この記事では、金融知識ゼロの私が独学でどのテキストを使用し無事合格できたのかをご紹介します。
また、実際に試験を受けたあとに感じたこと、反省点もお伝えいたします。
この記事の結論
・私が使用したテキストは「史上最強のFP3級テキスト&問題集」
・理由、試験範囲カバー率が高いため
・受験後の反省点:法改正等の内容を十分確認していなかった。そのような範囲は出題されやすい
・おすすめ独学方法:テキスト×最新情報
金融知識ゼロの私が合格まで使用したテキスト(参考書・問題集)
私は以下のテキストを使用し、独学で1ヶ月間で合格することができました。
- ・史上最強のFP3級テキスト
- ・史上最強のFP3級問題集
これら2冊です。出版社:ナツメ社 監修:高山一恵 著:オフィス海のもので、毎年試験範囲の法改定にあわせて更新版が発売されています。フルカラーであり、サイズはA5になります。またソフトカバーです。

なぜこれらのテキスト・問題集を選んだのか?
理由は2つあります。簡単です。
1つ目は、「自分にとって見やすかった」からです。行間や見やすいフォントが使用されているのに加え、フルカラーで色の使い方も自分に合っていると感じました。1ヶ月前後使用するテキストなので、「見やすいさ」は重要な選択理由になるかと思います。
内容が気になる方は、Amazonで試し読みするか、以下のサイトで内容や他の参考書との比較がされていますので、確認してみてください。
参考サイト:FP3級試験対策、独学におすすめのテキスト(参考書)の評判・口コミまとめ(20-21年度向け)
もう一つの理由は、「出題カバー率の高さ」です。テキストは96.3%、参考書での94.4%(19-20年度版)の出題範囲をカバーしており、このテキストさえ、きちんと理解しておけば、十分に合格可能です。
もちろん他の参考書でも出題範囲は十分カバーされているかと思いますが、「出題カバー率」を売りにしているだけあって、過去の試験問題をデータベース化して出題率・頻出問題を整理し、試験に合格するための情報を抽出し構成されていることが特徴です。無駄な情報を省き、試験に出題される90%以上の範囲をおさえており、試験に合格するための実践的なテキストと言えるでしょう。
また10数ページにまとめられた別冊も付属しています。別冊でも試験出題問題の70%前後をカバーしているため。この10数ページをこなすだけでも、十分な知識を得ることが期待できるでしょう。
反省点:実際に受験した時に感じたことなど
上記のテキスト・問題集・過去問だけを繰り返し行い、私は無事に合格することができました。

しかし、実際に試験を受けた際に、「もう少し、あぁしておけば良かった」と思うこともありました。それは、結果を見るとわかりますが、点数が低い実技試験の大問A・Eです。
私は先ほど紹介したテキストで勉強していましたが、友人にもらった1年古いものを使用していました。しかし当日出題された問題の中に、その年から法改定された範囲が出題され、点数を落としてしました。
なので、
私みたいに、「テキスト+問題集+過去問」ではなく、
「テキスト(最新版)+問題集(最新版)+過去問+法改定などの最新情報の確認」
ここまでしっかり行っておくべきだったと、後悔しています。
テキストは、最新版のものを選びましょう。
最新のテキストは、いつ発売されるのか?
FP試験のテキストは、5月と9月の間で新しいものに切り替わります。一方で試験は、「1月・5月・9月」に実施されます。なので、最新版のテキストを購入後、翌年の1月・5月に受験することをお勧めいたします。
1月・5月に受験すると、9月分の法改定後の試験内容を確認できますので対策もしやすいかと思います。
(参考)個人的に気になっている他の参考書
私は、史上最強のFP3級テキスト/問題集を使用し、金財で受験し実技は「個人資産相談業務」で合格しました。あとになって、試験期間である金財からFP試験の問題集が発売されていることを知りました。
気になる内容ですが、試験機関が発売する問題集なので、実際の試験により近い文言や出題形式で記載されているのではと考えています(まだ内容を確認できていません)。
個人的にかなり気になっているので、次回FP1級を受験する際に、一度使用してみようと考えています。
まとめ
私は、1年古いテキスト・問題集(史上最強のFP3級テキスト/問題集、出版社:ナツメ社 監修:高山一恵 著:オフィス海)を使用し、独学・1 ヶ月の勉強で合格することが出来ました。
ただし、毎年変更されていく法改定を考慮した最新問題にはついていけず点数を落とすこともあったため、皆さんには、最新版のテキストの使用を強くお勧めいたします。
最新版のテキストであれば、どのテキストでも問題ありませんが、私が使用した「史上最強のFP3級テキスト/問題集」は、「出題カバー率」の高さが売りとなっているため、効率的かつ超実践的に試験対策を行うことができると思います。
他にも金財で試験の受験を考えられている方は、金財が出版している参考書も確認してみてください。