この記事では、初心者の方向けに「米国株の買い方」を説明していきます。記事内では、SBI証券・マネックス証券での手続きを中心に解説していきます。
- 米国株の魅力を解説します
- 米国株の買い方を解説します
- SBI証券での「投資信託」「米国ETF」「米国株」の購入手順を解説します
- マネックス証券での「投資信託」「米国ETF」「米国株」の購入手順を解説します
- 初心者の方におすすめの米国株銘柄を紹介します
既に証券会社の口座を解説済みの方は以下から必要なところまで飛ばしちゃってください。
「米国株(アメリカ株)」の魅力とは?
米国株とは、名の通り世界最大の経済大国であるアメリカの企業が発行している株式です。
先進国・新興国問わず、世界中にビジネスを展開しているアメリカ企業に投資することは、今後も高い経済成長の恩恵を受けることができ、長期的にも安定したリターンが期待できます。
まずはそんな米国株の魅力を順番に解説していきます。

株式資本主義が浸透している米国
米国は、国中の企業・中央銀行・政治家などが株価を押し上げることを最終目標に取り組んでいる国家です。また米国企業は、「利益は株主のもの」という意識が強く、私たちに利益を還元する習慣が根付いています。
下がっても、すぐ戻り、成長を続ける米国株
米国を代表とする株式インデックスに「NYダウ」「S&P500指数」というものがあります。これら2つの指数は、最も有名な株価指数であり、米国株全体を示す指数と言えます。
グラフを見るとわかるように、米国株は順調に成長を続けていますが、日経平均株価は米国株に比べ、全く歯が立たない結果となっていることもわかります。
引用元:「月3万円で3000万円の「プライベート年金」をつくる 米国つみたて投資, 太田創著
1株単位で購入できる米国株
米国株:1株単位で購入可能
- アップル:約1.5万円/1株
- アマゾン:約35万円/1株
- コカコーラ:約6千円/1株
- ディズニー:約2万円/1株
日本株:100株単位での購入
- トヨタ自動車:約100万円/100株
- キーエンス:約640万円/100株
- ソフトバンク:約66万円/100株
- ソニー:約110万円/100株
米国株は、日本株と異なり、1株単位で購入することができます。なので比較的少ない資金で投資を開始することが可能です。
一方で、日本株は100株単位での購入が必要となりますので比較的高額となり、まとまった資金が必要となります。
例えば、米国株であれば初期資金1~2万円でも、世界を代表する企業であるアップルの株主になることができます。
米国株の魅力について詳しく知りたい方
米国株について詳しく知りたい方、魅力をもっと知りたい方は、こちらの記事をご確認ください
米国株(アメリカ株)の買い方

そんな今後も成長が期待できて、購入金額も安い「米国株」ですが、購入するためには手続きなどがややこしいように思われがちです。しかし、実は簡単に購入することができます。
- ネット証券会社で外国株式取引口座を開設する
- 日本円を米国ドルに変換する or 日本円のまま決済する
- 証券会社にログインし、銘柄を選択して発注を行う
米国株の買い方①:証券会社の口座開設する
まずは、米国株が購入できる証券会社で口座を開設を行います。米国株が購入できるおすすめのネット証券会社は以下の3社です。
米国株の買い方②:日本円を米ドルに両替する(購入資金を準備する)
ネット証券の口座開設を開設したら、米国株を購入する資金を入金する必要があります。
具体的にいうと、ご自身の外国株取引口座に日本円or米国ドルを入金する必要があります。
- 日本円を米国ドルに変換し、米国ドルを外国株取引口座に入金する
- 日本円のまま米国株を購入する
多くの証券会社が「為替手数料:25銭/1$」となっていますが、住信SBIネット銀行で米国ドルを購入(為替手数料:4銭/1$)の後、SBI証券に送金すること(無料)で、為替手数料を低く抑えることが可能です。つまりSBI証券が最も低コストで米国株を購入することができます。
米国株の買い方③:銘柄を選択して購入する
口座を解説し入金が完了したら、買いたい銘柄を検索しましょう。どれを購入すれば悩んでいる方は、以下のおすすめ銘柄を参考にしてください。
初心者の方向けおすすめ米国株銘柄
- 投資信託
・SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBI証券・マネックス証券のみ)
・SBI・V・全米株式インデックス・ファンド(SBI証券・マネックス証券のみ)
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) - 米国ETF
・バンガード S&P500 ETF(VOO)
・バンガード トータル ストック マーケット ETF(VTI)
・バンガード 情報技術セクター ETF(VGT)
・バンガード ヘルスケアセクター ETF(VHT) - 米国個別株
・アップル(AAPL)
・マイクロソフト(MSFT)
・ジョンソン & ジョンソン(JNJ)
おすすめ銘柄は全て100%米国株へ投資できる商品となります。特にこれから投資を開始する方は、投資信託を中心に資産運用することをおすすめします。

SBI証券で「投資信託」「米国ETF」「米国株」を購入する手順
それでは米国株に実際に投資を行う手順を解説します。
「投資信託」を購入する手順
投資信託でも米国株への投資は可能です。投資信託とは、個別株などを複数銘柄組み合わせたパックなので、1つの銘柄に投資するよりもリスクを抑えることができます。
今回は「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」を実際に購入していきます。
- SBI証券 ホームページにアクセスし、ログインする
- 上のメニューバーの中の「投信」をクリック
- 表示されたページの中央中段あたりの「投資信託ランキング」の欄の「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」をクリック
- ページ中段の「金額買付」「口数買付」「積立買付」の中から選択
- 「目論見書補完書面」「目論見書」を読み、「同意して次へ」をクリック
- 購入画面に注文数/金額/積立設定を入力。
- 取引パスワードを入力し、「注文発注」をクリックし完了
1. SBI証券 ホームページにアクセスし、ログインする
まずは、SBI証券のホームページを開き、ログインしましょう。
2. ログイン後、上のメニューバーの中の「投信」をクリック
「SBI・バンガード・S&P500・インデックス・ファンド」は、投資信託なのでホームページ上の「投信」をクリック。
3. 「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」をクリック
投信ページの中央・中段に「投資信託ランキング」があります。その販売金額ランキングの第1位が「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」なので、それをクリック。

4. ページ中段の「金額買付」「口数買付」「積立買付」の中から選択
投信の商品ページが表示されたら、いよいよ購入です。購入方法が4つあります。「金額買付」「口数買付」「積立買付」「つみたてNISA買付」の4つです。
特にこだわりなければ、通常「金額買付」で購入される方が多いかと思います。

5. 「目論見書補完書面」「目論見書」を読み、「同意して次へ」をクリック
初めて「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」を購入する場合のみ、「目論見書補完書面」と「目論見書」の確認画面が表示されます。必ず内容を確認の上、確認できたら「同意して次へ」をクリック。
6. 購入画面に注文数/金額/積立設定を入力。
いよいよ購入です。ここでは「金額指定買付」で説明します。
購入したい金額を入力し、取引パスワードを入力する。※ログインパスワードとは異なるので注意

7. 取引パスワードを入力し、「注文発注」をクリックし完了
再度、自分の入力した情報に間違いが無いか確認し、問題なければ「注文発注」をクリック
以上で、購入が完了します。

「米国ETF」「米国株(個別銘柄)」を購入する手順
続いて、SBI証券で「米国ETF」や「米国株(個別銘柄)」を購入する手順を解説します。
米国ETF/個別株の2つとも全く同じです。ここでは「マイクロソフト(MSFT)」を購入していきます。
1. ログインし外国株取引サイトへ移動
ログイン後、上部バーの「外国株式・海外ETF」をクリック。その後、中断の「外国株式取引サイトへ」に移動します。

2. 購入したい銘柄を検索する
外国株式取引サイトに移動したら、「銘柄 or ティッカー」を欄に、購入したい銘柄を入力し検索してください。下のリストのカッコ内の太字を入力するか、「アップル」「ディズニー」のように企業名を入力して検索してください。
- 米国ETF
・バンガード S&P500 ETF(VOO)
・バンガード トータル ストック マーケット ETF(VTI)
・バンガード 情報技術セクター ETF(VGT)
・バンガード ヘルスケアセクター ETF(VHT) - 米国個別株
・アップル(AAPL)
・マイクロソフト(MSFT)
・ジョンソン & ジョンソン(JNJ)

3. 購入数量・価格を入力する
購入したい銘柄を選択したら、購入する株数・価格・預り区分・決済方法・取引パスワードを入力します。預り区分は必ず特定預りにするようにしてください。
全て入力したら、注文確認画面をクリックし発注を完了させます。

以上で、米国株(個別銘柄)の購入が完了いたします。

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【まとめ】米国株の買い方
この記事では「米国株の買い方」について、SBI証券・マネックス証券で具体的な手順を解説しました。
- 米国株の「魅力」と「買い方」を解説しました
- SBI証券での「投資信託」「米国ETF」「米国株」の購入手順を解説しました
- マネックス証券での「投資信託」「米国ETF」「米国株」の購入手順を解説しました
- 初心者の方におすすめの米国株銘柄を紹介しました
→ 結論、「S&P500指数」か「全米株式」に投資できる銘柄がおすすめです
米国株の買い方を理解したら、実際に購入してみるのが早いです。少額から取引できるのも米国株のメリットの一つです。
どの証券会社を利用すべきか迷っている方は、少額から投資できたり初心者向けのサービスが充実しているネット証券会社である「SBI証券」「楽天証券」のどちらかを選ぶと良いでしょう。
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