20代30代の資産運用クレカ×資産運用術

Oliveと三井住友カード(NL)のクレカ積立はどっちがお得?

三井住友銀行より、金融総合サービス「Olive」が登場しました。

その中で このような疑問を持つ方もいるかと思います。

20代・男性
20代・男性

Oliveが登場したけど、クレカ積立は、どっちがお得なの?

三井住友カード(NL)のままでいいのかな?

この記事では、現役銀行員が「Olive一般カード」と「三井住友カード(NL)」のどちらでクレカ積立するべきかを解説します。

Olive一般カードと三井住友カード(NL)はともに年会費が永年無料のカードとなります。

無料カード同士で、どちらがお得なのかを比較していきますね。

この記事はこんな方におすすめ
  • Olive一般カードと三井住友カード(NL)どちらでクレカ積立するべきか
  • Oliveでどうやってクレカ積立するのか
  • もっとお得にクレカ積立する方法があれば知りたい

おむこ

この記事を書いている人
  • メガバンク勤務 12年目
  • 子供1人 30代共働き夫婦
  • 個人顧客への資産運用、税金対策等のコンサルティング業務を担当
  • FP1級、宅建保有

【結論】Olive一般カードと三井住友カード(NL)で差はない

Olive一般カードと三井住友カード(NL)は、ともに年会費が無料で、SBI証券でクレカ積立が可能です。

そうなると、「どちらの方がお得なのか?」「差はあるのか?」「差があれば、どちらがどれぐらいお得なのか?」が気になります。

結論、Olive一般カードと三井住友カード(NL)はSBI証券のクレカ積み立てにおいて差はありません。

Oliveでも三井住友カード(NL)でもクレカ積立のポイントは同じ

細かい項目は、後ほど解説しますが、どちらでクレカ積立しても得られるVポイントは同じとなります。

クレカ積立でゲットできるVポイント
  1. 購入金額に対するポイント還元:差なし
  2. 投信マイレージ:差なし
  3. Vポイントアッププログラム:差なし

つまり、現在三井住友カード(NL)を持っている人で、クレカ積立のためにOliveを検討していた場合、そのままでOKということです。

Olive や 三井住友カード(NL)の2枚持ちのメリット・デメリット

Oliveと三井住友カード(NL)の2枚持ちのメリット・デメリットに興味がある方は以下の記事を参考にしてみてください。

プラチナプリファードは少し差がある?

ただし、プラチナプリファードに関しては、Oliveと三井住友カードで少し差があります。

プラチナプリファードに関しては、以下の記事、もしくは三井住友カードの公式サイトで詳しく確認できます。

>>三井住友カードの公式サイトはこちらから

また記事の後半でもカンタンに解説しますね。

【クレカ積立ポイント】Olive一般カードと三井住友カード(NL)で徹底比較

まず「Olive」や「三井住友カード(NL)」でクレカ積立した時にもらえるVポイントを整理しましょう。

クレカ積立でゲットできるVポイントを整理

Oliveや三井住友カード(NL)でクレカ積立を行い、資産運用すると以下のVポイントがもらえます。

クレカ積立でゲットできるVポイント
  1. 購入金額に対するポイント還元
  2. 投信マイレージ
  3. Vポイントアッププログラム

それぞれ詳しくみたあと、Oliveと三井住友カード(NL)の比較を行います。

1. 購入金額に対するポイント

クレカ決済で投資信託を購入した場合(クレカ積立)、購入金額の0.5%~5.0%のポイント還元を受けることができます。

* クレカ積立時のポイント還元率

カードの種類還元率
三井住友カード(NL)0.5%
三井住友ゴールドカード(NL)1.0%
プラチナプリファード
(三井住友カード)
5.0%
Olive 一般カード0.5%
Olive ゴールドカード1.0%
Olive プラチナプリファード5.0%

※ SBI証券でクレカ積立する場合のポイント還元率

これを見ると、「Oliveのカード」と「三井住友カード(NL)」でクレカ積立時のポイント還元率に差はないことがわかります。

にしても、プラチナプリファードのポイント還元率は異常に高いですね。。

>>三井住友プラチナプリファードの公式サイトはこちらから

2. 投信マイレージ

2つ目は、投信マイレージです。

クレカ積立などで購入した投資信託を保有していると、保有額や種類によってポイントをもらうことができます。

画像:SBI証券

投信マイレージは、SBI証券の中で投資信託を保有に対するポイントなので、「Olive」or「三井住友カード(NL)」どちらで購入したかは関係ありません 。

つまり、投信マイレージは「Olive」と「三井住友カード(NL)」で差はありません。

3. Vポイントアッププログラム

Oliveや三井住友カード(NL)でクレカ積立を行うなどすると、Oliveや三井住友カード(NL)を対象店舗で利用した際、ポイント還元率がアップします。

この還元率がアップする割合は、Oliveと三井住友カード(NL)どちらでも差はありません。

* Vポイントアッププログラム一覧

対象サービス還元率達成条件
Oliveアカウントの
選べる特典
+1%Oliveアカウントの選べる特典
「Vポイントアッププログラム+1%」
を選択する
Oliveアカウントの
ご契約&アプリログイン
+1%Oliveアカウントに契約し、
三井住友銀行アプリもしくはVpassアプリ
月1回以上ログイン
Oliveアカウントの
ご契約&住宅ローン
のご契約
+1%Oliveアカウントに契約し、
住宅ローンの契約があること
SBI証券①+0.5%当月の投資信託の買付
が1回以上
SBI証券②+0.5%当月の国内株式 or 米国株式の取引
が1回以上
SBI証券③+1%当月末のNISA/つみたてNISA口座
保有資産評価額が30万円以上
合計+5%

このうち、SBI証券①と③の項目がクレカ積立時にもらえるポイントになります。

* クレカ積立でもらえるVポイントアッププログラム

対象サービス還元率達成条件
SBI証券①+0.5%当月の投資信託の買付
が1回以上
SBI証券③+1%当月末のNISA/つみたてNISA口座
保有資産評価額が30万円以上
合計+1.5%

この2つの項目は、Oliveでなくても、通常の三井住友カード(NL)でも条件を満たせば、対象店舗でのポイント還元率アップの対象となります。

つまり、Vポイントアッププログラムの中で、クレカ積立に該当する項目はOliveでなくても利用できます。

Oliveと三井住友カード(NL)を比較まとめ

では、Oliveと三井住友カード(NL)の比較をまとめます。

クレカ積立でゲットできるVポイント
  1. 購入金額に対するポイント還元:差なし
  2. 投信マイレージ:差なし
  3. Vポイントアッププログラム:差なし

結論、クレカ積立時にもらえるVポイントについて、Oliveと三井住友カード(NL)で差はありません。

Olive・三井住友カード(NL)どちらでクレカ積立してもOK

なので、年会費無料の「Olive一般カード」か「三井住友カード(NL)」だと、どちらでクレカ積立しても問題ありません。

Olive or 三井住友カード(NL)は、クレカ積立以外のカード特徴やメリット・デメリットから判断するといいでしょう。

Oliveを詳しく知りたい方は、「Oliveとは?」の記事、もしくはOliveの公式サイトを参考にしてみてください。

反対に、もっと三井住友カード(NL)について詳しく知りたい方は、以下の記事、もしくは三井住友カードの公式サイトで詳しい情報を確認できます。

プラチナプリファードでは差がある?

しかし、クレカ積立最強と言われている「プラチナプリファード」に関しては、Oliveと三井住友カードで差があります。

先にいうと、三井住友プラチナプリファードの方がお得に利用できます。

詳しくは、プラチナプリファードのOliveと三井住友カードの比較記事、もしくは三井住友カードの公式サイトをご確認ください。

Oliveでクレカ積立する条件

ここまでOlive(一般カード)と三井住友カード(NL)の2つのカードでクレカ積立した際の違いを整理しました。

違いはありませんが、Oliveには他にも様々な特典もあるため、利用を考えている人もいると思います。

ここではOliveでクレカ積立する際の条件を確認しておきましょう。

Oliveでクレカ積立するための条件
  1. フレキシブルクレジットモードを登録する
  2. SBI証券の三井住友カード仲介口座を登録する

1. フレキシブルクレジットモードに登録する

Oliveではフレキシブルカードを利用できます。

フレキシブルカードは、以下4つの機能を持たせることが可能です。

  • 三井住友銀行キャッシュカード
  • クレジットカード
  • デビットカード
  • ポイントカード

Oliveでクレカ積立する場合は、フレキシブルカードのクレジット機能を利用します。

なので、クレカ積立するにはフレキシブルカードのクレジットモードに登録する必要があります。

登録は、最初にOliveに登録した際に同時に行いますので、後から登録することはできません。

2. SBIの三井住友カード仲介口座登録する

2つめの条件は、SBI証券で「三井住友カード仲介口座」に登録・切り替えを行うことです。

これに関しては、後からでも変更可能です。まだ登録できていない方は、以下のページから切り替えを行いましょう。

>>「三井住友カード仲介口座への変更ページ」

Oliveでクレカ積立を行う条件・まとめ

Oliveでクレカ積立を行うための条件は、以下の2つです。

Oliveでクレカ積立するための条件
  1. フレキシブルクレジットモードを登録する
    → Olive登録時に申請する・後から追加は不可
  2. SBI証券の三井住友カード仲介口座を登録する
    → 後からでも申請可能

これからOliveに登録・アカウント開設を行う場合は、クレジットモードを追加しておくようにしましょう。

5%のポイント付与があるプラチナプリファードカード

Oliveプラチナプリファードや三井住友プラチナプリファードのクレカ積立は、かなり人気・注目を浴びています。

その理由は、還元率の高さです。

SBI証券でクレカ積み立てを行うと、5.0%のポイント還元を受けることができます。

5.0%の還元率は、他社と比べても圧倒的な還元率です。

クレカ積立で「5.0%」の還元率のプラチナプリファード

三井住友プラチナプリファードやOliveプラチナプリファードは、毎月5万円のクレカ積立を上限に、5.0%のポイント還元があります。

つまり、毎月2500円分のポイント還元を受けることができます。1年で30,000円分になります。

非常に大きいですね。

Olive一般カードや三井住友カード(NL)と比較

Oliveや三井住友カードを利用し、クレカ積立しとき、どれぐらいお得なのかを整理しましょう。

* クレカ積立でどれだけお得なのか?

年会費クレカ積立
還元率
クレカ積立時
の損益
備考
三井住友カード
(NL)
永年無料0.5%+3000円
Olive
一般カード
永年無料0.5%+3000円
三井住友
プラチナ
プリファード
33,000円5.0%-3000円

特典を活かすと
+37,000円
特典で
40,000円分
相当のポイント
プレゼント
Olive
プラチナ
プリファード
33,000円5.0%初年度
+30,000円
初年度
年会費無料

Olive一般カード・三井住友カード(NL)

三井住友カード(NL)や、Olive一般カードは年会費が永年無料ですが、クレカ積立時のポイント還元率も「0.5%」とやや低めです。

毎月5万円のクレカ積立を行ったとすると、1年だと「3000円分」のポイント還元になります。

年会費は無料なので、毎年「+3000円分」となることがわかります。

Olive・三井住友プラチナプリファード

プラチナプリファードはOliveでも三井住友カードでも、年会費は33,000円と高めですが、クレカ積立還元率は「5.0%」と高いです。

毎月5万円のクレカ積立を行ったとすると、1年だと「30,000円分」のポイント還元になります。

つまり「年会費33,000円ー還元30,000円分」となり、実質3,000円の年会費を払うことになります。

プラチナプリファードをもっとお得に持つ方法

プラチナプリファードは、クレカ積立以外にも様々な特典があります。

三井住友プラチナプリファードの特典
  • 新規入会特典:最大40,000円分のポイント
  • 毎年100万円の利用ごとに:10,000円分のポイント
  • 宿泊サイト利用:+2%〜+9%
  • ふるさと納税:+4%
  • 阪急・阪神百貨店:+2%
  • 対象のコンビニ:+1%〜+4%
  • スタバ・ドトールなどの対象カフェ:+1%〜+4%
  • 対象の飲食店:+1%〜+4%

プラチナプリファードでは、通常のポイント還元率「1.0%」に加えて、対象店舗でさらにポイント還元率がアップします。

なので、使い方によっては、Olive一般カードや三井住友カード(NL)よりも実質的にお得になることもあります。

ちなみにですが、三井住友プラチナプリファードであれば、当サイト経由でさらに10,000円分のポイントを得ることもできます。

プラチナプリファードについてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事を確認してみてください。

まとめ

この記事では、クレカ積立において「Olive一般カード」と「三井住友カード(NL)」で差があるのかを解説しました。

結果、2つのカードだと差はないので、どちらでクレカ積立しても問題ありません。

一方で年会費が必要ですが、プラチナプリファードの場合、

初年度年会費が無料なOliveプラチナプリファード、特典で40,000円分のポイントがもらえる三井住友プラチナプリファードもあります。

トータルで見ると、三井住友プラチナプリファードがお得です。

詳しくは、以下の記事、もしくは三井住友カードの公式サイトをご確認ください。

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