米国株投資

S&P500 週間パフォーマンス W25(VT・VT・VOO比較)

この記事では、2022年 W25(25週目:2022/6/20〜6/24)の週間パフォーマンスを簡単に解説していきます。

おそらく、2-3分あれば十分読めるかと思います。

今週は、22日にパウエルFRB議長の証言がありましたが、その内容を受けて大きく株価が動くこともなく、大きなイベントはありませんでした。

パウエルFRB議長は、「米国経済は非常に力強い」と証言したものの、「今後景気後退に入る可能性はあるか?」と聞かれ、「可能性はある」と回答しました。

一見株価にとってマイナスな発言に捉えられそうですが、株価はそこまで大きく動きはありませんでした。

では、今週もS&P500・他指数の比較・10年最利回り・為替の動きを見ていきます。

自分用のメモとして記事を作成している面もあるので、詳細は省くこともありますが、S&P500のセクター別パフォーマンスの紹介、上位銘柄の日々の上昇率も簡単に行います。

また「VT vs VTI vs VOO(全世界 vs 全米 vs S&P500)」の1週間の比較も行います。

※ 投資は自己責任でお願いいたします

>>先週のS&P500のパフォーマンス「S&P500 週間パフォーマンス W24

>>先週のETH・イーサリアムのパフォーマンス「ETH・イーサリアムの週間パフォーマンス W24

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S&P500 1週間の目立ったニュースなど

まずは今週(6/20~6/24)の米国市場のイベントを見ていきます。

今週は、大きな経済指数の発表や大きな経済イベントはありませんでした。

強いて言えば、22日パウエルFRB議長の証言がありました。

22日のパウエルFRB議長の証言内容

22日にあったパウエルFRB議長の証言の内容について、簡単に紹介します。

  • 米国経済は非常に強い
  • 高インフレの悪影響は十分に理解している
  • いまはインフレを抑制することに目標とし、迅速に動いている
  • 継続的な利上げが適切
  • しかし利上げのペースは、今後の経済状況に依る
  • 米国経済は強く、金融引き締めにも対応できる状態
  • 景気後退の可能性はあるか? → 可能性はあると回答

パウエル議長をはじめとする、FRB(連邦準備理事会)は、高いインフレを抑制するために利上げを少しづつ実施しています。

一般的に利上げが行われると、株価は下落しやすい傾向にあります。

なので、パウエル議長は証言などの機会の中で、市場関係者と間接的に対話をしながら様子を見て、金融政策を決定していきます。

最近の利上げは、6月に0.75%の利上げが行われました。通常は0.25%ずつの利上げが普通ですが、今年に限っては、2022年7月も「0.50%-0.75%」の利上げの可能性が高いと明言しています。

2022年上昇幅上昇後
1月0.00%-0.25%
3月0.25%0.25%-0.50%
5月0.50%0.75%-1.00%
6月0.75%1.50%-1.75%
(以降は予想)
7月0.75%2.25%-2.50%
9月0.50%2.75%-3.00%
11月0.50%3.25%-3.50%
12月0.25%3.50%-3.75%

※7月以降はあくまで予想です

S&P500 1週間のパフォーマンス(2022年 W25)

では、1週間のS&P500のパフォーマンスを見ていきます。

今週は、6/20(月)が奴隷解放記念日のため、米国市場が休場となっていました。

なので、2022年6月21日(火)〜2022年6月24日(金)の4日間が、2022年25週目(W25)のS&P500の週間パフォーマンスです。

※ ちなみに、S&P500指数について詳しく知りたい方は、S&P500とは?をご確認ください。

上昇率

S&P500指数の1週間の上昇率を見てみましょう。まずは15分足で、1週間のチャートになります。

日付曜日上昇率
6/20(休場日)
6/14+2.45%
6/15-0.13%
6/16+0.95%
6/17+3.06%
1週間+6.45%
表:著者作成

月曜日は休場日だったので、火曜日から市場が動きました。

火曜日の始値が、先週の終値から+1.53%から始まり、出だしのいい1週間でした。

火曜日・水曜日・木曜日とそのペースが続き、金曜日にまた大きく上昇していることがわかります。

1週化のトータルの上昇率は、「6.45%」となっており、久しぶりに大きく上昇した1週間になりました。

S&P500 採用銘柄のヒートマップ

続いて、S&P500を構成する銘柄の1週間のヒートマップを見てみます。

先週はどの銘柄も真っ赤になっており、下落していました。

しかし今週は、エネルギー銘柄以外ほとんど緑となっており、上昇していることがわかります。

エネルギー銘柄は、先週も「-10% 〜 -20%」程度の下落だったので、2週連続の下落となっています。

S&P500の上位銘柄であるアップル・マイクロソフト・グーグル・テスラなどは、大きく上昇していることがわかります。

セクター別パフォーマンス

エネルギーセクターのみ下落していたので、セクター別のパフォーマンスを見てみましょう。

セクター別の1週間の上昇率を比較します。比較には米バンガード社のETFのパフォーマンスを使用します。

セクターティッカー上昇率
情報技術VGT+8.88%
金融VFH+5.29%
ヘルスケアVHT+8.51%
エネルギーVDE-8.12%
一般消費財VCR+9.41%
素材VAW+2.06%
資本財VIS+4.11%
不動産VNQ+6.99%
公益VPU+5.23%
生活必需品VDC+5.43%
通信VOX+7.70%

エネルギーセクター以外は、大きく上昇しています。

一方でエネルギーセクターは、-8%以上の下落。先週は-17%の下落だったため、2週連続で大きく下落している状況です。

過去、2週間のS&P500指数・VDE(エネルギーセクター)を比較してみると、以下のチャートになります。

6/13~6/24
の上昇率
S&P500
(SPX)
-0.27%
エネルギー
セクター
(VDE)
-20.10%

6月13日〜6月24日までの2週間のパフォーマンスを見ると、エネルギーセクターは20%近くの下落、S&P500はほぼ±0.0%となっています。

ただ年初来で見ると、エネルギーセクターは24%近く成長しておりまだまだ力強い動きとなっています。

各セクターの日別パフォーマンス

6月21日(火)〜6月24日(金)の各セクターの日々のパフォーマンスをまとめた表になります。

画像:著者作成

6/21(火)と6/24(金)の上昇率が高く、水曜日と木曜日はセクターによってまちまちになっています。

エネルギーセクターは6/22,6/23に大きく下落していることがわかります。

S&P500 上位銘柄のパフォーマンス

最後に、S&P500指数の大部分の割合を占めているトップ銘柄のパフォーマンスを見ておきましょう。

以下は、米バンガード社のホームページに記載のS&P500指数に連動する米国ETF「VOO」の構成銘柄になります。※6/25時点の情報になります

ここでは上位5銘柄の「アップル・マイクロソフト・アルファベット(グーグル)・アマゾン・テスラ」について、紹介します。

ティッカー銘柄名1週間の上昇率
AAPLアップル+7.68%
MSFTマイクロソフト+8.10%
GOOGLアルファベット
(グーグル)
+10.11%
AMZNアマゾン+9.64%
TSLAテスラ+13.35%
(比較) VOOS&P500+6.52%

今週は、上位5銘柄全て、S&P500よりも高い上昇率を見せています。

特にテスラの上昇率は高く、S&P500の2倍以上の上昇率になっています。

上位5銘柄の中では、テスラは比較的より成長銘柄の印象であるため、価格変動も大きい印象です。

最後に、参考程度ですが、上位5銘柄とS&P500の1週間のチャートを載せておきます。

ちなみに、アップルやマイクロソフト、グーグル、テスラなどの米国株の個別銘柄を少額で取引したい方は、LINE CFDの利用が便利です。

S&P500と他指数の比較

S&P500と他の指数(NYダウ・NASDAQ100)の比較を行います。

また株価への影響が大きい「為替・10年債利回り・VIX指数」との比較も行っていきます。

NYダウ・NASDAQ100との比較

青がS&P500指数、黄色がNYダウ、赤がNASDAQ100指数となります。

今週は、NYダウの上昇率が一番低く、NASDAQ100の上昇率が最も高くなっています。

S&P500は、NYだうとNASDAQ100の間ぐらいに位置しています。

今週は、アップルやマイクロソフト、グーグル、テスラなどハイテク銘柄の上昇率が高かったため、NASDAQ100 >S&P500>NYダウの順になっていると考えられます。

10年債利回り・為替・VIX指数

VIX指数・10年債利回り・為替とS&P500指数を比較してみましょう。

順に見ていきます。

まず恐怖指数と呼ばれる「VIX指数(オレンジ:橙)」は、1週間のながで徐々に下落しており、市場の恐怖感が徐々に小さくなった1週間となります。特に6/24の午後に大きく下落し、それに伴いS&P500も上昇し始めていることがわかります。

10年債利回りは、水曜日・木曜日にガクンと下がっていますが、そのタイミングではS&P500はそれほど反応していません。

為替も、10年債利回りの動きと連動し、変化していることがわかります。米国債の価格が下がると、日本債へ切り替える人たちが、ドルから円に変換するため、円高に進んだと考えられます。

これらをみると、今週1週間に関しては、恐怖指数(VIX指数)に連動し、S&P500も上昇した1週間となりました。

S&P500(日本円換算)のチャート

投資信託を用いて、S&P500に投資している方も多いと思います。

そこで、日本円に換算したS&P500のパフォーマンスも見てみましょう。

2022年の初めからのチャートを見ると、1月1日〜6月24日まででS&P500(日本円換算)は「-3.57%」となっています。

6月の初旬に一時的にプラスに転ずる場面もありましたが、そこから大きく下落しました。しかしここ最近少しづつまた盛り返しているところです。

次週、S&P500が上昇すれば、年初来でまたプラスに転ずる可能性もあります。

VT vs VTI vs VOO(全世界 vs 全米 vs S&P500)

最後に、VT vs VTI vs VOO(全世界 vs 全米 vs S&P500)について、今週のパフォーマンスを比較してみましょう。

1週間の
上昇率
VOOS&P500+6.52%
VTI全米株式+6.25%
VT全世界株式+4.45%

チャート内と表内の上昇率の記載が異なりますが、表内の数値が正しい数値になります。

比較すると、今週はS&P500が最も高いパフォーマンスを見せていることがわかります。続いて、VTI(全米株式)が若干負けていますがほとんど同じ上昇率です。

VT(全世界株式)は、他2つに比べると2%程度上昇率が低く、パフォーマンスが良くありません。

この理由に関しては、「VT・VTI・VOOの違いを解説」の記事で解説していますので、よければご覧ください。

(参考)S&P500 へ投資できる人気の投資信託

1週間のS&P500のパフォーマンスを見てきましたが、そんなS&P500に投資する方法はいくつかあります。

S&P500連動の「投資信託」

S&P500に投資する際におすすめなのが投資信託です。

各運用会社がいくつか販売していますが、ここでは2つの代表的な投資信託を紹介します。

投資信託の特徴は、数百円から数千円程度の少ない金額から、購入手数料は無料で購入できる点です。

2大 Su0026amp;P500
  1. SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
  2. eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
1. SBI V S&P500
インデックス ファンド
2. eMAXIS Slim
米国株式(S&P500)
便利さ安心度
SBI証券
マネックス証券
楽天証券×
LINE証券×

SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」は、後の「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」よりも低コストで、S&P500の投資信託の中で最も低いコストであるのが特徴です。

SBI証券であれば三井住友カード(NL)との組み合わせが非常に強力です。

SBI・V・S&P500インデックス・ファンドを購入できない、楽天証券やLINE証券でも購入可能なS&P500の投資信託が、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」になります。

まとめ(2022年 W25 のS&P500)

今週のS&P500は、「+6.45%」と久しぶりに上昇しました。

先週は「-5.79%」だったので、それ打ち消すような上昇となっています。

ただ2022年初来で見ると、まだまだ大きく下落している状況です。一方で、長期投資を前提としている方は、この下落のタイミングはチャンスと捉えることもできます。

長期投資には、SBI証券×三井住友カード(NL)の組み合わせが非常に強力です。

またS&P500だけでなく、イーサリアムに関しても週間パフォーマンスを簡単にまとめていますので、気になる方は、こちらの記事をご確認ください。

>>先週のETH・イーサリアムのパフォーマンス「ETH・イーサリアムの週間パフォーマンス W24

※投資はあくまで自己責任でお願いいたします。

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