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【NFT初心者用まとめ】OpenSeaとMetaMaskの始め方/やり方を解説

この記事では、NFTアートの取引を簡単にできるサイト「OpenSea(オープンシー)」のアカウント作成方法・MetaMaskとの接続方法・スマホでの設定方法をまとめて解説します。

実際に、OpenSeaのアカウントを作成した際の手順MetaMaskのウォレットを作成した際の手順を簡単に解説していきますので、最後までご覧ください。

この記事でわかること
  • OpenSeaとは?/MetaMaskとは?
  • OpenSeaのアカウント作成手順
  • MetaMaskのウォレット作成手順
  • OpenSeaとMetaMaskの接続方法
  • スマホでOpenSeaを使用するための設定手順
  • OpenSeaの売買にはイーサリアムが必要
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OpenSeaとは?/MetaMaskとは?

OpenSeaとは?

OpenSeaは、2017年12月に創業されたNon-Fungible Token(非代替性トークン:NFT)を売買するためのマーケットプレイスです。主にイーサリアム(ETH)を利用して行うことが可能です。

NFTとは「Non-Fungible Token(非代替性トークン)」の略です。

「非代替性」は他では替えが効かないという意味です。また「トークン」とは既存のブロックチェーン技術を利用して作られた物を指します。

ここでは「NFTとはブロックチェーン技術を使用したデータ管理をする技術と用いて作られた物」と覚えておきましょう。

2021年にはNFTの認知度が上昇したこともあり、OpenSea内で芸術作品やコンテンツの売買が増加し、OpenSeaの知名度が急上昇しました。

OpenSeaの売上は、2021年8月に30億米ドルを超え、その後も毎月20億米ドル以上の取引量を維持しており、非常に巨大なマーケットプレイスとなっています。

OpenSeaで出来る3つのこと

OpenSeaでは、NFTに対し以下3つのことを行うことができます。

単純ですが、OpenSeaではNFTに関して何でも出来ます。

  • NFTを「買う」
  • NFTを「売る」
  • NFTを「作る」

OpenSeaの「5つ」の特徴

  • NFT作品数/種類がとにかく豊富
  • 取引は仮想通貨で行う(イーサリアムなど)
  • 売買は2つの形式で行う(通常販売形式とオークション形式)
  • ロイヤリティの設定が可能
    ※ロイヤリティとは自身のNFT作品が最初の売買とは異なるユーザー間で取引された場合、最初の製作者に手数料が支払われる仕組み
  • NFT作品を自分で”無料で”作成可能
    ※NFT作成にはガス代も費用
    ※ガス代とはイーサリアムブロックチェーンを使用して取引する際にかかる手数料

NFTマーケットプレイスは他にも「NiftyGateway」「Syperrare」などがありますが、その中でOpenSeaは、初心者でも参入しやすい仕組みとなっており、アーティストではない一般の方でも売買を簡単にできるため利用者が急増しています

MetaMask(メタマスク)とは?

MetaMaskは、仮想通貨(イーサリアムなど)を保管し、支払いを行なったりできるようにするWebウォレットです。イーサリアムだけでなく、イーサリアム系の仮想通貨であれば扱うことができます。

またMetaMaskの魅力は、DApps(分散型アプリケーション)や、ブロックチェーンゲームなどと連携できる汎用性の高さです。PCやスマートフォンで利用することができ、PCで利用する場合は、以下4つのWebブラウザの拡張機能として利用することができます。

  1. Google Chrome
  2. Firefox
  3. Brave
  4. Microsoft Edge

MetaMaskの利用方法

Metamaskは、仮想通貨・イーサリアムを保管するのに非常に便利なウォレットです。またその他のあアプリやサイトと連携されることができ、「OpenSea」への連携も可能なため最近利用者が増えています。

具体的には、以下のような流れでMetaMaskを利用することになります。

  • MetaMaskのウォレットを作成し、Webブラウザに連携させる
  • CoinCheck(コインチェック)やbitFlyer(ビットフライヤー)で仮想通貨を購入する
  • CoinCheckやbitFlyerから自分のMetaMaskウォレットアドレスに仮想通貨を送金する
  • MetaMaskが連携したブラウザでOpenSeaなどで売買する

MetaMaskは、シンプルで無駄がなく、サポートも豊富なため、初心者の方にも安心して利用できる仮想通貨ウォレットです。

実際に2016年9月に公開された後、21年11月度に月間アクティブユーザー数が2000万人を突破し、著しい成長を見せているシステムです。

ウォレット作成は、無料なのでイーサリアム系の通貨を取引する場合や、ブロックチェーン関連サービスを利用する場合に備えて、作成しておくと便利です。

MetaMaskウォレットの作成手順を解説

MetaMaskのウォレットを作成する【4ステップ】

MetaMask(メタマスク)のウォレットを作成し、Google Chromeに接続する手順は以下の4ステップになります。

  • (STEP1)MetaMask(メタマスク)の公式サイトへ移動
  • (STEP2)MetaMaskをChromeにインストールする
  • (STEP3)パスワードを設定する
  • (STEP4)シードフレーズを確認する 非常に重要

(STEP1)MetaMask(メタマスク)のトップページに進む

STEP1は以下の手順で進めます。

  • MetaMask(メタマスク)のトップページに移動
     → https://metamask.io/ (※リンク先確認済み)

(STEP2)MetaMaskをChromeにインストールする

STEP2は以下の手順で進め、品質向上のご協力に関して「同意する」まで進みます。

  • トップページ内の「インストール」を選択しましょう
     → 著者は、Google Chromeを使用しました
  • MetaMask(メタマスク)をインストールしたら「開始」を選択し進む
  • 表示された画面で右側の「さあセットアップしましょう!」を選択
  • 品質向上へのご協力について、「同意します」を選択

(STEP3)パスワードを設定する

STEP3は以下の手順でパスワードを設定しましょう。

  • パスワード設定画面が表示されたら、パスワードを設定します
    ※他のサイトとの併用は避けましょう

(STEP4)リカバリーフレーズを確認する ※重要

STEP4は、非常に重要なので注意して進めましょう。

  • ウォレットの保護(リカバリーフレーズ:マスターキー)に関して動画を確認
  • リカバリーフレーズを確認 ※重要
  • 表示されたいくつかのフレーズを記録しましょう(紙と電子メモなど)
     → このリカバリーフレーズはどんな理由でも他人に教えてはいけません

リカバリーフレーズをしっかり保管したら、ウォレット作成完了です。

MetaMaskの自分のウォレットアドレスを確認しよう

Google Chromeの右上にあるマークを選択し「MetaMask」をクリックしましょう。拡張機能としてMetaMaskが立ち上がります。立ち上げると、ウォレットアドレスの一部が表示されていますので、ここにマウスを合わせると「クリップボードにコピー」が表示されます。

OpenSeaとの連動や、コインチェックやビットフライヤーからの送金時は、ここのウォレットアドレスを入力し作業を行いましょう。

MetaMaskのウォレット作成手順は以上になります。もっと詳細に手順を確認したい場合は、以下の記事に「画像付き」で解説していますので、そちらをご確認ください。

OpenSeaのアカウントの作成手順を解説

画像:OpenSea

OpenSeaのウォレットを作成する【4ステップ】

OpenSeaのアカウント作成手順の大きな流れは以下になります。

  • (STEP1)OpenSeaのトップページに移動する
  • (STEP2)MetaMaskにサインインする
  • (STEP3)アカウントの基本情報を入力する
  • (STEP4)OpenSeaからのメールを確認する

OpenSea上での操作は非常に簡単なので、数分あれば完了します。

実際に取引するには、仮想通貨(イーサリアム)を入金するためにMetaMask(仮想通貨ウォレット)を連動させる必要があります。

MetaMaskのウォレット作成方法は、先ほど解説した通りです。まだの方はこちらをご確認ください。

(STEP1)OpenSeaのトップページに移動する

まずは、OpenSeaのトップページに進みましょう。

(STEP2)MetaMaskにサインインする

STEP2では、OpenSea上でMetaMaskにログインします。

  • 次のページで「MetaMask」を選択
  • 自動的に自分のアカウントが表示されますので、接続を選択

(STEP3)アカウントの基本情報を入力する

続いて、OpenSeaのアカウント基本情報を入力しましょう。

  • OpenSeaのアカウント基本情報を入力
     ※ SNSを連結させることも可能
  • ウォレットアドレスは既に入力されています
  • 入力完了後、「Save」を選択

(STEP4)OpenSeaからのメールを確認する

STEP4で、メール認証しアカウント作成は完了です。

  • OpenSeaから確認用のメールが届く
  • メール内の「VERIFY MY EMAIL」を選択
  • OpenSeaのアカウント作成が完了
    ※トップページで「Profile」を選択し、自分のアカウントが表示されていれば問題なくアカウントが作成できています。

OpenSeaのアカウント作成手順は以上になります。もっと詳細に手順を確認したい場合は、以下の記事に「画像付き」で解説していますので、そちらをご確認ください。

スマホアプリでOpenSeaを利用する方法/設定手順

スマホでやる場合、事前にPCでアカウント/ウォレットを作成しましょう

  • (ステップ1)スマホでアプリをインストールする
  • (ステップ2)OpenSeaプロフィールからMetaMaskに移動する
  • (ステップ3)MetaMaskにログインする
  • (ステップ4)MetaMask内のブラウザでOpenSeaを開く
  • (ステップ5)MetaMaskとOpenSeaを接続する
  • (ステップ6)OpenSeaに戻り接続できたか確認する

以上が、スマホでOpenSeaを開始するための作業になります。

注意点としては、上記の手順の場合は「OpenSeaアカウント」「MetaMaskウォレット」を事前にPCで作成しておくことが必要です。各アカウント/ウォレットはPCで操作し作成する方が簡単なので、事前にPCで作成することをオススメします。

スマホでの設定手順は、以下の記事で詳しく解説しています。

※またOpenSeaでNFTを購入する場合は、イーサリアムが必要となります。イーサリアムはコインチェックやビットフライヤーで購入し、「MetaMaskの自分のウォレット」へ入金が必要です。

OpenSeaでNFTを購入するには「イーサリアム」が必要

OpenSeaでNFTを購入するためのイーサリアムは、国内取引所で購入しMetaMaskへ送金する必要があります。

海外取引所でも送金可能ですが、使用しにくいので国内取引所がおすすめです。

MetaMaskへイーサリアムを入金するための「おすすめ取引所」2選

おすすめ取引所(口座)は「コインチェック(Coincheck)」「ビットフライヤー(bitFlyer)」になります

先に特徴を述べると、

コインチェックはOpenSeaとは別でCoinCheck NFTというNFT売買サービスを展開しており、NFTに興味がある方はおすすめです。

ビットフライヤーはとにかく少額から仮想通貨を売買できます。積み立て購入であれば1円から購入可能なので、少額をつみたてていき、長期投資したい方などは非常におすすめの取引所です。

取引所名称スマホ取引
(販売所)
スマホ取引
(取引所)
スマホ
つみたて購入
他サービス
1コインチェック
(Coincheck)

×貸仮想通貨
CoincheckNFT
500円から投資可能
2ビットフライヤー
(bitFlyer)
Tポイント連携
bitFlyerクレカ
1円から投資可能

コインチェック(Coincheck)〜仮想通貨からNFT売買まで万能〜

コインチェック(Coincheck)は、取引所の中で最大級となる17種類もの仮想通貨に対応しており、国内だとコインチェックでしか購入できない仮想通貨もいくつかあることも1つの特徴です。

  • ビットコインアプリダウンロード数No.1
  • 国内最大級の取り扱い通貨数
  • 取引所の取引手数料が無料
  • 500円から仮想通貨が購入できる
  • 初心者でもわかりやすいアプリ
  • 話題のNFT取引に対応(Coincheck NFT)

またセキュリティ面に関して、実はコインチェックは2018年に一度ハッキングされています。

しかしその後東証一部上場のマネックスグループ傘下に入り、複数の企業と連携して安全性の確保に取り組んだことで、現在は取引所の中で最もセキュリティ面で安心感がある取引所となっています。

つまり現在はセキュリティ面が気になる方でもコインチェックだと安心して仮想通貨の取引を行うことが可能です。

コインチェックのセキュリティ対策に関して

  • コールドウォレット(オフラインウォレット)での資産管理
  • 顧客資産と会社資産の分別管理
  • アカウントログイン時の2段階認証
  • SSL暗号化通信

2018年1月に受けたハッキングでコインチェックは約580億円相当の暗号資産NEMが外部に流出しました。その後の2018年5月に、コインチェックは東証一部上場企業「マネックスグループ」の完全子会社になり、セキュリティを大幅に強化されました。

そして現在では、金融庁から「暗号資産交換業者」としての認可を受けて取引所が運営されています。金融庁から公式に認められた取引所なので、現在のコインチェックはセキュリティ面でも問題ないと言えます。※暗号資産交換業者 関東財務局長 第00014号

Coincheck(コインチェック)の特徴
  • 500円から仮想通貨を購入することが可能
  • 東証一部上場企業「マネックスグループ」が運営。安全性が高い
  • 「取引手数料」「入金手数料」が無料
  • スマホアプリが使いやすく、初心者に人気
  • 累計ダウンロード数は「400万」を突破
  • ビットコインアプリ ダウンロード数No.1
  • 金融庁から「仮想通貨交換業者」として正式に登録済み

ビットフライヤー(bitFlyer)〜少額投資やクレカなど便利度が高い〜

bitFlyerは業界内でも多くの仮想通貨を扱っており、実績も豊富な大手企業です。

ビットフライヤーがおすすめの理由は、顧客に選ばれ続けている点です。他にも各種手数料が無料だったり、セキュリティ面でも安心感が高い点も高評価につながっている点です。

  • 各種手数料が無料(販売所売買、振込手数料など)
  • 7年以上ハッキングゼロの次世代セキュリティ体制
  • つみたて投資可能
  • 1円でビットコインが買える
  • イーサリアムを取引所で売買できる
  • bitFlyerクレカでビットコインが貯まる

また住信SBIネット銀行や三井住友銀行との相性が良く、入金手数料が無料です。既にSBI証券で株式投資を行なっている方にオススメです。

ビットフライヤーでは、利用金額に沿ってビットコインが貯まるクレジットカードが発行されています。ビットフライヤーの口座とクレジットカードを連携させることで利用代金の0.5%~1.0%のビットコインが付与されます。ビットコインがポイントではないため、値上がりが期待できます。

またつみたて投資では1円から投資できたり、とにかく少額から投資したい場合はビットフライヤーで仮想通貨の取引を開始することをおすすめします。

bitFlyer(ビットフライヤー)の特徴
  • 各種手数料が無料(販売所売買、振込手数料など)
  • 7年以上ハッキングゼロの次世代セキュリティ体制
  • つみたて投資可能
  • 1円でビットコインが買える
  • イーサリアムを取引所で売買できる
  • bitFlyerクレカでビットコインが貯ま
  • 「暗号通貨交換業者」として正式に登録済み

まとめ

この記事では、OpenSeaでアカウント・MetaMaskでウォレットを作成する手順を解説しました。

OpenSeaでNFTを売買するためには、「イーサリアム」が必要となります。イーサリアムを購入しMetaMaskのマイウォレットに入金しOpenSeaで決済するという流れになります。

イーサリアムは様々な取引所で購入可能ですが、「コインチェック」や「ビットフライヤー」が初心者の方には使用しやすくおすすめです。

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