+2%

スーパーマーケット

京王ストア京急ストアライフ万代
+1%+1%+1%+1%
イズミヤ阪急オアシスコープフレスコ
+1%+1%+1%+1%

他31店舗

ポイントアップモール経由での買い物で最大+9.5%のポイント還元

先に紹介したプリファードストア(特約店)での利用特典に加え、ネットショッピングの際もポイント還元率の上乗せがあります。

ポイントアップモールを経由してネットショッピングを行うことで最大+9.5%のポイント還元を受けることができます。

楽天市場やAmazon、百貨店や家電量販店、ファッションブランドなど幅広いサイトがポイント還元率の上乗せ対象となっています。

クレカ積立のポイント還元率5%

2022年12月より、プラチナプリファードカードを利用したクレカ積立のポイント付与率が従来の2%から5%に引き上げられました。

SBI証券のクレカ積立とは、投資信託の積立投資をクレジットカード払いで行うことができるサービスです。

毎月の投資信託の買付をカード経由で行うことで、買付金額に対して5%のポイントが付与されます。

例えば、投資信託に毎月5万円積立する場合、年間で3万円相当のポイント付与を受けることができます。

投資信託の買付をカード払いにするだけで、毎月ポイント付与を受けることができるので、積立投資を行う方は必ず利用したいサービスです。

ちなみに、つみたてNISAでの投資もクレカ積立の対象となっていますので、NISA制度を利用して積立投資をお考えの方もぜひクレカ積立を選択するようにしましょう。

ふるさと納税のポイント還元率5%

プラチナプリファードふるさと納税サイトのポイント還元率が高い点も特徴です。

大手ふるさと納税サイト2社でプラチナプリファードを利用した場合のポイント還元率は5%となっています。

毎年のふるさと納税でお得にポイントを貯めることができるのもプラチナプリファードのメリットといえます。

5%5%

カード継続で最大40,000円相当のポイント付与あり

プラチナプリファードは、カード更新のタイミングで年間の利用金額100万円ごとに10,000円相当のポイントが付与されます。

年間100万円以上利用すれば、実質+1%相当のポイント還元を受けることができるので、大きな特典といえます。

ちなみにポイント付与の上限は40,000Pとなっています。

当サイトからの新規入会特典で最大50,000相当ポイント付与

現在、プラチナプリファードは新規入会キャンペーンを実施しています。

カードの新規入会後3ヶ月間で40万円のカード利用があれば、40,000円相当のポイントが付与されます。

加えて、当サイト経由でのカード申し込みであれば、さらに10,000円相当のポイント付与を受けることができます。

カードの入会特典で年会費を上回るポイントを獲得することができるため、初年度は利用金額によらず必ず元が取れるようになっています。

プラチナプリファードで得られるポイント額シミュレーション

プラチナプリファードカードでどれくらいのポイント還元を受けることができるのでしょうか。

まず初めに利用金額に応じたポイント還元額を紹介します。

ちなみにプリファードストア(特約店)やポイントアップモールを全く利用しておらず、還元率は1%であったと仮定します。

ポイント還元額シミュレーション

カード利用額ポイント額
(1%)
継続ポイント
(100万円につき10,000P)
年間で得られるポイント額
100万円
(月約8.3万円)
10,000P10,000P20,000P
200万円
(月約16.6万円)
20,000P20,000P40,000P
300万円
(月約25万円)
30,000P30,000P60,000P
400万円
(月約33.3万円)
40,000P40,000P80,000P
500万円
(約41.6万円)
50,000P40,000P90,000P

さすがにポイント特化型のカードだけあり、年間のポイント還元額はかなり魅力的です。

こちらのシミュレーションは、ポイント還元率を全て1%で計算しているので、実際はもう少しポイント還元を受けることができます。

続いて、プリファードストア(特約店)やポイントアップモールを使いこなした場合の年間ポイント還元を計算したいと思います。

年間カード利用金額316万円+積立投資60万円の場合

年間で得られるポイント額は136,800P
(カード利用76,800P+カード継続特典30,000P+クレカ積立30,000P)

カード利用内容年間利用金額ポイント還元率ポイント還元額
コンビニ12万円5%6,000P
ドラッグストア12万円2%2,400P
スーパー50万円2%10,000P
カフェ・ファーストフード12万円2〜5%4,200P
ファミリーレストラン12万円2〜5%4,200P
百貨店※20万円2〜3%5,000P
ETC10万円3%3,000P
ANA15万円2%3,000P
旅行予約サイト15万円9%13,500P
タクシーアプリGO3万円5%1,500P
ふるさと納税10万円5%5,000P
家電量販店※30万円2%6,000P
Amazonなどオンラインショップ※15万円1.5〜5%3,000P
その他利用100万円1%10,000P
SBI証券積立投資60万円5%30,000P
※ポイントアップモールを利用

プリファードストア(特約店)利用時のポイント加算などを加えると、年間300万円程度のカード利用と年間60万円の積立投資で得られるポイント額は136,800Pとなります。

プラチナプリファードは家族カードの年会費が無料ですので、家族で利用すれば年間10万円相当以上のポイントを貯めることも夢ではありません。

年会費がかかるカードとはいえ、かなり魅力的なポイント還元率といえます。

ポイント還元率が5%のコンビニやカフェ、ファーストフードの利用頻度が高ければさらにポイントは積み上がります。

また、ホテル利用、ETCや飛行機、タクシー利用などのポイント還元率も高いので、出張や帰省などの機会が多い方にとっても高還元の魅力的なカードといえます。

カード利用額が200万円程度であってもプリファードストア(特約店)やクレカ積立を使いこなせば、年会費を上回るポイント還元を受けることができます。

20代の独身の方でも十分元を取れるカードと言えます。

年間カード利用金額203万円+積立投資40万円の場合

年間で得られるポイント額は87,300P
(カード利用47,300P+カード継続特典20,000P+クレカ積立20,000P)

カード利用内容年間利用金額ポイント還元率ポイント還元額
コンビニ12万円5%6,000P
ドラッグストア10万円2%2,000P
スーパー20万円2%4,000P
カフェ・ファーストフード12万円2〜5%4,200P
ファミリーレストラン12万円2〜5%4,200P
百貨店※10万円2〜3%2,000P
ETC3万円3%900P
ANA5万円2%1,000P
旅行予約サイト5万円9%4,500P
タクシーアプリGO3万円5%1,500P
ふるさと納税6万円5%3,000P
家電量販店※15万円2%3,000P
Amazonなどオンラインショップ※10万円1.5〜5%3,000P
その他利用80万円1%8,000P
SBI証券積立投資40万円5%20,000P
※ポイントアップモールを利用

プラチナプリファード損益分岐点

プラチナプリファードの年会費の元を取れる年間利用額はいくらなのでしょうか。

先ほどのシミュレーションからもわかるように、プリファードストアやクレカ積立を活用すれば年間の利用額がさほど大きくなくても十分なポイント還元を受けることができるカードといえます。

先ほどのシミュレーションを元にプリファードストア(特約店)などを一定額利用したと仮定して、得られるポイント額を計算しました。

プラチナプリファードの損益分岐点をまとめると以下のようになります。

プラチナプリファード 年間ポイント還元額目安

カード利用額
年50万円
(月約4.2万円)
カード利用額
年100万円
(月約8.3万円)
カード利用額
年150万円
(月約12.5万円)
カード利用額
年200万円
(月約16.6万円)
クレカ積立
なし
11,825P33,650P35,475P67,300P
クレカ積立
年12万円
(月1万円)
17,825P39,650P41,475P73,300P
クレカ積立
年40万円
(月3.3万円)
31,825P53,650P55,475P87,300P
クレカ積立
年60万円
(月5万円)
41,825P63,650P65,475P97,300P

年間200万円以上のカード利用額であれば、クレカ積立の利用の有無に関わらず、プラチナプリファードを保有する価値はあるでしょう。

また、クレカ積立の利用金額によっては、年間100万円程度のカード利用額の場合でも、プラチナプリファードを保有する価値はあるでしょう。

年会費に33,000円を支払ったとしても、年間で得られるポイント還元額が40,000P以上であれば、カードを保有する価値はあると思います。

ちなみに、プラチナプリファードの新規入会キャンペーンを活用すれば、初年度はプラス50,000円相当のポイントを獲得することができます。

カードの新規入会後3ヶ月間で40万円のカード利用があれば、40,000円相当のポイントが付与されます。

加えて、当サイト経由でのカード申し込みであれば、さらに10,000円相当のポイント付与を受けることができます。

新規入会特典で初年度の年会費は十分カバーできるため、キャンペーンを利用して試しに1年間利用してみるのも手だと思います。

プラチナプリファードの入会方法

プラチナプリファードの入会要件は以下の通りです。

プラチナプリファードの入会要件
  • 原則として、満20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方

プラチナカードですがインビテーション制ではないため、20歳以上で安定収入があれば、カードの申し込みは可能です。

もちろん、カード会社の審査はありますが、入会要件だけ見る限りでは、入会のハードルが低いプラチナカードといえます。

プラチナプリファードは、公式HPより必要情報を入力すれば簡単にカードの入会審査を受けることができます。

お手元に「運転免許証などの本人確認書類」と「金融機関のキャッシュカードか通帳」を用意して下記の公式サイトより入会手続きを行ってください。

三井住友カード公式サイトより

\当サイトからの紹介でさらに10,000Pプレゼント/

プラチナプリファードはコスパ◎の高還元率カード/まとめ

プラチナプリファードカードは、年間200万円以上のカード利用がある方または積立投資を行なっている方であれば、十分年会費の元を取れるカードです。

当サイト経由で新規入会特典を利用すれば、さらに50,000Pを獲得することができるため、迷われている方はぜひこの機会にカードを発行することをおすすめします。

プラチナプリファード 年間ポイント還元額目安
新規入会キャンペーン利用時(50,000P付与)

カード利用額
年50万円
(月約4.2万円)
カード利用額
年100万円
(月約8.3万円)
カード利用額
年150万円
(月約12.5万円)
カード利用額
年200万円
(月約16.6万円)
クレカ積立
なし
61,825P83,650P85,475P117,300P
クレカ積立
年12万円
(月1万円)
67,825P89,650P91,475P123,300P
クレカ積立
年40万円
(月3.3万円)
81,825P103,650P105,475P137,300P
クレカ積立
年60万円
(月5万円)
91,825P113,650P115,475P147,300P
※特約店などを一定額利用したと仮定して計算、カード継続時のポイント付与も加算

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