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LINE CFDとは?特徴・メリット・取り扱い銘柄について解説

この記事では、2022年1月にサービスが開始となった「LINE CFD」について解説します。

LINE CFDとは、LINE証券に追加された「CFD取引(差金決済取引)のサービス」です。非常に少額から取引することができるなどの大きな特徴を持つ「LINE CFD」について、特徴やメリット、取り扱い銘柄を解説していきます。

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LINE CFDとは?

LINE CFDとは、2022年1月24日にLINE証券内に追加されたCFD取引(差金決済取引)のサービスです。

CFD取引とは、レバレッジ取引を用いることで、1株の価格よりも圧倒的に安い値段で売買ができる取引です。米国株式の中でも最も人気が高いですが、株価も高いため購入できる方が限られる株式「Amazon.com(AMZN)」も、CFD取引だと、以下のような価格で取引することができます。

アマゾン
(AMZN)
最低購入価格
現物取引
(通常の株式売買)
約39万円
他社のCFD取引約7万円
LINE CFD約7000円

LINE CFDだと、通常のCFD取引よりもさらに10分の1の価格から取引することが可能となります。

つまり、アマゾンを例に挙げると、米国株を55分の1の価格から取引することが可能ということになります。※ **分の1かは、銘柄にもよるので各銘柄を確認してください

CFDとは?

CFD取引とは、Contract For Difference取引の略で、差金決済取引のことです。

売りと買いの差額から利益を出すことを目的とする取引で、保証金として一部の資金を預ける代わりに、それ以上の価格の取引が可能となります。

一方で、通常の株式の取引である「現物取引」は、株式の価格と同じだけの資金を準備し、お金と株式を交換する取引になります。

CFD取引でも、通常の株式の現物取引と同じく、株価が下落すると損をする可能性はあります。

その他のCFD取引の特徴としては、配当が出た銘柄を持っている場合、買いポジションを持っていると配当金に相当する調整金を受け取れますが、売りポジションを持っていると逆に調整金の支払いが必要となる点が注意点(特徴です)。

LINE CFDのメリット

LINE CFDは、「いちかぶちゃんレンジコース」と言います。1株をより安くチャレンジできるコースになります。

「LINE CFDで米国株を数百円から始めよう」がコンセプトとなっています。

つまりLINE CFDはの最も大きなメリットは、現物の株式を購入するよりもさらに安い価格で米国株などに投資することが可能な点です。

先ほど例に示しましたが、アマゾンの1株の価格は約39万円ですが、LINE CFDでは、7000円の保証金を預ける代わりに、アマゾン株1株分の取引を行うことができます。

他にも、アルファベット(グーグル)の1株は約35万円ですが、LINE CFDだと、約6900円の補償金で1株分の取引を始めることができます。

LINE CFD(レバレッジ取引)って大丈夫?

レバレッジ取引は、大きな価格の取引ができるため「危険」と言われることも多いです。

確かに手持ちの資金をフルに活用し、手持ち資金の何倍分にも増幅した上で最大の利益を狙う取引を行うことはリスクが高いと思います。レバレッジ取引はそのようなイメージが多いと思います。

しかしLINE CFDのコンセプトは、レバレッジを逆に利用し、1株の取引を0.1株分の資金以下といった非常に少額で取引を可能とすることです。

もちろんみなさんのイメージされている自分の資金を高額に増幅するレバレッジ取引のように、LINE CFDを1株分の資金で数十株分の取引を行うことも可能ですが、それこそ補償金の額が大きくなり危険なのでおすすめできません。

あくまでも、LINE CFDは1株の取引を非常に少額から行うために利用するのがおすすめ/特徴と覚えておきましょう。

LINE CFDってどれぐらい安く取引を開始できるの?

1株を0.1株分の資金以下で取引できるLINE CFDですが、実際の銘柄でどれぐらい安く取引を開始できるのかみてみましょう。

この記事では、米国株の個別銘柄のみ紹介していきます。2022年3月30日時点の株価および為替を参考に算出していますが、日々変動するので参考値となります。

現物取引
(1株価格)
LINE CFD
アップル21360円429円
マイクロソフト37680円774円
アルファベット
(グーグル)
35万円6900円
アマゾン39万円7000円
テスラ13万円2700円
ネットフリックス47000円964円
コカコーラ7560円153円
ディズニー17000円350円
マクドナルド30000円609円

LINE CFDではいかに安く米国株を始めることができるか分かります。

例えば、コカコーラの場合、毎日自動販売機で購入している飲み物を家から持参するなどで我慢すると、LINE CFDで1株分のコカコーラ株の取引を開始することができます。

LINE CFDであれば、米国株式をより身近に安く、簡単に開始することができます。

LINE CFDの取り扱い銘柄

続いて、LINE CFDの取り扱い銘柄をみてみましょう。LINE CFD公式ページを参考に以下記載しています。

テクノロジー銘柄
  • アップル
  • マイクロソフト
  • グーグル
  • エヌビディア
  • メタ
グローバルブランド
  • ナイキ
  • ディズニー
  • スターバックス
  • マクドナルド
  • コカコーラ
イノベーション
  • テスラ
  • ビヨンドミート
  • ブロックチェーンETF
トレンド銘柄
  • ネットフリックス
  • ズーム
  • ドキュサイン
株価指数
  • S&P500指数
  • NASDAQ100
  • 日経平均225
資源
  • 原油

米国株式の有名な企業であれば大体取り扱いはあります。

他にも、S&P500指数・NYダウ・NASDAQ100指数に連動する商品や、金・原油などの資源なども取り扱いがあり、LINE CFDでは非常に幅広い銘柄に対し、少額から取引を行うことが可能となっています。

日本の個別銘柄もいくつか取り扱いがあり、非常に株価が高い任天堂(1株6-7マン、100株だと600-700万円)も、LINE CFDであれば13000円程度から開始することができます。

LINE CFDの始め方

ではLINE CFDはどうやって始めることができるのでしょうか?

LINE CFDの始め方は以下の4ステップになります。

  • (0. LINE証券の口座開設を行う)
  • 1. CFD口座を申し込む
  • 2. LINE証券口座より、CFD口座に資金を移動させる
  • 3. 銘柄を選ぶ
  • 4. 注文する

1. LINE CFD口座を申し込む

LINE CFDのサービスは、LINE証券内のサービスのため、LINE証券の口座が必要となります。

すでにLINE証券の口座をお持ちの方は、CFD口座の申し込みをすぐに行うことが可能です。申込後、最短で2営業日程度でCFD取引が可能となります。

LINE証券の口座をお持ちでない方は、まずはLINE証券の口座開設を進めましょう。LINE証券の口座開設手順は以下の記事を参考にしてください。

2. LINE証券口座から LINE CFD口座に資金を移動させる

LINE CFD口座への資金入金(資金の振替)は、LINE証券口座から行います。銀行から直接振り込みが現在できません。

LINE証券アプリないから簡単操作で振替が可能です。「アプリ内のメニュー>振替入出金の項目」から行います。証券口座からCFD口座へ振替たい金額を入力し、振替実行で即座に振替を行うことができます。

3. 銘柄を選ぶ

LINE CFDの口座開設が完了したら、購入する銘柄を選択しましょう。

LINE CFDの特徴は、1株を0.1株以下の金額で購入できる点なので、現物取引だと数十万円必要になるような株式をLINE CFDを利用し購入するのがいいかと思います。

例えば、アマゾン・アルファベット(グーグル)・テスラ・任天堂などは現物取引で購入するには数万円〜数十万円が必要となります。普段であれば高額のため購入ハードルが高い銘柄をLINE CFDの特徴を活かして購入するのがいいかと思います。

もちろん、比較的安い銘柄をもっと安く取引を開始することもおすすめです。コカコーラなどはペットボトル1本分の資金で1株の取引を開始することができます。

4. 注文する

銘柄を選択したら、価格を指定して買い/売り注文を行いましょう。LINE CFDでは売り注文から入ることができるのも特徴です。

多くの人は、株価が上がりそうだなと思う銘柄を購入しますが、逆に株価が下がりそうだなと思う銘柄を売り注文することも可能です。

ご自身で投資戦略を練り、銘柄を選定し、買いもしくは売り注文を行いましょう。

まとめ

この記事では、LINE CFDについて特徴・メリット・取り扱い銘柄を紹介しました。

LINE CFDを利用すると、米国株1株を0.1株以下の価格から取引を開始できるため、少額から米国株を開始したい方におすすめの口座です。

LINE CFDを利用するためには、LINE証券の口座が必要なので、まだ解説していない方は以下の記事を参考にしてみてください。

LINE CFDの特徴
  • 米国株を0.1株から取引可能
  • 幅広い金融商品へ投資可能
    (日本株・米国株・原油など)
  • 経済指標をLINEで通知可能
  • シンプルな取引画面
  • 高機能チャート付きアプリ
  • CFD専用アプリもリリース
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