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仮想通貨米国株投資

米国株のポートフォリオに「仮想通貨を1%だけ」入れる理由

米国株で資産運用しているけど、最近ビットコインなどの仮想通貨が少し気になる。

米国株中心の運用に、新興国や仮想通貨など少しスパイスを加えたい。

米国株と仮想通貨を組み合わせたポートフォリオのパフォーマンスを見てみたい

このような米国株と仮想通貨に関する悩み・考えを持つ方も多いかと思います。

この記事では、米国株と仮想通貨を組み合わせたポートフォリオのパフォーマンスを検証していきます。

結論としては、資産の99%を米国株で固めた上で、1%だけビットコインやイーサリアムを加えるとより高いパフォーマンスを期待できる可能性があります。

理由は、過去5年間の運用で「運用益10万円」を得ようとした場合に必要な運用額をみるとわかります。仮想通貨は、数百円を5年間運用していれば、10万円の運用益を得れた可能性がありました。米国株や新興国株に比べても、高いパフォーマンスとなっています。

投資対象銘柄成長率利益10万円を
得るための運用額
米国株式
S&P500
VOO+89.07%112,271円
新興国株式VWO+20.43%489,476円
暗号資産
イーサリアム
ETH+23912%418円

このような少し変わった「米国株+仮想通貨」ポートフォリオの比較・検証を行っていくので、興味がある方は最後までご覧ください。

ちなみに暗号資産を購入する際は、セキュリティ性が高く、少額から購入できる「bitFlyer(ビットフライヤー)」「コインチェック(Coincheck)」がおすすめです。

2社の使い分け・おすすめや、実際の買い方は以下の記事を参考にしてみてください。

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結論:米国株に仮想通貨を1%入れる方が運用益が良い

先に結論を述べると、米国株のみで運用しているポートフォリオに比べて、仮想通貨を1%分だけ加えたポートフォリオの方が高いパフォーマンスを得ることができました。

具体的にいうと、仮に年間40万円分を米国株に投資し運用しているとします。

ここに1%分にあたる年間4000円分の仮想通貨を加えるのと、加えないのとでは、ポートフォリオのパフォーマンスは大きく異なり、仮想通貨を加えたポートフォリオの方が高い運用益を得ることができました。

2018年1月からのデータで見ると、年間4000円(月333円)分の仮想通貨を買うだけで、「8~18万円」の運用益の差となりました。

ちなみに、これほど少額から購入する場合は、1円単位で購入できる「bitFlyer(ビットフライヤー)」がオススメです。

では、具体的に紹介していきますので、最後までご覧ください。

仮想通貨を少しだけ入れるメリット

ズバリ、より高いパフォーマンスを期待できる

運用する上での最終目標は、より多くの資産を築くことですね。

この点で、過去のデータを見る限り仮想通貨を入れたポートフォリオの方がより高いパフォーマンスを期待できる点がメリットです。

  • 「米国株100%」のポートフォリオ
  • 「メイン米国株+少量だけ仮想通貨」のポートフォリオ

後ほど、実際に検証してみたので解説していきます。ここでは仮想通貨ありのポートフォリオの方が高いパフォーマンスを得ることができたということを覚えておきましょう。

理由:今後の仮想通貨の普及に伴う通貨需要の上昇

では、なぜ仮想通貨を少し入れる方が高いパフォーマンスを得ることができるのでしょうか。

仮想通貨(ビットコインやイーサリアム)は、今後以下のような理由から更なる普及が進む一方で、通貨数には限りがあるため、通貨の価値が高まるとの見解が多いことが理由です。

  • 市場規模にまだまだ成長の余地がある
  • 「資産」として認められ始めている
  • 発展途上国で「需要が拡大」している
  • 「決済手段として普及」が進んでいる
  • アプリケーションの「プラットフォームとして開発」が進んでいる

特に、ビットコインは発行枚数に上限があるため、その「希少性」から資産として認められ始めています。

またイーサリアムに関しては、アプリケーションのプラットフォームとしてブロックチェーンの活用が進んでおり、その中で必要となる「通貨としてのイーサリアム」は需要が拡大すると見込まれています。さらにこのイーサリアムは、発行枚数が減少していることからも今後希少性も上がっていくと考えられています。

このように仮想通貨の中でも、ビットコインとイーサリアムは今後も更なる需要の拡大が見込まれており、その価値が高まる可能性が高いとの見解が多くみられます。

【検証】米国株+仮想通貨のポートフォリオ

では、実際に、「米国株のみのポートフォリオ」と「米国株+仮想通貨のポートフォリオ」で資産を運用した場合に、どうなるのかを過去のデータを使って検証してみます。

「米国株40万円」+「仮想通貨 1%」で5年間運用した場合

ここでは、1年間で米国株に40万円投資し運用している場合を考えます。

個人的には、仮想通貨をポートフォリオに入れる場合は、数%(1~3%)で十分だと思います。

10%程度入れるポートフォリオを提案されている方もいるかと思いますが、10%程度入れるとおそらく値動きが大きくなり、精神的にも長期運用向かないと思います。

「40万円/年」の理由は、つみたてNISAを想定しています。つみたてNISAの枠を利用し、米国株で運用している方も多いかと思いますので。

またつみたてNISAの一部を切り崩してまで、仮想通貨で運用する必要はありません。まずはつみたてNISAの枠をフルに活用しましょう。

その上で、「余剰資金があれば、少量だけ(1%だけ)仮想通貨に入れても面白い」という提案をしています。あくまで、米国株でコアを固めた運用が最優先です。

比較するポートフォリオ

具体的に、比較するポートフォリオは以下の2つです。

  • 米国株100%(年間40万円)
  • 米国株(年間40万円)+仮想通貨(年間4000円以下)
    ※ 仮想通貨はイーサリアムで検証

仮想通貨ありの方が年間4000円分、元手が多くなりますが、とりあえず結果を見てみましょう。

ちなみに、検証は毎日購入で行います。「米国株を毎日1639円購入(年間40万円)」「仮想通貨は毎日15円購入(米国株の1%以下、年間4000円以下)」が前提条件です。

つみたてNISAの場合、毎日購入にしている方も多いと思いますし、仮想通貨は値動きが大きいので購入タイミングを分散することでリスクを回避しています。

検証の結果

運用期間は、過去のデータが揃っていた「2018年1月〜2022年10月末」までの4年10ヶ月間(おおよそ5年間)です。

投資総額
(元手金)
運用最高
到達額
22年10月末
時点
米国株のみ1,997,941円2,478,318円2,310,396 円
米国株+仮想通貨2,016,226円2,657,978円2,393,771円
18,285円179,659円83,374円

検証結果をみると、18年1月から運用を開始したそれぞれのポートフォリオは、22年10月末時点で「83,374円」の差がつきました。

最高値でみても「約18万円」も仮想通貨ありのポートフォリオの方がパフォーマンスが高くなりました。

これらの結果から、つみたてNISA等で年間40万円を米国株で運用している方は、追加で年間4000円分仮想通貨を購入することで、さらにパフォーマンスを上げることができる可能性があります。

また仮想通貨を購入した分、余分にお金がかかりますが、4年10ヶ月でそのお金は「18,285円」です。それに対し、運用益の差は「8万円以上」なので、追加で多く運用しているとは言え、大きな差になっていると思います。

※ 今回の検証は、あくまで過去のデータを使ったものなので、将来性を保証するものではありません

仮想通貨はビットコインかイーサリアムにすること

前節で米国株に1%以下でも仮想通貨を加えることで、さらにパフォーマンスを高まる可能性があると紹介しました。

検証で用いた仮想通貨は「イーサリアム」です。

実際に運用する仮想通貨は、以下のどちらかにしましょう。それ以外は規模が小さくリスクが比較的高くなります

  • BTC:ビットコイン
  • ETH:イーサ(イーサリアム)

ビットコインやイーサリアム以外はオススメできない理由

仮想通貨で運用する場合、「ビットコイン」か「イーサリアム」のどちらかにしましょう。

先にも述べましたが、「ビットコイン」や「イーサリアム」は既にそれぞれの「役割」が世間に浸透しつつあり、価値が認められ始めています。

  • ビットコイン:決済手段、資産、希少性
  • イーサリアム:プラットフォーム(アプリ・NFT )、希少性

ビットコインであれば、「決済手段・資産」です。

イーサリアムであれば、「プラットフォーム」です。

ビットコインやイーサリアムは明確な役割があり、それが世間に浸透していることに加え、実際に資産として運用され始めています。

一方で、この2つの仮想通貨以外の通貨には、明確な役割があるものは少ないことから、ビットコインやイーサリアムに比べると、将来普及していく可能性も比較的低くなります。

そうなるとせっかくリスクを負って運用していても値上がりが期待できず、リスクに対するパフォーマンスが低くなります。

なので、仮想通貨で運用する場合は「ビットコイン」か「イーサリアム」のどちらかで運用しましょう。

私は、イーサリアムの方がより高い将来性を感じるため、ビットコインではなくイーサリアムで運用していますが、好みで選んでもらって問題ありません。

仮想通貨の買い方(出来るだけ簡潔に解説)

最後に、仮想通貨の買い方について、簡単に紹介します。

仮想通貨を買うまでの大きなステップは以下の通りです。

  • 取引所の口座開設を行う
    ・スマホがあれば数分で完了
  • 入金する
  • 買う

ビットコインやイーサリアムを買う時のオススメ取引所

この記事では、ビットコインかイーサリアムがおすすめと紹介しました。また検証では毎日15円分イーサリアムを買った場合どうなるかを紹介しました。

同じような運用を行う場合におすすめの取引所は以下です。

ビットコインを買う場合、「コインチェック(Coincheck)」が手数料が最も安く購入できます。イーサリアムの場合は、「bitFlyer(ビットフライヤー)」が最も手数料安く購入可能です。

また出来るだけ少額から購入したい場合は、コインチェックの場合は500円からの購入なので、1円から購入できる「bitFlyer(ビットフライヤー)」がおすすめです。

口座開設手順(画像付きで解説)

取引所の口座開設方法はめんどくさそうと思われがちですが、スマホがあれば数分の簡単な操作で完了できます。

  • メールアドレスを登録
  • URL先にて必要情報を入力
  • スマホのカメラで本人確認書類を提出

この3つの作業で口座解説は完了です。数分の作業で申し込みが完了し、早ければその日のうちに口座解説することも可能です。

まとめ

この記事では、米国株に仮想通貨を少量(1%)加えると、ポートフォリオのパフォーマンスがどうなるかを検証しました。

仮想通貨は日々の値動きは大きくリスクがありますが、毎日に分散し購入しながら、長期で運用すれば高いパフォーマンスも期待できます。

既につみたてNISAなどの中で米国株で運用している方も多いかと思いますが、余剰資金があれば仮想通貨で1%分だけ運用してみても面白いかと思います。

出来るだけ少額から購入したい場合は、1円からビットコインやイーサリアムを買える「bitFlyer(ビットフライヤー)」がおすすめです。

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