この記事では、楽天証券のクレジットカード積立の2022年の変更点について詳しく紹介しています。
これまで、楽天証券はクレジットカード積立で他社よりも有利な条件でしたが、今回の改定で銘柄によっては大きなポイント還元率の低下となります。
この記事を読んでいただき、楽天証券のクレジットカード決済積立の変更点をおさえておきましょう。

【楽天証券】クレジットカード決済積立の主な変更点
クレジットカード決済積立とは

そもそもクレジットカード決済積立とは、投資信託の積立をクレジットカード払いで行う取引のことをいいます。
投資信託の積立をクレジットカード払いで行うことで、投資金額に応じてクレジットカードのポイントが貯まります。
投資信託の積立を申し込む際に、クレジットカード払いを選択するだけで、ポイント還元を受けながらお得に投資をすることができます。
また、クレジットカード決済積立は、ポイント面以外にも、投資資金を証券口座へ資金移動する手間が省けるというメリットもあります。
クレジットカード決済積立を利用すれば、口座の資金不足で買付機会を逃すことがなくなりますので、つみたてNISAの買付手段としてもおすすめです。
ちなみにクレジットカード決済積立は、楽天証券以外にSBI証券やマネックス証券などでも利用することが可能です。
各社、対象のクレジットカードが決まっており、楽天証券の場合は、楽天カードがクレジットカード決済積立の対象カードとなっています。
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楽天証券のクレジットカード決済積立の変更点

今回の楽天証券のクレジットカード決済積立の主な変更点が、ポイントの還元率です。
クレジットカード決済積立の肝であるポイントの還元率が大きく変わるため、今回の変更は大きな改悪といえます。
今回の変更点をまとめると、以下の通りです。
従来
・投資信託の買付金額に対して1%のポイント還元
2022年8月〜
積立を行う投資信託の信託報酬に応じてポイントの還元率が2段階に分かれる
信託報酬※のうち販売会社が受け取る手数料(代行手数料)
・年率0.4%(税込)以上のファンド・・投資信託の買付金額に対して1%のポイント還元
・年率0.4%(税込)未満のファンド・・投資信託の買付金額に対して0.2%のポイント還元
つまり、楽天証券に入る手数料が大きいファンドは従来通り1%のポイント還元を受けることができますが、手数料が低いファンドに積立投資を行う場合、還元率が大きく下がることになります。
人気のeMAXISなどのインデックスファンドやつみたてNISAの対象ファンドは、いずれも信託報酬が低く、クレジットカード決済積立で得られるポイントは0.2%となります。
楽天証券で、クレジットカード決済積立を行なっている方にとって、インパクトの大きな変更といえます。
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【楽天証券】クレジットカード決済積立のポイント還元率を確認する方法

ここからは、積立投資を行なっている銘柄のポイント還元率を確認する方法について紹介します。
ファンド検索でポイント還元率を確認する方法

新たに積立を行うファンドのポイント還元率を確認する方法について紹介します。
ファンド詳細ページでポイント還元率を確認することができます。

すでに積立しているファンドの還元率を確認する方法

すでに積立を行なっているファンドの還元率を確認する方法について紹介します。
積立設定一覧から、積立設定しているファンドのポイント還元率を確認できます。

ポイント還元率から投資商品を絞る方法

ポイント還元率から投資商品を絞る方法を紹介します。
投資信託の検索ページで、検索条件にポイント還元率を追加
することで、ポイント還元率1%または0.2%のファンドを絞ることができます。

【楽天証券】クレジットカード決済のポイント還元率が高いファンドとは

今回の改定で、運用期間中にかかる費用が低いファンドのポイント還元率が下がります。
そのため、ポイント還元率の良いファンドに積立を行いたい場合は、信託報酬の高いファンドを選ぶ必要があります。
投資信託の商品を選ぶ際、費用は重要なポイントです。
信託報酬は、投資信託を管理・運営するためにかかる費用です。
信託報酬が高いファンドは敬遠されがちですが、ファンドの組み入れ銘柄の調査費用や見直し費用がかかっている分、パフォーマンスが良いファンドもあります。
費用が高くてもパフォーマンスが良く、納得できるファンドであれば、積立の投資対象としておすすめです。
クレカ決済 1%ポイント還元ファンド

クレジットカード決済のポイント還元率1%のファンドを紹介します。
クレジットカード決済積立のポイント還元率は、楽天証券公式サイトで確認できます。
ポイント還元率1%の人気ファンドは以下の通りです。

✔︎クレジットカード決済のポイント還元率1%ファンド一覧(楽天証券公式サイト)
クレカ決済 0.2%ポイント還元ファンド

クレジットカード決済のポイント還元率0.2%のファンドを紹介します。
ポイント還元率0.2%の人気ファンドは以下の通りです。
人気のインデックスファンドなどは、全てポイント還元率0.2%となっています。
インデックスファンドは、シンプルな商品設計で、運用期間中の費用を抑えて投資をしたい方におすすめです。

✔︎クレジットカード決済のポイント還元率0.2%ファンド一覧(楽天証券公式サイト)
【ネット証券】クレカ積立 ポイント還元率比較

今回の楽天証券の改悪を受けて、クレカ積立を他社で利用したいという方向けに、ネット証券各社のクレカ積立のポイント還元率をまとめました。
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対象カード | 三井住友カード(NL)など | 楽天カード | マネックスカード |
ポイント | Vポイント | 楽天ポイント | エポスポイント |
ポイント付与率 | 0.5〜2% | 0.2%、1% | 1.1% |
クレカ積立を楽天証券以外で利用したい方にはSBI証券×三井住友カード(NL)がおすすめです。
SBI証券は取り扱い商品数が多く、投資信託は全商品購入手数料が無料です。
SBI証券のクレカ積立のポイント付与率は、カードの種類によって異なり、0.5%〜2%となっています。
三井住友カード プラチナクラス | 三井住友カード ゴールドクラス | 三井住友カード シルバークラス | タカシマヤカード | |
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ポイント付与率 | 2% | 1% | 0.5% | 積立1年目〜 0.1% 積立3年目〜 0.2% 積立5年目〜 0.3% |
SBI証券のクレカ積立では、年会費が永年無料の三井住友カード(NL)でも投資金額に対して0.5%のポイントが付与されます。
信託報酬が低い投資信託に積み立てを行う場合は、楽天証券よりもSBI証券の方がポイント付与の条件が有利です。
つみたてNISAでの投資やインデックスファンドへの投資をお考えの方は、SBI証券でクレカ積立を行うのが良いと思います。
信託報酬が低いファンドに投資する場合

SBI証券のクレカ積立対象カードのなかで、年会費が永年無料なのが三井住友カード(NL)です。
ポイント付与率はプラチナカードやゴールドカードよりも劣りますが、カードの年会費を払わずにクレカ積立でポイントを貯めたい方にはおすすめです。
現在、三井住友カード(NL)は、新規入会キャンペーンで最大6,500円相当のポイントを獲得することができます。
さらに当サイト経由で新規入会いただくと2,000円相当のポイントが付与されます。
この機会に三井住友カード(NL)に新規加入してクレカ積立を始めるのがおすすめです。

楽天証券のクレジットカード決済積立の変更点/まとめ

今回の改悪は、銘柄によってポイント還元率が大きく下がることになり、インパクトの大きい改定といえます。
とはいえ、クレジットカード決済積立は、投資信託の積立をクレジットカード経由にするだけで、ポイント還元を受けることができるお得なサービスです。
楽天証券のクレジットカード決済積立の対象カードの楽天カードを新規発行すると、今なら最大7,000円相当のポイントを獲得することができます。
クレジットカードを新規発行して、クレジットカード決済積立を始めるチャンスです。
楽天証券で投資信託の積立を行なっている方は、ぜひクレジットカード積立を利用するようにしましょう。
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