米国株投資

S&P500 週間パフォーマンス W24

この記事では、2022年 W24(24週目:2022/6/13〜6/17)の週間パフォーマンスを簡単に解説していきます。

おそらく、2-3分あれば十分読めるかと思います。

今週は、金融市場が最も注目しているFOMCに加え、スイスの大幅利上げがあり、為替も大きく変動しました。

それらの内容、S&P500・他指数の比較・10年最利回り・為替の動きを見ていきます。

自分用のメモとして記事を作成している面もあるので、詳細は省くこともありますが、S&P500のセクター別パフォーマンスの紹介、上位銘柄の日々の上昇率も簡単に行いますので、さくっとコーヒーでも飲みながら見てもらえると嬉しいです。

※ 投資は自己責任でお願いいたします

S&P500 1週間の目立ったニュースなど

まずは今週(6/13~6/17)の米国市場のイベントを見ていきます。

今週の注目は、以下の2つです。

  • FOMCの開催
  • スイス大幅利上げ

FOMCによる0.75%の利上げ

FRB(連邦準備理事会)は、高いインフレを抑制するために利上げを少しづつ実施しています。

利上げを行うと、一般的に株価は下落しやすい傾向にあります。

なので、通常は出来るだけ少しづつ利上げを行います。

具体的には、0.25%の利上げが普通ですが、現状0.25%の利上げでは抑えきれないとの見解で、6月・7月は0.50%の利上げを行うと、FRBは市場関係者に匂わせてきました。

しかし6/14-6/15に実施されたFOMCで、0.75%の利上げを行うと発表されました。また7月も「0.50%-0.75%」の利上げの可能性が高いと明言されました。

2022年上昇幅上昇後
1月0.00%-0.25%
3月0.25%0.25%-0.50%
5月0.50%0.75%-1.00%
6月0.75%1.50%-1.75%
(以降は予想)
7月0.75%2.25%-2.50%
9月0.50%2.75%-3.00%
11月0.50%3.25%-3.50%
12月0.25%3.50%-3.75%

※7月以降はあくまで予想です

スイス中央銀行による大幅利上げ

スイス中央銀行は6/16に予想の反して、利上げを行いました。

世界の安定通貨として扱われているスイスフランと日本円のうち、スイスが利上げした報道を受け、いよいよ日本も利上げされるのではとの憶測が飛び、日本円は急激に円高が進みました。

しかし、6/17の日銀の会合にて、「利上げはしない。現在の政策を継続する」と発表され、再度円安が進みました。

以上から、この2日間で日本円は大幅な変動がありました。

S&P500 1週間のパフォーマンス(2022年 W24)

次に、2022年6月13日〜2022年6月17日(W24)のS&P500指数の週間パフォーマンスを見ていきます。

※ ちなみに、S&P500指数について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご確認ください。

上昇率

S&P500指数の1週間の上昇率を見てみましょう。まずは15分足で、1週間のチャートになります。

画像:著者作成

今週も5日間市場は動いていました。

月曜日の始値が、先週金曜日の終値に対し、大きく下落。それにより月曜日は最終的に「-3.88%」と週の中で最も大きい下落率になりました。

チャートをみると、水曜日に一時的に反発しているものの、全体的に下落傾向が続き、1週間で5%以上の下落となっています。

ちなみに今週の終値は、2020年12月の水準となっています。1年半程度前に戻ったということになります。

S&P500 日々の上昇率

次に、毎日の上昇率を表にまとめます。

日付曜日上昇率
6/13-3.88%
6/14-0.38%
6/15+1.46%
6/16-3.25%
6/17+0.22%
1週間-5.79%
表:著者作成

日々の上昇率(パフォーマンス)をみても、月曜日と木曜日に大きく下落していることがわかります。

1週間全体で見ると、「-5.79%」の下落となっており、2週続けて5%以上の下落となりました。

この下落幅はコロナショックのあった2020年3月以来の下げ幅のようです。

S&P500 採用銘柄のヒートマップ

続いて、S&P500を構成する銘柄の1週間のヒートマップを見てみます。

2022/6/13(月)~2022/6/17(金)の上昇率になっています。

1週間のS&P500のヒートマップは、先週に引き続き、どの銘柄も真っ赤となっており、大きく下落していることがわかります。

先週はエネルギー銘柄はプラスとなっていましたが、今週のエネルギー銘柄は「-10% 〜 -20%」程度の下落となっており、先週分以上に下落していることがわかります。

一方で、今週は、S&P500の上位銘柄であるGAFAMの下落率は比較的小さくなっています。後ほど紹介します。

セクター別パフォーマンス

次に、 米国市場のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

まずは、セクター別の1週間の上昇率を比較します。比較には米バンガード社のETFのパフォーマンスを使用します。

セクターティッカー上昇率
情報技術VGT-5.20%
一般消費財VCR-5.96%
ヘルスケアVHT-4.23%
生活必需品VDC-4.24%
素材VAW-8.77%
公益VPU-9.11%
資本財VIS-6.43%
通信VOX-4.95%
不動産VNQ-5.31%
金融VFH-5.10%
エネルギーVDE-17.37%

全セクター下落。

特に、先週は1%以下の下落幅だった「エネルギーセクター:VDE」の下落幅が最も大きいです。

例えば、S&P500指数・VDE(エネルギーセクター)を比較してみると、以下のチャートになります。

チャートの前半に当たる先週のパフォーマンスは、S&P500を上回っていました。

しかし後半にあたる今週は、月曜・木曜・金曜の下落幅がかなり大きく、2週間でみても、S&P500よりも低いパフォーマンスになっています。

各セクターの日別パフォーマンス

また以下は、6/13(月)〜6/17(金)の各セクターの日々のパフォーマンスをまとめた表になります。

どのセクターも、月曜日・木曜日の下落が大きいです。エネルギーセクターに関しては、それに加えて金曜日の下落幅も大きく、他のセクターに比べパフォーマンスが低くなっています。

S&P500 上位銘柄のパフォーマンス

最後に、S&P500指数の大部分の割合を占めているトップ銘柄のパフォーマンスを見ておきましょう。

6/17(金)時点の、S&P500の上位構成は、画像の通りです。

ここでは上位5銘柄の「アップル・マイクロソフト・アルファベット(グーグル)・アマゾン・テスラ」について、紹介します。

ティッカー銘柄名1週間の上昇率
AAPLアップル-4.06%
MSFTマイクロソフト-2.11%
GOOGLアルファベット
(グーグル)
-3.20%
AMZNアマゾン-3.13%
TSLAテスラ-6.66%
(比較) VOOS&P500-5.67%

4銘柄は、S&P500よりも下落幅が小さいですが、テスラのみS&P500よりもパフォーマンスが悪き結果となっています。

上位5銘柄の中では、テスラは比較的より成長銘柄の印象であるため、価格変動も大きい印象です。

上位銘柄の日別パフォーマンス

上位5銘柄の日々の上昇率をざっくりまとめたヒートマップです。

1週間の中の日々の上昇率を見ると、テスラは上昇する際の上昇率も高いですが、下落時の下落率も大きくなっています。

その他、上位5銘柄は特に目立った傾向はなく、おおよそ同じような動きをしていることがわかります。

最後に、参考程度ですが、上位5銘柄とS&P500の1週間のチャートを載せておきます。

ちなみに、アップルやマイクロソフト、グーグル、テスラなどの米国株の個別銘柄を少額で取引したい方は、LINE CFDの利用が便利です。

S&P500と他指数の比較

S&P500と他の指数(NYダウ・NASDAQ100)の比較。

また為替・10年債利回り・VIX指数との比較を行います。

NYダウ・NASDAQ100との比較

青がS&P500指数、黄色がNYダウ、赤がNASDAQ100指数となります。

今週はS&P500が最も下落幅が大きく、次にNYダウ、最も下落幅が小さいのはNASDAQ100指数となっています。

これまでの印象だと、下落局面だと、NYダウ>S&P500>NASDAQ100の順で下落幅が小さかった印象ですが、今週はエネルギー銘柄の下落が大きく、最もエネルギー銘柄が多く含まれる「S&P500」のパフォーマンスが最も低い結果につながっていると考えられます。

10年債利回り・為替・VIX指数

最後に、「S&P500 VIX指数」「10年債利回り」「為替」とS&P500指数を比較してみましょう。

順に見ていきます。

まず恐怖指数と呼ばれる「VIX指数(オレンジ:橙)」ですが、月曜日開始時点から先週に比べ高い値となっています。水曜日にかけて徐々に落ち着いていたものの、木曜日に再度急上昇。それに合わせて、S&P500指数もガクンと一段下げている結果です。

10年最利回りも木曜日には一時的に上昇したものの、その後落ち着いています。

木曜日の下げは、スイス中央銀行による利上げが発表されたことをうけた反応だと推測されます。

S&P500(日本円換算)のチャート

以下は、完全に自分用のメモです。

私は、投資信託を用いて、S&P500に投資しているので、日本円に換算したパフォーマンスが気になる時がたまにあります。

特に最近は為替の動きが激しいので、念のため1週間の動きを確認していきます。

まずは直近の為替の動きですが、以下の2022年初めからのチャートのように急激に円安に進んでいます。具体的には、ざっくり17%程度円安に進んでいます。

為替が円安に進むと、S&P500に連動を目指す投資信託(為替ヘッジなし)のパフォーマンスは良くなります。

次に、今週のS&P500(円換算)のパフォーマンスです。

上昇/下落率S&P500S&P500
(円換算)
今週-5.79%-5.40%
2022年-22.9%-9.59%

今週の為替の動きは1週間でみると、それほど大きくなかったので、円換算の値もあまり変わっていません。

しかし2022年のパフォーマンスで見ると、円安に進んでいることもあり、円換算値の方が下落幅は小さくなっています。

つまり直近は、S&P500の下落を、為替の変化率でカバーしている形となっています。

円の価値が下がっているので、米国ドルとして投資している商品を持っていると、仮に株価が下がっても、相対的に米国ドルの価値が上がっているので、円に戻すときには下落幅が小さくなるということです。

(参考)S&P500 へ投資できる人気の投資信託

1週間のS&P500のパフォーマンスを見てきましたが、そんなS&P500に投資する方法はいくつかあります。

S&P500連動の「投資信託」

S&P500に投資する際におすすめなのが投資信託です。

各運用会社がいくつか販売していますが、ここでは2つの代表的な投資信託を紹介します。

投資信託の特徴は、数百円から数千円程度の少ない金額から、購入手数料は無料で購入できる点です。

2大 Su0026amp;P500
  1. SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
  2. eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
1. SBI V S&P500
インデックス ファンド
2. eMAXIS Slim
米国株式(S&P500)
便利さ安心度
SBI証券
マネックス証券
楽天証券×
LINE証券×

SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」は、後の「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」よりも低コストで、S&P500の投資信託の中で最も低いコストであるのが特徴です。

SBI証券であれば三井住友カード(NL)との組み合わせが非常に強力です。

SBI・V・S&P500インデックス・ファンドを購入できない、楽天証券やLINE証券でも購入可能なS&P500の投資信託が、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」になります。

まとめ(2022年 W24 のS&P500)

今週のS&P500指数は、「-5.79%」となりました。

FOMC会合にて、0.75%の利上げが行われました。次月も0.50-0.75%の利上げが行われるとの推測が多く、株価にとっては厳しい局面が続いています。

ただ長期投資を前提としている方は、この下落のタイミングはチャンスと捉えることもできます。

長期投資には、SBI証券×三井住友カード(NL)の組み合わせが非常に強力です。

私は、S&P500に長期投資前提で運用しているのであまり気にしていませんが、投資はあくまで自己責任でお願いいたします。ではまた来週。

タイトルとURLをコピーしました