PR
20代30代の資産運用

SBI バンガード S&P500 インデックスファンドの仕組み・銘柄・チャートを分析【VOO】

 この記事では、2020年ネット証券部門顧客満足度No.1であるSBI証券の中で、販売金額ランキング1位である投資信託「SBI -SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」の中身を分析し紹介していきます。

※以下、「SBI -SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」を「SBI バンガード S&P500」と省略。

投資信託「SBI バンガード S&P500」の銘柄を分析

投資信託「SBI バンガード S&P500」の仕組み

 SBI バンガード S&P500の仕組みですが、

 私たち(投資者)は、投資資金で投資信託「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」を購入します。その資金は、マザーファンドである「SBI・バンガード・S&P500インデックス・マザーファンド」に投資されます。さらにその資金は、米国ETFである「バンガード S&P500 ETF(以下、VOO)」に投資され、バンガード社によって、米国企業500社の個別株へ投資されます。

 要は、投資信託「SBI バンガード S&P500」を購入することで、米国ETFである「VOO」を購入しているのと同じです。

 実際に、SBI バンガード S&P500の商品説明資料(目論見書)を確認すると、以下のように記載があり、ほぼ全てが米国ETF(VOO)に投資されていることが分かります。

 つまりVOOの中身を分析すれば、投資信託である「SBI バンガード S&P500」の中身も分析できるというわけです。

 ちなみにこの「VOO」は、S&P500指数に投資するための投資ファンドの中でも最も有名でかつ人気のあるファンドの一つです。米国ETFのVOOについて、実際にSBI証券の米国株ランキングを見ると、ETFランキング1位となっています。

SBI バンガード S&P500 組み入れ銘柄を紹介

 個別の組み入れ銘柄は、目論見書を見ても、「VOOに約99%投資」としか記載がありません。

 そこで、米国ETFであるVOOの中身を分析していきます。この構成割合がほぼほぼ「SBI バンガード S&P500」の投資先になっていると考えられます。

 S&P500は500社からなる指数なので、VOOも500社に分散投資しています。

 ここで500社全て紹介するのは、あまりに情報が多いので、上位50社に絞ってご紹介します(2021年4月28日時点のデータ)。全銘柄を確認したい方は、以下の記事をご確認ください。


No.

企業名

割合

1

Apple Inc.

5.72%

2

Microsoft Corporation

5.27%

3

Amazon.com, Inc.

3.93%

4

Facebook, Inc. Class A

2.10%

5

Alphabet Inc. Class A

1.84%

6

Alphabet Inc. Class C

1.77%

7

Tesla Inc

1.52%

8

Berkshire Hathaway Inc. Class B

1.43%

9

JPMorgan Chase & Co.

1.38%

10

Johnson & Johnson

1.28%

11

Visa Inc. Class A

1.06%

12

UnitedHealth Group Incorporated

1.04%

13

Walt Disney Company

0.99%

14

Procter & Gamble Company

0.99%

15

NVIDIA Corporation

0.98%

16

Home Depot, Inc.

0.97%

17

Mastercard Incorporated Class A

0.93%

18

Bank of America Corp

0.87%

19

PayPal Holdings Inc

0.84%

20

Intel Corporation

0.77%

21

Comcast Corporation Class A

0.73%

22

Verizon Communications Inc.

0.71%

23

Exxon Mobil Corporation

0.70%

24

Netflix, Inc.

0.68%

25

Adobe Inc.

0.68%

26

Cisco Systems, Inc.

0.65%

27

AT&T Inc.

0.64%

28

Abbott Laboratories

0.63%

29

Coca-Cola Company

0.61%

30

Pfizer Inc.

0.60%

31

Chevron Corporation

0.60%

32

PepsiCo, Inc.

0.58%

33

Merck & Co., Inc.

0.58%

34

salesforce.com, inc.

0.58%

35

AbbVie, Inc.

0.57%

36

Broadcom Inc.

0.56%

37

Walmart Inc.

0.56%

38

Thermo Fisher Scientific Inc.

0.53%

39

Accenture Plc Class A

0.52%

40

Texas Instruments Incorporated

0.52%

41

NIKE, Inc. Class B

0.50%

42

McDonald’s Corporation

0.50%

43

Wells Fargo & Company

0.48%

44

Medtronic Plc

0.47%

45

Costco Wholesale Corporation

0.46%

46

Citigroup Inc.

0.45%

47

Honeywell International Inc.

0.45%

48

Qualcomm Inc

0.45%

49

Eli Lilly and Company

0.44%

50

NextEra Energy, Inc.

0.44%

上位10銘柄の割合

26.24%

上位30銘柄の割合

42.31%

上位50銘柄の割合

52.55%


 構成銘柄を見ると、Google,Apple,Facebook,Amazon,Microsoftの5社で20%以上を占めていることが分かります。

 その他にも、電気自動車で話題のテスラや、コロナ需要で上昇トレンドのネットフリックス、他にもビザやジョンソン&ジョンソンなど、大手企業が名を連ねています。

 これらの大企業に一度に分散投資できるため、S&P500指数への投資は人気があり、SBI証券でも投資信託では「SBI バンガード S&P500」が1位。米国ETFでは「VOO」が1位となっている訳です。

米国ETF バンガード S&P500 ETF(VOO)について

 米国ETF バンガード S&P500 ETF(VOO)について、詳細が知りたい方は以下の記事をご確認ください。

SBI バンガード S&P500 のパフォーマンスを確認/比較する

SBI バンガード S&P500 のチャートを見る

参考元:Yahooファイナンス

 上のグラフは、投資信託「SBI バンガード S&P500」(青色線)と、S&P500指数(ピンク色)を比較したものです。

 微妙に差があるのは、為替(円-ドル)の影響のためです。この為替の影響を除外すると、殆どS&P500指数に連動していることが分かります。

(参考)S&P500指数とVOOの長期チャート

 先ほど同様に、米国ETF(バンガード S&P500 ETF:VOO、青色)と、S&P500指数(ピンク)を比較しています。

 今回は、米国ETFと指数の比較なので、為替の影響がありません。なのでチャート(変化)は完全に一致していることが分かります。

 投資信託であるSBI バンガード S&P500は、米国ETF バンガード S&P500 ETF(VOO) と連動している。米国ETF バンガード S&P500 ETF(VOO)は、S&P500指数に完全に一致しているため、投資信託 SBI バンガード S&P500は、S&P500指数と一致していると言えます。

 ちなみに過去10年間(2011年以降)の上昇率は、グラフから+271%と読み取れ、これは3.71倍を意味しており、つまりS&P500指数は、毎年約13%上昇してきたということになります。

SBI バンガード S&P500 インデックスファンド の購入方法/証券会社は?

SBI バンガード S&P500 インデックスファンド を購入できる証券会社

SBI証券含む、以下5社で購入が可能です。※楽天証券からは購入することができません。

  ファンド名    取り扱い  
SBI証券有り
マネックス証券有り
auカブコム証券有り
岡三オンライン証券有り
SMBC日興証券有り
楽天証券無し

SBI証券での購入手順を解説

まとめ

 この記事では、2020年ネット証券部門顧客満足度No.1であるSBI証券の中で、販売金額ランキング1位である投資信託「SBI -SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」の中身である、上位50銘柄とその割合、またチャートもご紹介しました。

 S&P500指数は、過去10年を見ると長期的に成長を続けており、「SBI -SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」は今後も成長が期待でき、長期投資に向いていると考えられます。

 この「SBI -SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」は、SBI証券などで取り扱いがあります。

SBI証券

 またS&P500指数に投資する場合、米国ETFである「バンガード S&P500 ETF(VOO)」に直接投資する方法もあります。その他にも長期投資に向いた指数もあり、別記事で比較しています。

 米国株の取引をする場合、個人的には米国株の売買でもメリットのあるSBI証券で取引がオススメです。

タイトルとURLをコピーしました