証券会社の選び方

LINE証券の手数料は高い?他の人気ネット証券会社3社と比較

証券会社の選び方
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株式や投資信託などへ投資を行う場合、口座を開設する証券会社によってサービスや取扱商品が異なります。そのため、自分にとってメリットの多い証券会社を選びたいと考える方も多いでしょう。

近年では、複数の会社がネット証券会社として業界に参入しているため、以前より自分のニーズに合った証券会社を選びやすくなりました。そんな数あるネット証券会社の中で、普段の生活で馴染みのあるLINEが提供しているLINE証券は、多くの方が気になる証券会社の一つでしょう。

そこでこの記事では、LINE証券の基本情報や特徴、他の証券会社との手数料の違いについて解説していきます。

筆者の自己紹介

31歳。 大手金融機関総合職10年目(現在育児休暇中)。
個人顧客への資産運用、税金対策等のコンサルタント業務を担当。FP1級、宅建保有。
投資歴10年、保有資産は米国インデックス中心。

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LINE証券の特徴・基本情報

LINE証券とはどのような証券会社なのか、特徴について簡単に紹介します。

LINE証券とは

2019年8月20日におなじみのLINEから簡単に投資ができるLINE証が誕生しました。野村ホールディングス(野村證券)とLINE Financialの合弁会社のため、両者の強みを生かしたサービスが売りです。スタートから2年で口座数は80万口座を突破し、働く世代を中心に支持を得ているネット証券です。

基本情報

サービス一覧
口コミ評価高い
現物手数料
(1日定額制)
10万円
取扱商品相対取引:1,015銘柄
取引所取引:東証
投資信託:30銘柄
口座開設数50万口座以上
ミニ株
スマホ投資
引用:LINE証券公式サイト

LINE証券の利用メリット

LINE証券のメリットは大きく分けて5つあります。

LINE証券のメリット
  • 少額から株式投資ができる
  • スマホから簡単に口座開設、投資が可能
  • 即時注文・約定が平日夜21時まで受付可能
  • タイムセールやキャンペーンでお得に投資ができる
  • LINEポイントで株や投資信託が買える

少額から株式投資ができる

LINE証券では、「いちかぶ(単元未満株)」という愛称で、1株単位(単元未満株)で株式の取引ができることも魅力の1つです。一般的な株式取引は、100株単位(単元株)での取引となり、取引に数十万円の資金が必要になることがほとんどですが、「いちかぶ」であれば、1株数百円から有名企業に投資ができます。単元未満株でも、保有している株数に応じた配当金が受け取れることもメリットです。

また、投資信託であれば最低100円から買付が可能です。資金が少ない方や初心者で少額から投資にチャレンジしたい方におすすめの証券会社と言えます。

スマホから簡単に口座開設、投資が可能

LINE証券は専用のアプリをダウンロードする必要がなく、LINEアプリから取引が可能です。スマホでの取引を想定したページになっているため、スマホから簡単に操作を行うことができます。

LINE証券は、LINEアプリから簡単に口座開設の申し込みができます。LINE証券では、カメラ機能を使って本人確認書類を提出するため、郵送物のやりとりを行わずに、口座開設が可能です。(マイナンバーカードがない場合は、郵送でのやりとりが必要)

即時注文・約定が平日夜21時まで受付可能

通常、株式の取引は、東京証券取引所の取引時間内でしかできませんが、LINE証券では、銘柄(※)によっては、株式市場が閉まっているお昼の時間帯や、夜間にも取引ができます。平日お仕事で忙しい社会人の方にとって大きなメリットと言えるでしょう。

また、株式と上場投資信託(ETF)は、注文時に表示される価格で即時注文や約定が可能です。通常の取引では何円で注文を出そうかと悩む場合もありますが、LINE証券ではそうした心配が必要無いシンプルな作りになっています。

※Aグループに分類されている銘柄

タイムセールやキャンペーンでお得に投資ができる

LINE証券では、不定期で株のタイムセールが行われており、最大7%オフで株式を買付することができます。

また、現在「初株チャンスキャンペーン」というお得な特典サービスを実施しており、このキャンペーンを活用すると、新規で口座開設するだけで「最高3株分」の購入資金をもらうことができます。

自己資金0円でとりあえず試しに株式投資を行いたい方にはもってこいです。

LINEポイントやLINE Payを利用しての投資が可能

LINE POINT CLUB公式サイトより

LINEポイントを1ポイント=1円として、株式や投資信託の購入代金に充てることができます。

LINEPayなどで貯まったポイントを投資に回すことができるため、自己資金を出すことなく試しに投資を始めてみたい方におすすめです。

LINE証券のデメリット

LINE証券のデメリット
  • 投資信託の取扱商品数が少ない
  • NISA・つみたてNISA・iDeCoが使えない

投資信託の取扱商品数が少ない

LINE証券で取り扱いのある投資信託は2021年8月時点で30本です。2,000本以上の商品を取り揃えている大手ネット証券のSBI証券や楽天証券と比較すると、本数がかなり厳選されています。

NISA・つみたてNISA口座に対応していない

LINE証券はNISA・つみたてNISAに対応していません。NISA・つみたてNISAの利用を考えている場合は、他の証券会社と合わせた利用がおすすめです。

こんな人にLINE証券をおすすめ

LINE証券がおすすめな人
  • 気軽に株式投資を始めたい人
  • 少額で株式投資を始めたい人

LINE証券では、キャンペーンを活用すれば自己負担0円から株式投資を始めることができるため、投資を始めようか迷っている人はぜひキャンペーンを利用して投資デビューするのがおすすめです。

投資家
投資家

株の知識はないですが、

3株無料キャンペーンに釣られて投資デビューしました。

投資家
投資家

スマホで簡単に口座開設ができるので、

気軽に始めることができました。

LINE証券の手数料

LINE証券の取引にかかる手数料について解説します。取引ごとに手数料が異なりますので、ひとつづつ紹介していきます。

現物取引

現物取引とは、各証券取引所に上場している株を売買する取引(取引所取引)のことです。LINE証券では、東京証券取引所に上場している約3,700銘柄を100株単位で取引することが可能です。

現物取引の手数料は、取引金額により異なります。

ネット証券の主力であるSBI証券や楽天証券と並び、LINE証券は業界最低水準の手数料となっています。

現物取引手数料の比較

いちかぶ(単元未満株)

LINE証券のいちかぶ(単元未満株)の取引手数料については、このように説明されています。

手数料は無料です。ただし、LINE証券が提示する価格は基準価格に取引コストとして、スプレッド(差額)を乗せる方式としています。

LINE証券公式サイトより

取引にかかる手数料は無料だが、いちかぶでは市場価格に取引コストが乗った価格で株の売買が行われるということです。

取引コストの例

このような手数料を導入している理由について公式サイトにはこのように記載されています。

一般的な100株単位(単元株)の取引ではなく、少ない株数で取引ができる仕組みを維持するための取引コストと考えれば、コストがかかるのは仕方ないと思います。

このいちかぶの取引コストは、取引の時間帯と銘柄のグループによって異なります

グループAの銘柄の場合、取引する時間帯によって0.2%と1%と取引コストが大きく異なります。取引コストが安い時間帯に取引するのがおすすめです。

ちなみに、LINE証券の単元未満株の取引コストは業界最低水準です。

単元未満株の往復の日中取引コストの比較

信用取引

信用取引とは、現金や有価証券を担保にして、証券会社から資金や株式を借りて売買する取引のことです。

LINE証券は、約定代金に関わらず、売買手数料は無料となっています。SBI証券や楽天証券などの人気のネット証券と比較しても有利な条件となっています。

金利と貸株料についてもSBI証券や楽天証券に引けをとらない水準となっています。

信用取引売買手数料の比較
金利と貸株料の比較

投資信託

LINE証券は、投資信託の購入手数料が無料です。ネット証券の多くが、購入手数料無料で投資信託を買付することができるため、LINE証券が特段有利というわけではありませんが、投資信託の買付を検討しているユーザーにとっては嬉しいポイントです。

ちなみに、どの金融機関で買付をしても投資信託の運用期間中にかかる信託報酬というコストは発生します。ファンドの信託報酬は、運用会社が定めたパーセントで徴収されるため、買付する金融機関による差はありません。

有名ネット証券会社3社の特徴・基本情報

以下では主なネット証券会社のメリットなどを紹介します。証券会社を選ぶ際の参考にしてください。

会社名LINE証券SBI証券楽天証券マネックス証券

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積立nisa銘柄数175銘柄177銘柄151銘柄
IPO実績(2020年)85社38社50社
投資信託銘柄数30銘柄2,680銘柄2,687銘柄1,218銘柄
外国株9カ国6カ国2カ国
米国株取扱銘柄数4200銘柄3966銘柄4,297銘柄
米国ETF取扱銘柄数307銘柄324銘柄316銘柄
口座開設最短日数翌営業日翌営業日翌営業日翌営業日
口座開設無料申し込み無料申し込み無料申し込み無料申し込み

SBI証券の特徴

SBI証券はネット証券のなかで口座数No.1の証券会社です。豊富なサービスと取扱商品、IPO実績の多さなどが魅力です。

SBI証券では、Tポイントを投資信託の購入資金に充てることができたり、投資信託の保有残高や株式の売買手数料などに応じてTポイントが貯まるなど、おトクに取引ができる点も魅力です。また、投資信託の積立投資をクレジットカード払いで行うことができ、クレジットカードのポイントを貯めながら、積立を行うこともできます。

楽天証券の特徴

楽天証券は、新規の口座開設数が伸びている人気の大手ネット証券の一つです。楽天スーパーポイントを貯めたり、使用することができるので、特に楽天ユーザーにおすすめのネット証券です。

マネックス証券の特徴

マネックス証券は、米国株取り扱い数No.1であり為替手数料も買付時は無料と、優れた点が多くあります。

加えて株価チャートをみるアプリなども豊富にあります。初心者の方もツールなどを使いこなせればかなり便利な証券会社となっています。

LINE証券とネット証券会社3社の手数料を比較

証券会社選びで必ず確認しておきたい項目の一つである手数料は、どの証券会社で投資を始めるかの決め手にもなりやすいポイントです。LINE証券とその他の人気ネット証券のインターネットで取引した際の手数料がどれだけ異なるのか、比較してみました。

現物取引の場合

約定代金
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5万円55円55円55円110円
10万円99円99円99円110円
20万円115円115円115円180円
50万円275円275円275円495円
100万円535円535円535円1,100円
150万円640円640円640円約定金額の0.11%
3000万円1013円1013円1013円約定金額の0.11%
3000万円超1070円1070円1070円約定金額の0.11%
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例:1株1000円 1単元(100株)購入する場合(2021年9月時点)


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手数料99円99円99円110円
定額コース0円0円
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10万円の現物取引の場合、ネット証券であれば、100円前後の手数料で買付が可能です。例えば、野村證券の窓口で買付を行なった場合、10万円の取引でも手数料が2860円かかります。ネット証券の安さがおわかりいただけると思います。

国内株の現物取引のコストは、LINE証券、SBI証券、楽天証券が横並びです。

単元未満株の場合


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愛称いちかぶS株取り扱いなしワン株
買付手数料無料0.55%
(55円〜)
無料
売却手数料無料0.55%
(55円〜)
0.55%
(52円〜)
スプレッド0.2〜0.5%※なしなし
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※時間内取引の場合

例:1株1000円 1株購入する場合


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愛称いちかぶS株取り扱いなしワン株
買付手数料無料55円無料
売却手数料無料55円52円
スプレッド2円※なしなし
無料申し込み無料申し込み無料申し込み無料申し込み

※銘柄グループA、日中取引の場合

単元未満株の取引をする場合は、手数料がかからないLINE証券が有利です。LINE証券のスプレッドコストは日中取引の場合は0.2〜0.5%(銘柄グループによって異なる)、夜間取引の場合は1%となっています。

単元未満株を中心に取引を行うのであれば、LINE証券を利用するのがおすすめです。

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まとめ

LINE証券を含めた4社のネット証券会社の特徴、手数料体系を比較しました。

現物取引や投資信託の手数料については、LINE証券と他のネット証券で大きな差はありませんが、単元未満株の取引や信用取引はLINE証券が他社よりも有利です。

LINE証券は、単元未満株で、少額から投資を始めたい人にぴったりの証券会社です。LINE証券のいちかぶ(単元未満株)は銘柄・取引時間ごとにスプレッドコストが異なるため、気になる銘柄がある方は、事前に手数料を調べておきましょう。

LINE証券のウェブサイトはこちら

なお、証券会社を選ぶ際は、手数料以外にも、提供されているサービスやマーケット情報の見やすさなどにも注目することをおすすめします。よく比較して、ご自身に合った証券会社を選んでください。

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投資オムタンケ
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