※ 記事更新:2022年9月10日(土)
この記事では、NFTアートの取引を簡単にできるサイト「OpenSea(オープンシー)」をスマホで使用できるように設定する手順を解説します。
具体的には、「既に作成されたMetaMaskのウォレット」と「OpenSeaのアカウント」を「スマホ上で接続する」ことで、スマホのOpenSeaアプリでログインする手順を解説します。
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スマホでOpenSeaを始める手順(全6ステップ)

以上が、スマホでOpenSeaを開始するための作業になります。
全ステップを実際にスマホで操作した際の画像を載せながら、解説していきます。
注意点としては、上記の手順の場合は「OpenSeaアカウント」「MetaMaskウォレット」を事前にPCで作成しておくことが必要です。各アカウント/ウォレットはPCで操作し作成する方が簡単なので、事前にPCで作成することをオススメします。
またOpenSeaでNFTを購入する場合は、イーサリアムが必要となります。イーサリアムはコインチェックやビットフライヤーなどで購入し、「MetaMaskの自分のウォレット」へ入金が必要です。特に、ビットフライヤーの場合はイーサリアムを安く購入することができます。
※ PCでMetaMaskのウォレットを作成する
MetaMaskで仮想通貨ウォレットを作成していない方は、以下の記事または、記事の後半で簡単に紹介しているので、事前に作成しておきましょう。
数分〜10分あれば作業は完了します。以下の記事では全て画像付きで解説しています。
ウォレット作成途中に「リカバリーフレーズ(Secret Recovery Phrase)というものが出てきますので、必ずメモを取るようにしましょう。スマホでログインする際に必要となります。
※ PCでOpenSeaのアカウントを作成する
OpenSeaのアカウントを持っていない方は、以下の記事もしくは記事の後半で簡単に紹介しているので、事前に作成しておきましょう。
数分〜10分あれば作業は完了します。以下の記事では、全て画像付きで解説しています。
(ステップ1)スマホでアプリをインストールする
では既に「OpenSeaアカウント」「MetaMaskウォレット」をPCで作成している前提で、具体的なスマホ上での作業を解説していきます。
まずは自分のスマホで「OpenSea」「MetaMask」をインストールしましょう。

特に問題なくインストールできると思いますので、次のステップに進みます。
(ステップ2)OpenSeaプロフィールからMetaMaskに移動する
2つをインストールできたら、OpenSeaのアプリを開きましょう。
下画像の一番右の画面まで進みます。

続いて「Profile」を選択し、「Connect with Wallet」で「MetaMask」を選択します。

MetaMask選択後、開始をタップし進みます。
(ステップ3)MetaMaskにログインする
「ウォレットのセットアップ」という画面まで進んだら、「シークレット リカバリー フレーズを使用してインポートする」を選択します。
一番右の画面まで進んだら、PCでウォレットを作成した際にメモした「自分のシークレット リカバリー フレーズ」をここに入力しましょう。各単語の間は 半角スペース で入力します。

パスワードも自分で設定したパスワードを入力し、「インポート」をタップします。
(ステップ4)MetaMask内のブラウザでOpenSeaを開く

リカバリフレーズとパスワードに問題なければ、ログインされマイウォレット画面(一番左の画面)が表示されます。
マイウォレット画面から、「三」の中の「ブラウザ」に進み、URL入力画面に進みましょう。
(ステップ5)MetaMaskとOpenSeaを接続する
URL入力部分に「OpenSea」と入力し検索すると、「このサイトに接続しますか?」と表示されるので、「接続」を選択しましょう。
接続しましたと表示されたら、右上からOpenSeaアプリに戻ります。

(ステップ6)OpenSeaに戻り接続できたか確認する
OpenSeaアプリで再度プロフィールに進みます。ログインが問題なくできていたら、自分のページが表示されます。
※マイページが表示されるまで、数秒〜数十秒時間がかかる場合があるみたいです。

以上で、スマホ上でOpenSeaにログインが完了しMetaMaskとの接続も完了となります。
※またOpenSeaでNFTを購入する場合は、イーサリアムが必要となります。イーサリアムはコインチェックやビットフライヤーで購入し、「MetaMaskの自分のウォレット」へ入金が必要です。
OpenSeaとは?/MetaMaskとは?

先に、簡単に「OpenSea」「MetaMask」について紹介します。またスマホでOpenSeaとMetaMaskを接続するには、事前に「OpenSea」と「MetaMask」のアカウントが必要です。
なので、ここでは「OpenSeaのアカウントの作成方法」と「MetaMaskのウォレット作成方法」についても簡単に紹介します。
OpenSeaとは?

OpenSeaは、2017年12月に創業されたNon-Fungible Token(非代替性トークン:NFT)を売買するためのマーケットプレイスです。主にイーサリアム(ETH)を利用して行うことが可能です。
2021年にはNFTの認知度が上昇したこともあり、OpenSea内で芸術作品やコンテンツの売買が増加し、OpenSeaの知名度が急上昇しました。
OpenSeaの売上は、2021年8月に30億米ドルを超え、その後も毎月20億米ドル以上の取引量を維持しており、非常に巨大なマーケットプレイスとなっています。
OpenSeaで出来る3つのこと
OpenSeaでは、NFTに対し以下3つのことを行うことができます。
単純ですが、OpenSeaではNFTに関して何でも出来ます。
OpenSeaの「5つ」の特徴
NFTマーケットプレイスは他にも「NiftyGateway」「Syperrare」などがありますが、その中でOpenSeaは、初心者でも参入しやすい仕組みとなっており、アーティストではない一般の方でも売買を簡単にできるため利用者が急増しています。
OpenSeaのウォレットを作成する【4ステップ】
OpenSeaのアカウント作成手順の大きな流れは以下になります。
OpenSea上での操作は非常に簡単なので、数分あれば完了します。
実際に取引するには、仮想通貨(イーサリアム)を入金するためにMetaMask(仮想通貨ウォレット)を連動させる必要があります。
MetaMaskのウォレット作成方法は、先ほど解説した通りです。まだの方はこちらをご確認ください。
(STEP1)OpenSeaのトップページに移動する
まずは、OpenSeaのトップページに進みましょう。
(STEP2)MetaMaskにサインインする
STEP2では、OpenSea上でMetaMaskにログインします。
(STEP3)アカウントの基本情報を入力する
続いて、OpenSeaのアカウント基本情報を入力しましょう。
(STEP4)OpenSeaからのメールを確認する
STEP4で、メール認証しアカウント作成は完了です。
OpenSeaのアカウント作成手順は以上になります。もっと詳細に手順を確認したい場合は、以下の記事に「画像付き」で解説していますので、そちらをご確認ください。
MetaMask(メタマスク)とは?

MetaMaskは、仮想通貨(イーサリアムなど)を保管し、支払いを行なったりできるようにするWebウォレットです。イーサリアムだけでなく、イーサリアム系の仮想通貨であれば扱うことができます。
またMetaMaskの魅力は、DApps(分散型アプリケーション)や、ブロックチェーンゲームなどと連携できる汎用性の高さです。PCやスマートフォンで利用することができ、PCで利用する場合は、以下4つのWebブラウザの拡張機能として利用することができます。
- Google Chrome
- Firefox
- Brave
- Microsoft Edge
MetaMaskの利用方法
Metamaskは、仮想通貨・イーサリアムを保管するのに非常に便利なウォレットです。またその他のあアプリやサイトと連携されることができ、「OpenSea」への連携も可能なため最近利用者が増えています。
具体的には、以下のような流れでMetaMaskを利用することになります。
MetaMaskは、シンプルで無駄がなく、サポートも豊富なため、初心者の方にも安心して利用できる仮想通貨ウォレットです。
実際に2016年9月に公開された後、21年11月度に月間アクティブユーザー数が2000万人を突破し、著しい成長を見せているシステムです。
ウォレット作成は、無料なのでイーサリアム系の通貨を取引する場合や、ブロックチェーン関連サービスを利用する場合に備えて、作成しておくと便利です。
MetaMaskのウォレットを作成する【4ステップ】
MetaMask(メタマスク)のウォレットを作成し、Google Chromeに接続する手順は以下の4ステップになります。
(STEP1)MetaMask(メタマスク)のトップページに進む
STEP1は以下の手順で進めます。
(STEP2)MetaMaskをChromeにインストールする
STEP2は以下の手順で進め、品質向上のご協力に関して「同意する」まで進みます。
(STEP3)パスワードを設定する
STEP3は以下の手順でパスワードを設定しましょう。
(STEP4)リカバリーフレーズを確認する ※重要
STEP4は、非常に重要なので注意して進めましょう。
リカバリーフレーズをしっかり保管したら、ウォレット作成完了です。
MetaMaskの自分のウォレットアドレスを確認しよう
Google Chromeの右上にあるマークを選択し「MetaMask」をクリックしましょう。拡張機能としてMetaMaskが立ち上がります。立ち上げると、ウォレットアドレスの一部が表示されていますので、ここにマウスを合わせると「クリップボードにコピー」が表示されます。
OpenSeaとの連動や、コインチェックやビットフライヤーからの送金時は、ここのウォレットアドレスを入力し作業を行いましょう。
MetaMaskのウォレット作成手順は以上になります。もっと詳細に手順を確認したい場合は、以下の記事に「画像付き」で解説していますので、そちらをご確認ください。
OpenSeaで使用する「イーサリアムを安く買う」方法

まず結論として、OpenSeaでNFTなどを購入するために使用する「イーサリアム」を買うには、「ビットフライヤーがおすすめ」です。
ここでは、イーサリアムを買う時、なぜビットフライヤーがおすすめなのかを解説します。
先に理由を言うと、以下の2点がイーサリアムを買う時に、ビットフライヤーがおすすめとなる理由です。
特に1つ目の理由である「手数料が安い取引所で購入できる」のが、ビットフライヤー(bitFlyer)をおすすめする大きな理由になります。
ビットコインやイーサリアムなどといった暗号資産を購入する際には、「手数料」が必要となります。この手数料は販売所の場合は、3.5%の金額が必要となります。
一方でビットフライヤー(bitFlyer)の取引所の場合は、「最大0.15%」の手数料で済みます。
販売所 | 取引所 | |
---|---|---|
購入時 | 約3.5% | 最大 0.15% |
売却時 | 約3.5% | 最大 0.15% |
「約3.5%」と「最大0.15%」の場合、どちらがお得にイーサリアムを購入できるかはすぐにわかると思います。
詳しい購入時の手数料検証は、「ビットフライヤーでイーサリアムの買い方を徹底解説」の記事の中で解説していますので、気になる方はご覧ください。
とにかく、OpenSeaで使用するためのイーサリアムを安く、効率的に購入したい場合は、ビットフライヤー(bitFlyer)がおすすめです。
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まとめ
この記事では、OpenSeaとMetaMaskをスマホ上で接続し、OpenSeaにスマホからログインする手順を解説しました。
事前に、MetaMaskのウォレットとOpenSeaのアカウントをPCで作成していると簡単に設定ができ、数分あれば全ての作業を完了させることができます。
OpenSeaでNFTを売買するためには、「イーサリアム」が必要となります。イーサリアムを購入しMetaMaskのマイウォレットに入金しOpenSeaで決済するという流れになります。
イーサリアムは様々な取引所で購入可能ですが、「コインチェック」や「ビットフライヤー」が初心者の方には使用しやすくおすすめです。
特に、ビットフライヤーだと購入時の手数料を安く抑えることができ、効率的にイーサリアムを購入できるのでおすすめです。
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