

新NISAになってクレカ積立も上限が上がるの?
2024年よりNISA制度が拡充され、これまで年間40万円だったつみたてNISA枠が年間120万円まで拡充されます。
新NISAでは、月10万円のつみたて投資が可能になるため、クレカ積立の上限額の引き上げがあるのか注目されています。
この記事では、FP1級保有の現役銀行員の筆者が「新NISAに合わせてクレカ積立の上限が10万円になるか」詳しく解説しています。


おむこ
クレカ積立の上限は月10万円になるのか?

クレカ積立とは、投資信託への積立投資をクレジットカード払いで行う仕組みです。
クレジットカード経由で積立を行うことで、積立金額に応じたポイントが貯まるため、積立投資をおこなている方は、必ず利用したいサービスといえます。
現状、クレカ積立で積立できるのは、月5万円までとなっています。
クレカ積立を利用できるSBI証券、楽天証券、マネックス証券などいずれもクレカ積立の上限額は5万円となっています。
特に、SBI証券×三井住友カード(NL)のクレカ積立は、還元率も0.5%~5.0%と高く、非常に注目されていますね。

クレカ積立の上限10万円への引き上げのニュース
投信購入、クレカ払いの上限10万円に倍増 新NISA対応
クレジットカードでの投資信託の購入上限額が上がる。現在は実質月5万円までだが10万円になる。2024年1月に始まる新しい少額投資非課税制度(NISA)で投資可能額が増えるのに伴い金融庁が規制を緩和するためだ。利用ごとにポイントがつくカード投資が定着している実態を踏まえ、貯蓄から資産形成の流れを後押しする。
2023年10月25日 日経新聞より
2023年10月25日 日経新聞に以下のようなニュースが掲載されました。
現状、金融庁からの規制でクレカ積立の上限は各社5万円になっています。
しかし、この記事の通り、金融庁の規制が緩和されると、クレカ積立を毎月10万円まで利用できる可能性があります。
2024年からつみたてNISAでの投資可能額が月10万円に拡充されるのに合わせて、各社クレカ積立の上限が10万円に引き上げされることが期待できます。

クレカ積立を月10万円利用できた場合のポイント付与額

クレカ積立を月10万円利用できた場合、年間でどれくらいのポイント付与を受けることができるのでしょうか。
SBI証券のクレカ積立で得られるポイント額を計算しました。
月5万円クレカ積立を利用した場合
SBI証券のクレカ積立は、利用するカードによってポイント還元率が異なります。
クレカ積立のポイント還元率が業界最高のプラチナプリファードの場合、積立金額の5%のポイント還元を受けることができます。
プラチナプリファードの場合、上限金額でクレカ積立を利用すると年間最大30,000円のポイントを獲得することができます。
また、年会費が永年無料の三井住友カード(NL)の場合は、年間最大3,000円相当のポイント還元を受けることができます。
年間ポイント付与額(1P=1円で計算)
三井住友カード プラチナ プリファード 5% | 三井住友カード ゴールド (NL) 1% | 三井住友カード (NL) 0.5% | |
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積立金額 月50,000円 年間60万円 | 30,000円 | 6,000円 | 3,000円 |
月10万円クレカ積立を利用した場合
仮に、クレカ積立の上限額が月10万円になった場合、年間120万円の積立金額にクレカ積立のポイントがつきます。
月10万円クレカ積立が利用できれば、プラチナプリファードの場合は年間60,000万円相当、三井住友カード(NL)の場合は年間6,000円相当のポイントを獲得することができます。
クレカ積立の上限が10万円に引き上げされると、年間のポイント獲得額が倍になるため、かなりインパクトの大きい変更といえます。
年間ポイント付与額(1P=1円で計算)
三井住友カード プラチナ プリファード 5% | 三井住友カード ゴールド (NL) 1% | 三井住友カード (NL) 0.5% | |
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積立金額 月10万円 年間120万円 | 60,000円 | 12,000円 | 6,000円 |

SBIのクレカ積立でつみたてNISAをお得に利用する方法

クレカ積立の上限が10万円になると、クレカ積立を利用するメリットがさらに大きくなります。
SBI証券のクレカ積立をお得に利用する方法についてまとめました。
これからクレカ積立を利用したい方、すでにクレカ積立を利用しているがポイント還元率が高いカードにアップグレードしたい方は必見です。
クレカ積立を利用するならプラチナプリファードがおすすめ

クレカ積立を利用してしっかりと積立投資を行なっていきたい方は、プラチナプリファードがおすすめです。
プラチナプリファードは、SBI証券のクレカ積立で5%の還元が得られる唯一のカードです。
仮にクレカ積立の上限が年間10万円になれば、プラチナプリファードで得られるポイント額は60,000円になります。
年会費が33,000円かかることを考慮しても、クレカ積立を利用するのであれば、プラチナプリファードが圧倒的にお得です。

現役銀行員の筆者も三井住友カード プラチナプリファードを利用してクレカ積立を行なっており、年間30,000円相当のポイントを獲得しています。
三井住友カード プラチナプリファードは、年会費が33,000円と決して安い金額ではないため、元を取れるのか疑問に思われる方も多いと思います。
筆者も同じような考えでしたが、実際に三井住友カード プラチナプリファードを発行してみると、通常のお買い物時のポイント還元率がかなり高く、いつの間にかクレカ積立以外でもかなりのポイントが貯まっています。

プラチナプリファードの新規入会キャンペーン

プラチナプリファードは、新規入会特典で最大65,000円相当のポイント付与を受けることができます。(カード利用のみの場合は最大50,000円相当)
プラチナプリファードの新規入会特典
【特典①】入会月+3ヶ月間でカード利用40万円
条件達成で40,000ポイント付与
【特典②】入会月+2ヶ月間でカード利用5万円(特典①と利用額併用可)
条件達成で5,000ポイント付与
【特典③】スマホのタッチ決済3回利用
条件達成で最大5,000ポイント付与
期間限定 〜2023年12月31日
【特典④】SBI新規口座開設+クレカ積立設定+株式取引
条件達成で15,000ポイント付与
期間限定 〜2023年12月31日
新規入会キャンペーンの条件もさほど難しくないため、カード発行後に一定額以上を利用できるという方であれば、初年度は10万円以上のポイント獲得も夢ではありません。
仮にクレカ積立の上限が10万円に引き上げされた場合、ポイント還元率が高い三井住友カード プラチナプリファードのメリットがさらに高まります。
新規入会キャンペーンが実施されている今が三井住友カード プラチナプリファードの入会のチャンスです。
\新規入会特典で最大65,000円相当ポイント付与/
プラチナプリファードで得られるポイント額は?

三井住友カード プラチナプリファードは、ポイント特化型のプラチナカードと評されるだけあり、高いポイント還元率が魅力です。
通常のカード利用時のポイント還元率は1%ですが、プリファードストア(特約店)利用時は最大10%のポイント還元を受けることができます。
プリファードストアは普段利用頻度の高いコンビニや飲食店、スーパー、ドラッグストアなど幅広いお店が登録されているため、特段意識することなくポイントをざくざく貯めることができます。
実際、筆者もプラチナプリファードを保有しているのですが、プリファードストアの利用やカードの継続特典(最大40,000p付与)があるので、実質利用額の3%程度のポイント還元を受けることができています。

お試しでクレカ積立を利用したい方は三井住友カード(NL)がおすすめ

まずは年会費がかからないクレジットカードでクレカ積立を利用したいという方には、三井住友カード(NL)がおすすめです。
三井住友カード(NL)は、年会費永年無料のクレジットカードで、クレカ積立のポイント還元率は0.5%となっています。
仮に、クレカ積立の利用額が月10万円に引き上げされると、三井住友カード(NL)でも年間6,000円相当のポイントが獲得できる計算になります。
積立投資をクレジットカード経由で行うだけで、年間6,000円相当のポイントを得ることができるのは、かなりメリットがあるといえます。

三井住友カード(NL)の新規入会キャンペーン

三井住友カード(NL)は、新規入会キャンペーンで最大21,000円相当のポイントを獲得することができます。(カード利用のみの場合は最大6,000円)
年会費が永年無料のカードで、新規入会キャンペーンでこれだけのポイントを獲得できるのはかなり魅力です。
まずは、年会費がかからないカードでクレカ積立を始めたいという方は、三井住友カード(NL)の新規入会がおすすめです。

まとめ/月10万円クレカ積立が利用できればさらにメリット大

積立投資を行っている方は、クレカ積立の利用がおすすめです。
特に、SBI証券×三井住友カード(NL)のクレカ積立は、還元率も0.5%~5.0%と高く、非常に注目されていますね。

仮に来年から、クレカ積立の上限金額が10万円に引き上げされると、クレカ積立のメリットがさらに増すことになります。
積立投資を行っている方は、必ずクレカ積立を設定し、お得に投資信託の積立を行いましょう!



