この記事では、わが家のNISAでの運用実績をブログ上で公開したいと思います。
20代・30代の方でこれから資産運用、特にNISA制度の活用を考えている方も多いと思います。
本ブログは、資産運用に関する情報発信をしています。
今回は、わたしたちの運用実績(NISA)を紹介し、NISA制度がどれぐらい重要なのかをブログ内で紹介していきますね。

おむこ
* SBI証券は三井住友カード経由でかなりお得な話
* 新NISAをもっと知るための記事
NISA運用実績をブログで公開|現役銀行員

これからNISAを使って資産運用を始めたいけど、
実際のところ、NISAって本当に意味あるの?
これから資産運用を始める人は、資産運用でどれぐらい増えるのか気になると思います。
また、NISAってどれだけメリットのある制度なのかもイメージが掴みにくいと思います。
なので、わが家のNISAでの資産運用状況を本ブログで紹介します。
そして、資産運用やNISAの効果をイメージしてもらえたらと思います。
運用実績(2020年〜:現在4年目)
わが家のNISA(つみたてNIS)での運用実績を先に紹介します。
細かい状況は、その後に説明しますね。まずは実績をブログ内で公開します。
* わが家のつみたてNISA運用実績(一人分)
年 | 購入額 | 上昇率 | 運用益 |
---|---|---|---|
2020年 | 400,000円 | +75.9% | 703,440円 (+303,440円) |
2021年 | 400,000円 | +28.4% | 513,600円 (+113,600円) |
2022年 | 400,000円 | +9.7% | 438,800円 (+38,800円) |
2023年 | 155,424円 | +8.5% | 168,635円 (+13,211円) |
合計 | 1,355,424円 | ー | 1,824,475円 (+469,051円) |
現状、私自身のNISAでの運用実績はこんな感じです。
夫婦で同じ内容でやっているので、家庭だとこの額の2倍となります。
運用状況をみると、コロナショックや2022年のインフレの影響でも株価低迷など、2020年以降様々な場面がありましたが、順調に資産は増えています。
現時点で「NISAで約20万円節税」できている
本来、資産運用を行って利益が出ると、利益の約20%は税金として取られます。
しかし、NISA枠内での運用なので、わが家の場合、現時点で税金として取られるはずだった「93,810円」は非課税となります。
これが夫婦だと2人分なので、3年と少しで、わが家は約20万円の節税となっていることがわかります。
これがNISA制度の大きなメリットとなります。
わが家の運用状況|細かい運用条件などなど
運用実績が分かったところで、細かい運用条件などを説明していきます。
これからNISAを始める方は参考にしてみてください。わが家の運用状況は以下のような感じです。
- つみたてNISAをフルに使用
- 月33,333円(年40万円)を夫婦2人とも実施
- 運用商品:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- 証券会社:SBI証券
- 銀行:住信SBIネット銀行
- クレカ積立:三井住友プラチナプリファード
(ポイント還元率が「5%」と業界最高率)
ポイントは、つみたてNISAを利用している点です。また投資先の商品は米国株式100%です。
金額は、わが家ではNISAを上限額いっぱいまでの40万円を運用してます。
iDeCoや確定拠出年金・財形貯蓄などよりも、効率的に運用できるのがNISAと考えているので、資産運用はNISAを優先しています。
(参考①)SBI証券・住信SBIネット銀行・三井住友プラチナプリファードを選択している理由
ご参考までに、なぜ「SBI証券」を使用しているかをかんたんに紹介します。
不要な方は、次の章まで飛ばしてください。
- SBI証券
- 銀行との連携が便利
- 優秀な投資信託が揃っている
- ポイント還元制度も優秀
- 会社が安定している
- 住信SBIネット銀行
- 各種手数料が安い
- SBI証券との連携が便利
- 三井住友プラチナプリファード
- SBI証券でのクレカ積立で使用
- 投資信託購入時のポイント還元率が「5%」
- 日常の買い物のポイント還元率もかなり高い
- 年会費33,000円だが、すぐに元が取れる
わが家では、資産運用を「SBI証券」で行なっています。
SBI証券を選択し、関連する「住信SBIネット銀行」「三井住友カード」でのクレカ積立を選択したという感じです。
クレカ積立は運用額の0.5〜5%のポイント還元があります。5%はかなり大きいので、わが家はそれもフルに活用するため三井住友プラチナプリファードを利用しているという感じです。
三井住友プラチナプリファードでのクレカ積立に興味ある方は、三井住友カードの公式サイトか、以下の記事などを参考にしてみてください。
SBI証券・住信SBIネット銀行・三井住友カードなどの同時申し込み手順が知りたい方は以下の記事に全てまとめていますので、ご覧ください。
(参考②)楽天証券を選択しなかった理由
資産運用を始める方、若い方からは、楽天証券も人気があると思います。
ここからは個人的な意見ですが、楽天グループは楽天モバイル事業の赤字が続いています。
モバイル事業の皺寄せがどこかの事業に来ると思いますし、この点から長期で考えた時、楽天証券よりもSBI証券の安定性があると考えています。
※ 実際、楽天証券のクレカ積立のポイント還元率は、一度改悪されたあとに元に戻ったりと、コロコロ変わったりしてグループ全体的に安定性に欠けると感じています
なので、我が家ではSBI証券を選択しました。

NISA運用で非課税効果の実績はどれぐらい?

わが家での3年少しのつみたてNISAの運用実績でも、夫婦2人分で約100万円程度の利益が出ています。
(これはタイミングにもよるので、将来を保証するものではないです)
そしてNISAでの非課税効果は、その約20%なので「約20万円」の非課税効果となっています。
では、これがもっと長期間になった場合、どうなるのか試算してみようと思います。
わが家の実績で計算
3年間のわが家の運用実績だと、ざっくり「14%/年」で資産が増えました。
ただ、一般的に米国株の年間リターンは「7~9%」とも言われます。
なので、ここでは「7%」と「14%」の2つのパターンでつみたてNISA前提で「20年間」運用した試算をしてみます。
- 毎月3万円をつみたてNISAの中で運用
- 年間上昇率は「7%」「14%」で試算
- このときの資産額とNISAの非課税効果を確認
シミュレーション結果
パターン① | パターン① | |
---|---|---|
上昇幅 | 「7%/年」 | 「14%/年」 |
合計投資額 | 720万円 | 720万円 |
運用利益 | 674万円 | 3183万円 |
最終試算額 | 1563万円 | 3903万円 |
NISAでの 非課税効果 | 169万円 | 636万円 |
どちらのパターンでも、資産は大きく増えていますね。
特に14%の場合の方が資産の上昇幅は大きいですが、現実的には「7%/年」で考えた方がいいと思います。
その「7%/年」でもみても、20年で資産は倍近くまで上昇。NISAでの非課税効果は「169万円」と試算できました。
20年後に「数百万円」節税できるのがNISA制度
試算した結果、NISAでの運用では、20年間で約数百万円の節税効果があるとわかりました。
これが仮に、夫婦それぞれで運用していた場合、運用利益・節税効果は、その2倍となります。
今回は簡単な試算をしましたが、実際はもっと複雑な計算となり、実際よりも資産は増え、ぜつ税効果も大きいです。
なので、資産運用では必ずNISA制度を利用するようにしましょう。
今回の資産で省略した部分や、もっと細かい資産を知りたい方は、以下の動画を参考にしてみてください。
20代・30代のNISA利用率

では、われわれ20代・30代の人は、いったいどれぐらいNISAを利用しているのでしょうか?
現在NISAは、どれぐらいの人が使ってる?
では、NISA制度はどれぐらいの人が利用しているのでしょうか。
2022年末時点でのNISA口座数は「1179万口座」となっています。
NISA口座は、1人1口座しか開設できないため、日本の約1割程度の方しかまだ利用できていない状況ということです。
* NISA口座数(2022年末時点)

NISAって何歳ぐらいの人が使っているのか?
NISAを利用している年代ですが、年代別のデータを見ると、30代・40代が多くなってます。
ここで注目したいのは、20代・30代の方は「つみたてNISA」の利用が多い点です。

20代・30代のNISA・利用率
20代・30代のNISA利用率をみてみます。
おおよそ数%です。かなり低いです。
* 20代・30代のNISA利用率
20代 | 30代 | |
---|---|---|
人口 | 約2000万人 | 約2400万人 |
つみたてNISA 口座数 | 約113万 口座 | 約164万 口座 |
一般NISA 口座数 | 約31万 口座 | 約78万 口座 |
つみたてNISA 利用率 | 5.7% | 6.8% |
一般NISA 利用率 | 1.6% | 3.3% |
NISA全体 利用率 | 7.3% | 10.1% |
つみたてNISAに限ると、20代で5.7%、30代で6.8%とかなり低いです。
一般NISAに比べても、20代・30代ではつみたてNISAの方が口座数が多いことがわかります。
若い世代ほど長期運用で「つみたてNISA」を利用している
ただ、NISAを利用している人の中では、一般NISAではなく、つみたてNISAを利用している人の方が多いです。
非課税対象期間が5年と短い「一般NISA」よりも、もっと非課税対象期間が長い「つみたてNISA」の方が人気というわけです。
資産運用は、時間軸をどれだけ長く取れるかが重要で、若い人はそのメリットを活かそうと「つみたてNISA」を選択していると言えます。
長期で運用してでた利益に対して、20%の税金を持っていかれないように、これから資産運用を始めるという方は、非課税口座(NISA制度)をうまく使って資産を上手に運用しましょう。

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20代・30代の平均投資額(月平均)
ではつみたてNISAなどの制度の中で、20代・30代の方はどれぐらい資産運用を行っているのでしょうか。
20代・30代の方でつみたてNISAを利用している方の平均つみたて額は、毎月1.5万円〜1.7万円程度となってます。
* 20代・30代の平均つみたて額
20代 | 30代 | |
---|---|---|
人口 | 約2000万人 | 約2400万人 |
つみたてNISA 口座数 | 約113万 口座 | 約164万 口座 |
新規買付 金額 | 2054 億円 | 3489 億円 |
つみたてNISA 1口座あたりの 平均買付額 | 181,770 円/年 | 212,744 円/年 |
毎月平均 つみたて額 | 15,148 円/月 | 17,729 円/月 |
つみたてNISAは、年40万円が最大額なので、月平均だと3.33万円になります。
平均つみたて額が「1.5万円/月」ということは、最大金額じゃなくても、できる範囲でNISAを利用している方が多いということになりますね。
なので、みなさんの状況に合わせて、少しづつでも資産運用を始めるといいと思います。
ご自身で考えたり、判断するのが難しいようであれば、ファイナンシャル・プランナーに相談するとここに合わせた提案をしてもらえるのでオススメですよ!
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NISAの始め方

では、どうやってNISAを始めたらいいのでしょうか。ここではかんたんに紹介します。
NISAの始め方
まずは、証券口座など投資信託が扱える口座開設が必要です。
- 証券口座を開設する(銀行、証券会社)
→ 株式や投資信託を扱える口座を開く
- 証券口座を開設するときに「NISA制度の利用を申し込む」
→ 証券口座の中に、NISA制度(非課税制度)を利用できる枠を設定
「証券口座」は、必ずしも証券会社で開く必要はありません。銀行でも「証券口座」を開設することは可能です。
証券会社になんとなく不安がある人は、利用している銀行窓口に相談するのも一つの手です。
またFPの方に無料相談すると、あなたの状況に合わせたNISAの使い方などの提案を受けることもできます。
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資産運用はネット証券会社が便利
NISA含めた資産運用は、ネット証券会社を利用する方が多く、実際に便利です。
わたし自身は、「SBI証券」を利用しています。優秀な商品が揃っているのと、手数料が安く、効率的な運用が可能だからです。
またクレカ積立での還元率が「5%」と、他のネット証券に比べても圧倒的に高いのも大きなメリットです。
わが家は、それもフルに活用するため三井住友プラチナプリファードを利用しています
三井住友プラチナプリファードでのクレカ積立に興味ある方は、三井住友カードの公式サイトか、以下の記事などを参考にしてみてください。
まとめ

この記事では、わが家のNISAでの資産運用状況をブログの中で紹介しました。
つみたてNISAでの運用を始めて、約3年半ですが、運用益は40万円を超えて、NISAでの非課税効果は10万円弱となっています。
夫婦2人なら効果は倍になるのと、運用期間が20年となれば、非課税効果は数百万円となり、NISAは資産運用する上で優先度が高い制度となります。
これから資産運用・NISA制度の活用を考えている方は、これを機に始めることをオススメします。
SBI証券・住信SBIネット銀行・三井住友カードなどの同時申し込み手順が知りたい方は以下の記事に全てまとめていますので、ご覧ください。
* SBI証券は三井住友カード経由でかなりお得な話
* 新NISAをもっと知るための記事