この記事では、銀行員の私が転職を諦めて、「副業ブログを始めた理由」や、「ブログの始め方」、「副業のメリット」などについて紹介しています。

銀行を辞めたいと思った理由

入社以来、「銀行を辞めたい」と思うことは度々ありましたが、人事異動や昇給などで気持ちが紛れ、あれよあれよと入社10年目を迎えました。
そんな中、コロナや出産などで環境が変わり、「このまま銀行で勤務し続ける人生で良いのか」という疑問が自分の中で芽生え始めました。
銀行の将来性や銀行員の働き方、家庭との両立などを考えた時に「銀行を辞めたい」という思いが強くなってきました。
銀行の将来性に不安を感じた

私が就職活動を行なっていた頃は、就職先の人気ランキングトップ10にメガバンクが軒並みランクインするような時代でした。
メガバンクの採用人数は、各社1000人以上(多い会社は3000人超え)で、会社説明会には大量の学生が集まっていました。
当時、就職の軸が定まっていなかった私は、「とりあえず銀行に就職しておけばなんとかなるだろう」という浅はかな考えで銀行を就職先に選びました。
それから約10年経ち、銀行の置かれている状況は大きく変わりました。
マイナス金利政策で経営状況が厳しくなった銀行各社は、支店数の縮小に踏み切り、社員のリストラや新入社員の採用人数の削減に踏み切りました。
フィンテックの発達で、さらに人材削減は進むのは確実です。
相次ぐ上司の出向や、部署に与えられている予算が年々削減していくなど、銀行が置かれている状況は悪化の一途をたどっていると日々感じています。
今後、さらに状況が厳しくなるであろう銀行業界に残るという選択は、賢明ではないと感じるようになりました。
コロナ禍で働き方を見直したいと感じた

銀行の将来性に不安を感じ始めた最中に、コロナの流行が起こりました。
コロナの流行で、飲食業界、観光業界、航空業界などが大きくダメージを受けている現状を受けて、会社に勤めていれば一生安泰という考えは捨てた方がよいと感じるようになりました。
万が一、会社の将来が危ぶまれるような出来事が起きた時にも、生活を維持できるようなスキルを身につけておくことの重要性を感じました。
もちろん、銀行で勤務して得たスキルや資格も多少はありますが、どれも生活を維持できるだけのスキルや資格ではないため、現状のままではいけないという思いが強くなりました。
また、コロナ禍で在宅勤務やリモート会議など多様な働き方が広まるなか、働き方の多様性という点で、銀行業界は、他の業界に大きく遅れをとっていると感じました。
銀行は、細かい業務規定に縛られた保守的な体質のため、他業界に比べて柔軟な働き方を取り入れるのに時間がかかります。
他業種の友人などの話を聞いていると、在宅勤務が前提のため転居を伴う転勤という考えがなくなった(会社に出社をしないため、住まいはどこでもOK)、フレックス制度が当然のものとして運営されているなど銀行の働き方との違いを大きく感じました。
もちろん銀行も在宅勤務やフレックス制度が導入されていますが、まだまだ道半ばという状況です。
この先、定年まで30年以上会社に勤める必要があるなか、多様な働き方を取り入れることができていない銀行に残るというのは、とても損だと感じるようになりました。
家庭と仕事の両立が難しいと感じた

以前に比べると、銀行の働き方も見直し始められていますが、働き方改革が進んでいる他業界に比べると、銀行は頻繁な転勤や残業が多く、働きにくい環境であると感じます。
銀行内でも働き方改革がうたわれていますが、時間外の会議が常態化していたり、形ばかりの早帰りデーなど、銀行の体質が大きく変わる気配は感じません。
もちろん、仕事ですから、転勤や残業は避けられないとは思います。
とはいえ、結婚して子供を育てている状況で、頻繁な転居を伴う異動や残業が多い銀行の働き方は、家庭との両立が難しいと感じるようになりました。
転職ではなく副業を選んだ理由
銀行員の転職を諦めた理由

銀行を辞め、他業界へ転職したいと思い、複数社の転職エージェントに登録しました。
転職の求人情報をみていると、採用条件が良い会社も多く、前向きに転職を考え始めるようになりました。
しかし、実際に転職エージェントの担当者と面談してみると、思いの外、銀行員の他業界への転職は難しいという壁に直面しました。
同世代の金融機関出身者たちの転職先一覧を特別に見せてもらうと、7〜8割が金融業界の他社へ転職していることがわかりました。
もちろん、他業界への転職が決まった人もいるとのことでしたが、年々、金融機関から他業界への転職が狭き門になっているとの話でした。
担当者曰く、マイナス金利政策以降、金融関係に勤める会社員の転職希望者が大幅に増加したそうです。そのため、金融業界出身者を求める求人に対して、数多くの希望者が殺到しており、金融業界から他業界への転職のハードルが高くなっているとのことでした。
銀行を辞めて他業界に移りたいライバルの多さを改めて知り、転職も容易ではないと少しペースダウンしてしまいました。
これまで、銀行を辞めるには『転職』をするという手段しか頭にありませんでしたが、もう少し柔軟に自分の将来について考えてみようと決心しました。
銀行員の副業という選択肢

自分にとって最善の選択は「金融業界を去ることなのか?」「銀行を辞めれば、理想のライフスタイルが手に入るのか?」という疑問がうまれてきました。
銀行を辞めて他業界へ飛び込んでも、会社に雇われている以上、自分の思い描く働き方ができるかは会社次第。
結局、会社員として働く以上、会社の方針に左右されながらの人生を送るしかないのだと悟りました。
そこで私がたどり着いたのが、銀行に勤めながら「WEB関連知識の学習」と「副業」に力を注ぐという選択肢です。
「WEB関連知識の学習」と「副業」を行うことが、銀行を辞めたいという自分の気持ちの解決策になうるのではないかと考えました。
銀行は、衰退していく業界とはいえ、まだまだ高給、安定(倒産は考えにくい)の業種です。
そんな恵まれた銀行を辞めて、他の会社に転職するよりも、銀行でそれなりに働きながら、将来の選択肢を増やす準備をする方が得策だと考えました。
銀行で出世するには、激務が付き物の花形部署を経験し、本部の意向を全て受け入れて、転勤を繰り返しながら勤務する必要があります。
出世を目指すと、当然「ゆとりのある働き方」や「家庭との両立」からは程遠い働き方となります。
そんな銀行員の働き方に嫌気がさしていましたが、出世を諦めれば、ある程度、激務と転勤から逃れることができますし、自分の求めている働き方に少しは近づけるのではないかと考えました。
スキルを身につけ、副業で収入を得ることができれば、出世を諦めて仕事の優先順位を下げることに対する不安な気持ちは拭えるという考えに至りました。
銀行員が副業を始める前に知っておきたいポイント
銀行員は副業を行なっても良いのか

そもそも銀行員が副業を行なっても良いのか?
現状、ほとんどの銀行が副業を禁止しています。
そのため、銀行員は会社に内緒で副業を行うしかありません。
私の勤め先も副業は禁止されているため、会社にバレないように副業を行なうことを決めました。
少し後ろめたい気もしましたが、躊躇して何も始めないのももったいないと思い、会社にバレるリスクが低く、銀行員に向いた副業を探すことにしました。
会社にバレないように副業を始める方法

会社の規則を破り、副業を行うことに不安を感じられる方も多いかと思います。
もちろん私も副業を始める際は同じ気持ちでした。
そのため、『副業が会社にバレない方法』について徹底的にリサーチしました。
調べた結果、会社にバレないように副業を行うには、副業収入に関する住民税を本業の会社に知られないようにすることがポイントであるとわかりました。
副業が会社にバレる仕組みは以下の通りです。
住民税から副業が会社にバレる仕組み
副業収入によって住民税の額が変わるのでバレる
毎年、自治体は勤め先の会社(最も給与額が多い会社)へ、給与額に合わせた住民税を報告し、それをもとに企業は給与天引きを行います。
副業収入がある場合、自治体から報告を受けた住民税額(副業収入に対する住民税も加算されている額)と会社が把握している住民税額が一致せず、本業以外に収入があることがバレてしまいます。
本業の勤め先へ、副業収入を含んだ住民税の案内が送られてしまうと、副業収入があることがバレてしまいますが、住民税の徴収方法を「普通徴収」に変更すれば、この問題を解決することができます。
確定申告書の「住民税に関する事項」の欄で、住民税の徴収方法を「自分で納付」に○をつけます。
「自分で納付」を選択することで、副業収入(雑所得)に関する住民税の通知が自宅に届き、自分で住民税を納付(普通徴収)することになり、副業を会社に知られずに済みます。
ただし、自治体によっては、特別な理由がなければ普通徴収が選択できないケースもあるため注意が必要です。
また、アルバイトや会社に雇われるような雇用契約が発生する副業の場合は、給与所得になるため、本業の勤め先へ副業を隠すことはできません。
ちなみに副業収入がある以上、確定申告を行う必要があり、税金の支払いからは逃れることはできません。
スキルが身につく副業の選び方

副業には大きく分けて2つの種類に分類できます。
『スキルが身に付く副業』と『時間を対価に変えるだけの副業』です。
スキルが身に付く副業
ブログ、noteの販売、スキルマーケット(ココナラなど)、物品販売(メルカリ、BASEなど)、クラウドソーシング
時間を対価に変える副業
アルバイト(コンビニ、飲食店など)、配達員(ウーバーイーツなど)、内職(梱包作業や検品など)
『時間を対価に変えるだけの副業』は、すぐに収入に繋がる反面、スキルに繋がらない仕事内容が多いです。
例えば、自宅でできる梱包作業やウーバーイーツなどの配達員を副業として行なっても、得られる能力はほとんどないと言ってよいでしょう。
また、アルバイトなど雇用契約が発生する働き方をしてしまうと、のちに本業の会社にアルバイトで収入を得ていることがバレてしまいます。
一方、ブログやクラウドソーシング、スキルマーケットなどの『スキルが身に付く副業』は、収入を得るまでのハードルは高いですが、本業以外のスキルが身に付く副業であるといえます。
例えば、ブログ運営であれば、HTMLやCSSなどのプログラミングスキルやライティングスキルが身につきます。
また、クラウドソーシングであれば、Youtubeの動画編集やホームページの作成、翻訳など、幅広い種類の業務が募集されているため、自分が伸ばしたいスキルにあった業務に携わることができます。
銀行員の私が副業ブログを立ち上げたワケ
銀行員はどのような副業を始めるべきか自分なりに調べた結果、私はブログ運営を選びました。
副業にブログを選んだ理由は、以下の通りです。
WEB関連の知識を身につけることができる

この先、衰退していく銀行という業界に残ることに不安を感じていたため、ブログ運営を通じて、WEB関連知識を身につけることができる点に大きなメリットに感じました。
仮に、ブログで満足できる収入を得ることができなかったとしても、ブログの立ち上げやライティングスキルは自分の財産として残ります。
ブログは、新たなスキルを身につけることができる副業であり、銀行員の将来の選択肢を増やすことができる副業であると感じて、ブログ運営を始めることにしました。
自分のペースで本業と両立していける

副業に力を注ぐと決意しても、銀行員である以上、本業の業務量が増える期末などは、副業にあてる時間は必然的に減ってしまいます。
クラウドソーシングなどの納期が決まった副業を始めると、本業が忙しい時期などは、かなり追い込まれながら副業をこなす必要が出てくると感じました。
その点、ブログ運営は、ブログを更新する頻度は自分次第ですし、無理なく取り組むことができるのがメリットに感じました。
また、ブログ運営であれば、通勤時間やお昼休みにブログのネタ探しや執筆を行なったり、本業の隙間時間で気軽に取り組むことができるのも魅力と感じました。
ブログ記事は収益を生み続けてくれる

ブログは良い記事を投稿できれば、その記事が日々収益を生んでくれます。
一方、スキルマーケットや物販、クラウドソーシングなどは、仕事を完了(商品やスキルを販売)した時点で一度報酬が入ってきて終わりです。
そのため、ブログの方が、軌道に乗れば安定した収入を得続けることができると考えました。
収益の見通しが立ちやすいブログ運営であれば、将来的に銀行員を辞める選択もしやすいと感じています。
現時点では、ブログの収益は本業の収入に及びませんが、ブログが日々収益を生んでくれる安心感を感じながら生活ができています。
銀行に勤めながらのブログ運営
銀行員として働きながら、ブログを一から立ち上げる手順について紹介します。
ブログ開設までの道のり
ブログを開設するまでの手順を紹介したいと思います。

銀行員の5日間連続休暇や大型連休などを活用して一気にブログを立ち上げるも良し!
毎日コツコツ取り組んで立ち上げるも良し!
ブログの開設までの流れは以下の通りです。順番に解説していきます。
利用するブログサービスを決定
どのブログサービスでブログを開設するかを決める必要があります。

無料で始めることができる無料ブログ(レンタルブログ)かWordPressのどちらかを選びます。
ブログの収益化を目標としているのであれば、WordPressでブログを開設する必要があります。
無料ブログはコストをかけずに簡単にブログを開設できるというメリットがありますが、商用目的でのブログの開設が禁止されていたり、ブログに表示できる広告が限られていたりと、ブログで収益をあげるのには向いていません。
一方、WordPressは、ブログに自由に広告を掲載することができますし、SEO対策(検索エンジンで上位表示されるための対策)やブログのデザインなどに力を入れることができます。
費用がかかる点はネックですが、ブログの収益化を目標にしているのであれば必ずWordPressでブログを開設しましょう。
WordPressと無料ブログの比較
項目 | WordPress | 無料ブログ |
---|---|---|
コスト | レンタルサーバー、ドメインなどに費用がかかる | 基本的に無料 |
収益性 | 広告の制限がないため収益化に有利 | 広告の制限が多いため収益化に不利 |
集客性 | SEO(検索エンジンでの集客)に有利 | サービス内のコミュニティが充実 |
デザイン性 | 豊富なデザインテンプレートから選択可能 | 選べるデザインは限られている |
機能性 | 機能性が高く、自由にカスタマイズが可能 | 必要最低限のものは用意されているが、制限が多い |
カスタム性 | カスタム性に優れている | カスタムはごく一部に限られる |
操作性 | 慣れるまでは少し難しく感じる | 初心者でも簡単 |
資産性 | 独自ドメインを使えばすべて自分の持ち物に | 基本はレンタル |
レンタルサーバー・ドメインの契約

WordPressでブログを開設するにあたり、サーバー契約とドメイン契約が必要になります。
レンタルサーバーはどこで
WordPressでブログを開設するには、必ずレンタルサーバーを契約する必要があります。
レンタルサーバーを選ぶポイントをご紹介します。
数多くのレンタルサーバー会社が存在しますが、これらの条件をクリアする会社は数社です。
初心者の方におすすめのレンタルサーバーは以下の通りです。

ブログ開設後にレンタルサーバーを変更することも可能ですが、
かなり手間がかかります。
初めからスペックの高いレンタルサーバーを契約しておくのがおすすめです。
ドメインはどこで
Webサイトを開設するためには、必ずドメイン名(URL)を取得する必要があります。
ドメインの取得方法は大きく分けて2つです。
ドメインの取得までの流れ
自分の希望するドメイン名がすでに使用されていなければ、取得することができます。

ドメインの料金は、「取得料金」と「更新料金」の2つに分かれており、基本的に2年目以降の更新料金の方が高くなります。
人気のある「.com」「.net」「.jp」などのドメイン名は、2年目以降の更新料金が一気に高くなることがほとんどです。
必ず、更新後の料金を確認した上で、ドメイン名を決定するようにしましょう。
WordPressの設定

レンタルサーバーとドメインの契約が完了したら、いよいよWordPressをインストールします。
先ほど紹介したレンタルサーバー4社であれば、レンタルサーバーの契約と同時にWordPressを簡単にセットアップすることが可能です。
レンタルサーバーが提供している「WordPress簡単セットアップ」を活用すれば、10分程度でWordpressのインストールと初期設定を行うことができます。
Xサーバー公式ブログ
WordPressのテーマを選択

WordPressでブログを開設するにあたり、Webページのひな型をダウンロードする必要があります。
この、Webページのひな型のことをテーマといいます。
テーマをダウンロードすることで、Webサイトのデザインや記事の装飾などを整えることができます。
テーマには、無料と有料のものがあり、一般的に、有料テーマの方がデザイン性やSEO対策に優れているといわれています。
APSの登録

ブログサイトが完成したら、アフィリエイトを利用するためASPへ登録しましょう。
ASPによって取り扱いのある企業や商品が異なるため、主要なAPSサイトは一通り登録しておくことがおすすめです。
アフェリエイトの仕組みやブログの収益化については、詳しくはこちらの記事を参照してください。
ブログ開設までにかかる時間とお金

最後に、ブログ開設までの作業時間の目安と運営費用について紹介します。
ブログ開設までにかかる時間
あくまで目安にはなりますが、一からブログを開設するのにかかる時間は、およそ1時間半〜2時間半程度です。
レンタルサーバーやドメインの契約に20〜30分程度、WordPressのインストールや初期設定、デザイン選びなどに1〜2時間程度時間がかかるイメージです。
WordPressの設定やデザインに力を入れだすと1〜2時間の作業時間では終わりませんが、ブログの最低限の形式を整えるだけであれば、小一時間で基本的なブログを作ることが可能です。
一からでも半日あれば、ブログを立ち上げることができます。
多忙な銀行員という職業であっても、休日を利用して一気に立ち上げてしまえば、すぐにブロガーの仲間入りが可能です。
ブログ運営にかかるお金
WordPressでブログを開設して、維持していくには年間1万円程度の費用が必要になります。
収益がでるかわからないにも関わらず、年間1万円も費用が発生すると思うと、尻込みされる方も多いかもしれません。
しかし、考え方を変えると月1,000円程度で、WEBスキルやライティングスキルを実践形式で身につけることができるため、非常にコスパの良い自己投資であると思います。
ブログの収益化を目指しているのであれば、この費用は将来への投資と思い、惜しまず出資するようにしましょう。
WordPressでブログを開設する費用の内訳
項目 | 平均的な費用 | 内容 |
---|---|---|
レンタルサーバー | 700〜1200円/月 | 必須。無料サーバーや格安サーバーもあるが、性能面で劣るため、ある程度性能が整ったレンタルサーバーを契約する必要がある。 |
独自ドメイン | 0〜500円 | 必須。サーバーと同時に契約することで無料になることが多い。人気のドメイン名(.ne.jpや.comなど)は契約料金が高めに設定されている。 |
SSL | 0〜数万円 | 通信の安全性を確保するための対策。個人利用であれば、レンタルサーバーとセットになっている無料SSLで問題ない。 |
デザインテーマ | 0~2万円 | 選択するWordPressのデザインテーマによって、ブログのデザインやSEO対策が異なる。無料で利用できるものもあるが、有料テーマの方がデザイン性やSEO対策に優れていることが多い。テーマ導入時に1度費用が発生するテーマもあれば、毎月使用料が発生するテーマもある。 |
ブログの更新

ブログ運営を始めて1年以上が経過し、ある程度、ブログの執筆ペースが掴めてきました。
あくまでこれは、私が無理なく本業とブログを両立できると感じる活動ペースであり、これが銀行員のブログ運営の正解というわけではありません。
ブログやSNSの更新頻度が高かったり、時間をかけて執筆したブログ記事のほうが、成果に結びつく可能性がありますが、現状は、家庭と仕事(本業+副業)を全て両立できるペースでブログ運営を続けています。
ちなみに、1日のスケジュールは以下のような感じです。
5:30 | 起床 |
6:00 | 朝のブログタイム 1h ブログアカウントSNS更新/ブログネタ探し |
7:30 | 出勤 |
12:00 | 昼食 |
12:30 | 昼食時のブログタイム 0.5h ブログネタ探し/アフェリエイト検索 |
20:00 | 帰宅 |
22:00 | 夜のブログタイム 1.5h ブログ執筆 |
仕事をしながらでも、1日2〜3時間程度、ブログ関連の作業に時間を充てるようにしています。
副業を始める前は、自宅に帰ってからも、仕事をしなければいけない生活に順応できるのかという不安がありました。
しかし、心配は無用でした。
これまで何度も資格試験の勉強を行なってきたので、仕事後に自宅のデスクで作業をすることに抵抗はなく、すんなりと副業に力を注ぐことができました。
資格試験の勉強や講習などで、プライベートの時間が削られることに慣れている銀行員は、ストレスなく副業に時間を割くことができると思います。
銀行員が副業ブログを始めてよかったと感じること
副業ブログを始めて1年以上経過し、ブログを運営してよかったと思う場面が増えました。
私が感じているブログのメリットを3つ紹介します。
お金を稼ぐ馬力が増えた安心感

副業ブログを始めて一番良かったと感じることは、やはり「副業収入」を得られる点です。
まだまだ、まとまった副業収入を得ることはできていませんが、それでも、日々アドセンスやアフェリエイトで収益が入ってきているのを見ると、お金を稼ぐ馬力が1つ増えたという安心感があります。
ブログは自分の工夫次第で、初心者であっても大きな収益を生み出すことができます。
ブログでの月収が数十万円、ないしは数百万円というブロガーの方も複数いらっしゃいます。
そこまでの大成功をおさめることが出来なかったとしても、ブログで収益を得ることができると気持ちに余裕が生まれます。
銀行で働いていると、多少昇進スピードに差があるとはいえ、良くも悪くも給与の増え方は一定です。
ベンチャー企業のように、入社数年で課長や社外カンパニーの役員に就任し、年収が急激に増加するということはありません。
そんな銀行の年功序列の体制に嫌気がさしている方にとっても、工夫次第で収入を大きく増やすことができるブログは魅力的な副業の一つであると思います。
WEB関連知識を身につけることができる

当初の計画通り、ブログを運営する中で、HTMLやCSSなどのWEB関連知識の理解度が高まりました。
ブログ運営と同時にHTMLとCSSの学習を始めたのですが、実践形式で、学んだ知識を活かすことができたので、習得スピードは早かったです。
私は、将来の選択肢を増やしたいという思いで、HTMLやCSSを学習していますが、それらの知識が全くなくてもブログ運営は可能です。
とはいえ、HTMLやCSSの基本的な知識が少しだけでも頭に入っている方が、ブログ運営が効率的になり、ブログを自分の理想の形に近づけていけると思います。
自己学習におすすめ
Webサイト(ブログ含む)の作り方の基本知識を学ぶことができます。
「この画像を真ん中に表示させたい」「フォントサイズを変えたい」など
ブログに変更を加えたい場合、HTMLやCSSの知識があると便利です。
自己学習におすすめ
月額1,078円で複数の資格やスキルの講座が受け放題のオンライン学習サービスです。
『誰でも簡単!Webページ制作 HTML&CSS入門講座』で基本的なWebページ作成の知識が学べます。
また、銀行員には嬉しい『FP2級』、『宅建』、『簿記』、『Excel』などの試験やスキルの講座も用意されています。
新しいことを知る機会が増える

ブログを運営していると、どのような記事を書くのか『記事のネタ探し』が必要になります。
『記事のネタ探し』を面倒に感じる方もいるかと思います。
しかし、初めて知る情報や今注目されていることなどに多く触れることができるので、自分にとってプラスになることが多いと感じています。
例えば、最近ですと『記事のネタ探し』から、NFTアートという仮想通貨で取引されるデジタルアートの存在を知ることができ、記事にすることで知識が深まりました。
また、男性の育児休業についての記事を作成しているときに、来年から育児休業の税制面が変わることを知ることができました。
私は、銀行員という仕事を活かして『お金と投資に関する情報』をブログで発信しています。
そのため、ブログの記事作りのために行う情報収集が、本業に活きることが多々あり、副業を始めてよかったと感じる場面がとても多いです。
もちろん副業ブログのテーマを趣味の釣りや旅行、美容などに絞る方もいらっしゃると思います。
その場合も、『記事のネタ探し』から自分のためになる情報に出会うことができるため、ブログ運営が人生をより豊かにしてくれるに違いありません。
【例】
「釣り」ブログを運営
ブログで紹介できそうな釣りスポットを探しているなかで、穴場の情報をGET。
「旅行」ブログを運営
ブログで紹介できそうな観光地を探しているなかで、お得なお宿の情報をGET。
銀行員におすすめの副業4選

銀行員は他の業種のサラリーマンに比べて副業に向いていると思います。
なぜなら、入社以降、複数の資格試験の勉強などを強いられてきたなかで、仕事の後に何かに取り組む姿勢が身についているからです。
実際に私も仕事から帰宅してから、ブログの作業を行うことに対して、さほど抵抗を感じることはありません。
むしろ、FP1級や宅建などの資格試験の勉強をしていた時期のほうが、大変だった記憶があります。
私は、副業として『ブログ』を選択しましたが、ブログ以外にも銀行員におすすめの副業はいくつもあります。
副業の選択肢を増やしていただくため、銀行員の方におすすめしたい副業を紹介します。
ブログ

自分のブログに記事を投稿し、アクセスが集まると広告収入が入るようになります。
ブログで収入を得るまでには、半年から1年程度かかりますが、一旦ブログへの集客に成功すると『記事が収益を生み続けてくれる状態』になります。
プログラミング

企業からWebサイトやアプリ制作の開発依頼を受けて、個人でコツコツ働くスタイルが多いのが、プログラミングです。
3ヶ月〜半年程度、本格的にWeb系言語やアプリ系言語を学習し、その後、クラウドソーシングなどで企業から仕事を受注し、経験を積みながらステップアップしていくのが王道です。
クラウドソーシング

クラウドソーシングは、インターネット上で仕事を受注し、期限までに納品をすることでお金を稼ぐことができる仕組みです。
クラウドソーシングで募集されている仕事は多岐に渡ります。
募集されている仕事のなかには、「投資に関する記事の作成」や「FP保有者限定/金融系記事(ローン、保険、資産運用等)の作成」など銀行員にぴったりの案件も複数あります。
仕事内容の例
- 簡単なレビュー入力や記事の作成など
- 翻訳、通訳
- データ収集やデータ入力、文字起こし等
- Youtubeや研修、イベントなどの動画編集
- 企業やサイトなどのロゴのデザイン
ココナラ

『ココナラ』は、自分のスキルや知識を500円から販売できるシステムです。
依頼者からの仕事内容は多岐にわたり、「積立NISAの銘柄の相談」、「大学生の就職活動相談」、「エントリーシートの添削」など、これまでの経験を活かすことができる案件が豊富にあります。
まとめ

銀行を辞めたかった私ですが、副業ブログを始めてから、気持ちに余裕が生まれ、前向きな気持ちで本業と副業を両立することができています。
「銀行を辞めたい」、「銀行で勤めている現状に不安がある」、「何か新しいことを始めたい」という方に副業ブログはおすすめです。